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男娼夜話 第九話

奥田(仮名)氏と言う四十代の男性からメールをいただきました。彼は、セックスを楽しむのは男性。恋愛対象は女性というバイ・セクシャルで、休日のみ、男娼(いわゆるウリセンだが、かれは古風な男娼という言葉が好きだという)をしているそうです。そんな奥田氏に、これまでの思い出に残ったセックスを書いていただきました。


【女からの依頼で行ってみたら夫婦でやってきた!】
今回の依頼主は47歳の女性だった。名前は
深田喜美(仮名)47歳。スティンガーからのメールにはそれくらいしか書いてなかった。

待ち合わせ場所で喜美を探していたら、彼女のほうから声をかけてきた。
目元が涼しい色白の美人だった。
喜美と話していると、少し離れたところにいた男性が近寄ってきた。
誰だろうと思っていると、喜美は「夫です」と男性を紹介した。
深々と頭を下げた男は、60歳くらい。
夫公認でスティンガーに登録している女性も、いないわけではない。
男性が性的不能で妻を満足させられないケースなどだ。
その場合、夫が妻の相手をする男を確かめたいというのは、わからないではない。
だから、今回もそういうケースかなと思ったんだよね。
ところが、そうじゃなかったんだ。
夫婦は、食事しながら話をしようと、近くのレストランに僕を誘った。
ワインで乾杯すると、夫がこう話したんだ。
「今日は私も同行したいんですが、よろしいですか」
僕は一瞬戸惑ったよ。
「あの、同行って、ホテルにですか?」
「はい」
夫婦は揃ってうなづいたんだ。
「だめでしょうか」
「いや、それはかまいませんけど」
僕は喜美の顔を見ながら答えた。彼女は下を向いたままだったよ。
「でも、いいんですか。あの、目の前で奥様を……」
「それはこちらからお願いしたことですから、あなたさえよければ問題ありません」
「はあ」
何も聞かされていなから、僕は少し戸惑ったが覚悟を決めた。
食事が済むと予約したホテルに向かった。
「僕はテレビでも見てるから、あとはお願いします」
「はい」
このとき、少し緊張してるのが自分でもわかったよ。
なにしろ、夫がいる前で妻を抱くなんて、初めてのことだからね。
喜美と並んでベッドに腰掛けたとき、
「夫はいないと思ってね」
彼女はそう言った。
黙ってうなづくと、
「キスしてくださる?」
彼女は、今度は夫に聞こえるような声で言ったんだ。
「あ、はい」
喜美の肩を抱き、うつむいた顔を僕のほうに向けさせてキスしたよ。
「あっ、んんっ」
すると彼女は、僕の首に腕をまわして舌を入れてきたんだ。
「ん、ん」
ってくぐもった声を出して、ぶちゅぶちゅと卑猥な音をたてて舌を絡めてきた。
明らかに、夫に聞こえるようにやってるんだよ。このときは、一種の寝取られ趣味かなって思ったんだ。
「今度はオッパイ揉んで!」
喜美のブラウスを脱がせて胸を揉んだよ。少し垂れていたけど、Dカップくらいあって揉みごたえがあった。
「あんっ、はあんっ!」
乳首を吸ったら、喜美は首を左右に振ってヨガり始めたんだ。
その喘ぎ声がハンパじゃなくってさ。部屋に響き渡るんだよ。
「あっ、うっ、ダメッ!」
喜美は体を痙攣させてすぐイった。それでも僕はぐったりした彼女に愛撫を続けた。
股間に指を入れたらまた喘ぎだした。
ワレメを舐めたら、半狂乱になって喘ぐ。
50女のヨガり方ってハンパじゃない。
「あっ! あっ! だめよ、だめっ! イっちゃう、イっちゃう、ああんっ! イクうっ!」
喜美は、ガクッガクッと痙攣して、またイってしまったんだ。
「ねえあなた、この人のオチンチンすっごくおっきいの。私、何度もイっちゃうかも」
喜美は僕にフェラチオしながら、夫にそう言ったんだ。
「よかったじゃないか。楽しみだな」
夫はそう答えて、何事もなかったようにまたテレビのほうを向いた。
喜美がベッドに寝転んだのでコンドームをつけようとすると、
「いらないから早く」
とせかされた。
正常位で挿入したら、また大きな声を上げ始めたんだ。
「うっ、うっ、おう! おう! んん! んんっ!」
って、だんだん声がすごくなる。
そのとき、夫がこっちにやってきた。
ベッドの脇にしゃがんで、僕たちのセックスを見ている。
不気味っていうか、少し怖かったな。だって、この人の奥さんを抱いてるんだからね。
すると、喜美が夫にこう言ったんだ。
「ああ、あなた、気持ちいいの!」
「そうか。見ていてわかるよ」
喜美が腕を伸ばすと、夫がその手を握りしめた。
「この人のは大きいから、気持ちいいだろ」
「うん、すごく気持ちいいの。もうイっちゃうかも」
「わかってる」
2人は手を握りあったままで、ちょうど妻の出産を励ます夫みたいな感じだ。
でも、奥さんは僕とセックスをしている。
「ああ、あなた、もうだめ。我慢できないの。いい? イってもいい?」
「ああ、イっていいよ」
「イキそう、イキそうよ、あなた、ごめんなさい。どうしよう、この人にイカされちゃう!」
「いいんだよ。この人にイカせてもらいなさい。ここで見てるからね」
「ああ、ごめんなさいあなた、ごめんなさい! イクうっ!」
喜美は夫に見守られながら全身を震わせてイった。
「あなたもイってください。このまま出していいから」
僕は夫に言われて、
「わかりました」と答えて腰を何度か強く振り、中に出して終わったんだ。
微妙な空気が流れる。
これまで感じたことのない空気。3人の間に妙な一体感があった。
「ちょっとどいてくれないか」
夫にそう言われて、僕はベッドから降りた。すると、夫が妻の股間を覗き込んでるんだ。
僕が出したばかりの精液が妻の陰部から流れ出るのを見てるんだよ。
「どう、あなた。できそう?」
喜美が顔を上げて夫を見た。
その視線の先で、夫がズボンを下ろしてペニスを握りしめていた。それは完全勃起ではなかったけど、挿入可能なくらいに立ち上がっていた。
「ああ、たぶんな。やってみよう」
「よかった!」
喜美はベッドの上に起き上がって、両手を伸ばして夫を迎える姿勢になった。
夫があわただしくズボンを脱いでベッドにあがる。
そして、なんと妻の股間を舐め始めたんだ。僕がナマ出ししたばかりなのに
喜美はうしろに手をついて、股をM字に開いてクンニされていた。
「あっ! あんっ! いいっ! きてっ! 早くっ!」
「うん! いくよ!」
夫はペニスを妻の中に押し込み、体を重ねた。
「ああっ、うれしいっ、入ってる! あなたのが入ってる!」
「うん、うん!」
2人はまるで、ここが夫婦の寝室であるかのように、僕のことを無視してセックスに没頭していた。
「あ、どうもごくろうさま。もういいから」
そのとき、夫が思い出したように僕のほうを向いて、そう言ったんだ。
「わかりました」
僕は急いで服を着てホテルを出た。


●プロフィール:
奥田浩史(おくだ こうじ)四十代なかばの独身。女性との初体験は十三歳、男性との初体験は十五歳のとき。
平日は普通の会社員だが、男娼(ウリセンとも言い、お金で男にも女にも買われる)を派遣する『スティンガー(仮称)』という倶楽部に在籍している。
趣味は性行為全般とドライブ。休日は、気が向けば車で遠出するが、そうでなければネットで一日中アダルト・サイトを見て過ごす。父親がテレビ制作会社で大道具の仕事をしていた関係で、子供の頃から撮影現場に出入りをしていた。そんなある日、急に子役が必要になり「出てみる?」のディレクターのひと言で思いがけず子役デビュー。その後、何度かチョイ役でドラマに出演し、Vシネマにも出たがパッとせずに終わった。
いわゆるバイセクシャルで、芸能界という派手な世界にいたため、売れないタレントを相手に男も女も見境なくやりまくり、やられまくった。その頃のコネで『スティンガー』を紹介され、男女を相手に後腐れのないセックスを、金をもらてやっている。
男娼を本業にするつもりはないが、性に合っているので当分辞める気もない。ルックスはお世辞にもイケてるとはいえないが、なぜか昔からオッサンと子供には好かれる。