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男娼夜話 第五回

奥田(仮名)氏と言う四十代の男性からメールをいただきました。彼は、セックスを楽しむのは男性。恋愛対象は女性というバイ・セクシャルで、休日のみ、男娼(いわゆるウリセンだが、かれは古風な男娼という言葉が好きだという)をしているそうです。そんな奥田氏に、これまでの思い出に残ったセックスを書いていただきました。


【訳あり人妻】
スティンガーから、新たな依頼が来た。
今度の依頼主は園田真紀子(仮名)、38歳の専業主婦だ。

お互いに顔写真は交換してあるので、指定されたホテルのラウンジに着くと、すぐに真紀子を見つけることができた。
「初めまして。奥田浩史です」
僕が挨拶すると、ブランド服に身を包んだ真紀子が「よろしくね」と微笑んだ。
長い髪に切れ長の目、色白で透き通るような肌をしていた。
目尻には年相応の小じわが目立つけど、そこそこ美形で僕好みだったから、早くも股間が熱くなってきた。
真紀子に案内されて最上階のバーに行って、予約した窓際の席で都心の夜景を見ながら乾杯。
1杯目のカクテルを飲み終わると、真紀子が意外なことを話し始めた。
「私ね、夫以外ほとんど知らないの」
「知らないって何をですか?」
すると真紀子がクスクス笑った。
「おかしな人ね、わかってるくせに」
もちろん、何のことかはわかっている。真紀子が笑ってくれたから、少し張り詰めていた空気がなごんだ。
「ほとんどってことは、ご主人以外に1人か2人は知ってるわけですね」
「そう。夫の前に1人だけ。いえ、一度だけ。高校生のとき、私をレイプした男とね」
僕は思わず彼女の顔を見たよ。
「びっくりした?」
「はい、びっくりしました」
真紀子は口に手を当てて上品に笑った。
「そうよね、驚くわよね。こんな話聞いたら」
「あの、聞いてもいいですか」
「何かしら」
「どうしてそんなに普通に話せるんですか」
「だって、ずい分昔のことだもん」
なるほど。20年も前のことだから、もう吹っ切れたというわけか。
「ご主人はこのことは?」
「何も言ってない」
「でしょうね」
「親も知らないの」
「そうですか」
「あ、それからね、敬語はやめて」
彼女は思い出したように言った。
「わかりました」
「ほら、また敬語だ」
真紀子はウエイターにワインのボトルを注文して、舐めるような視線で僕を見た。
「今夜は朝まで一緒にいたいけど、いいかしら。あなた、思った以上にセクシーよ」
「もちろん」
客と会ってどうするかは、その場の成り行きで決めていいことになっている。泊まりは割り増しになるけど、クラブへの報告は事後でもかまわない。
ワインを飲むと、真紀子はさらに饒舌になった。
彼女は17歳のときレイプされ、その後誰とも付き合うことなく、25歳で見合い結婚したらしい。
年頃になってもボーイフレンドもできない娘に、親が縁談話を持ってきた。
レイプされたトラウマから、自分には一生恋愛はできないと考えた真紀子は、親の言うとおりにしたわけだ。結婚生活は順調だったけど、子供には恵まれなかったという。
「そろそろ行きましょうか」
「はい」
真紀子が先に立ち上がって僕もあとに続いた。部屋はホテルの10階に取ってあった。
「あなたを指名したのはね」
エレベーターホールで、真紀子が少しよろけながら言ったんだ。
「青春を取り戻したかったから」
どうやら真紀子が見た僕の写真は、彼女が高校生のときに好きだった同級生に似ているらしい。
その同級生が告白してきたとき、レイプされ男性不信に陥っていた真紀子は拒否しちゃったんだね。
レイプさえなかったら、たぶんその同級生と初体験をしただろう。
彼女は、そのことを悔やんでいた。
「あっ、あううっ!」
真紀子の体は、乳房を揉んだだけで痙攣するほど敏感だった。
一度そうなると、あとはどこを愛撫しても、体を棒のように硬直させて悶える。
経験人数は多い方だと思うけど、真紀子のような女は少ない。
真紀子のワレメはまるで洪水みたいで、指でかき回すと腰を浮かせて、
「お願い、お願い」
って泣きそうな顔で頼んでくる。
エスっ気のある男にはたまんない女だよ。
「お願いって何? こんなにいやらしく腰振って」
「わかってるくせに、意地悪しないで!」
真紀子は荒い息で挿入をせがむ。
「はっきり言ってごらん、言わないと知らないよ」
「いや、もうお願い……勝手に腰が動いちゃうの、おかしくなりそう!」
そう言って真紀子は腰をくねらせるんだ。
この動きがまたエロくて、クネクネ動く下半身を見ていたら、僕も入れたくなってきた。
「よし、じゃあ入れてやろう」
「ああうれしい!」
コンドームをつけようとすると、いらないという。
「安全日なんだ」
「ううん、でも大丈夫」
ピルでも飲んでるのかと思ったけど、それ以上聞くのはやめた。
正常位でペニスを半分だけ入れてやった。
すると真紀子は僕の腕をつかんで、
「もっと奥まで入れて! お願い!」
って叫ぶ。
ほんとに必死の形相だ。
「よしわかった。奥まで入れてやるから」
僕はグイっと突き入れてやった。
「はうっ、んやあっ!」
途端に真紀子が白い喉を見せてのけ反った。
腰を振ると、真紀子はうわ言みたいに呻いている。
「んっ! んっ! はっ! はっ! だめっ、だめえっ! 気持ちいいっ、気持ちいいよぉっ!」
今度は動きを止め、腰を押しつけるとさらに深く挿入する。
「あっ、だめぇっ! イっちゃう! イっちゃうよぉっ!」
真紀子は激しく首を振って絶叫しながら絶頂に達した。
結局、朝までに4回セックスした。4回って、僕がイった回数ね。
真紀子は何回くらいイったか解らない。15回を超えてからは数えていない。
青春を取り戻すって言ってたけど、若いときにできなかったセックスを取り戻してるんだな。
「コンドームいらないって言ったでしょ。実はね、子宮取っちゃったんだ」
ホテルを出る前に真紀子がこんな話を始めた。
「レイプのあと産婦人科に行ったの。何も言わずに診察を受けたら、偶然見つかったの。初期の子宮頚癌。
癌の進行は止められず子宮を取っちゃったけど、あのとき見つけなかったらと思うとぞっとする」
こんな話ってあるんだね。
真紀子にしてみれば複雑だよな。憎いレイプ犯が命の恩人なんだから。
彼女はこれまでずっと、レイプ男に憎しみと感謝を抱きながら生きてきたわけだ。
そう思ったらなぜか泣けてきて、思わず真紀子を抱きしめたよ。
「えっ、なに、どうしたのよ、やだ、泣いてんの?」
真紀子は笑ってたけど、涙を拭いてキスしてくれた。彼女も泣いてたな。
「もう一度したくなった」
「えー、もう帰る支度できたのにぃ」
「いいじゃん」
僕は真紀子をベッドに寝かせて、すっかり身支度を済ませた彼女をまた裸にした。


●プロフィール:
奥田浩史(おくだ こうじ)四十代なかばの独身。女性との初体験は十三歳、男性との初体験は十五歳のとき。
平日は普通の会社員だが、男娼(ウリセンとも言い、お金で男にも女にも買われる)を派遣する『スティンガー(仮称)』という倶楽部に在籍している。
趣味は性行為全般とドライブ。休日は、気が向けば車で遠出するが、そうでなければネットで一日中アダルト・サイトを見て過ごす。父親がテレビ制作会社で大道具の仕事をしていた関係で、子供の頃から撮影現場に出入りをしていた。そんなある日、急に子役が必要になり「出てみる?」のディレクターのひと言で思いがけず子役デビュー。その後、何度かチョイ役でドラマに出演し、Vシネマにも出たがパッとせずに終わった。
いわゆるバイセクシャルで、芸能界という派手な世界にいたため、売れないタレントを相手に男も女も見境なくやりまくり、やられまくった。その頃のコネで『スティンガー』を紹介され、男女を相手に後腐れのないセックスを、金をもらてやっている。
男娼を本業にするつもりはないが、性に合っているので当分辞める気もない。ルックスはお世辞にもイケてるとはいえないが、なぜか昔からオッサンと子供には好かれる。