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夫ひとりしか男性を知らなかった人妻の懺悔 ※本誌付録DVD収録 告白◎小林愛子(PN)
その光景は、何年もの月日が経った今このときにも、まるでついさっきの出来事かのように鮮明に記憶しています。
女の人は、綺麗な人でした。
長く黒い髪が、白い肌をいっそう際立たせていました。
その白い肌が、麻縄で縛られはみ出し、うす赤くうっ血しているように見えました。乳房の血管まで透けて見えました。
双眼鏡で見ると、白い肌が汗で濡れているのさえわかるほどでした。私は、心臓がどきどきして、痛いくらいでした。
体全体が縛られて上から吊るされている上に片脚が引っ張り上げられていたので、股間もすっかり露わになっていました。
大人の女性なのに、そこに繁みはありませんでした。自分のような子供と同じ、つるつるだったのです。その奥の赤い中身まで、見えていました。
(どうしてこんなこと……)
まだセックスの知識も持っていない時期です。サディズム、マゾヒズムが何かなんて、わかるわけがありません。でもその女性の姿が誰にも見られてはならない状態だということは、幼い心にもわかりました。
それを、自分は見ている……強烈な印象でした。当時、その言葉は知りませんでしたが、罪悪感だったのだと思います、
「あっ……」
私は息を呑みました。
ベランダの向こうの部屋から、男の人が姿を見せたのです。
男の人は、今思えば女の人よりもかなり年上でした。父親と言ってもいい年齢です。
禿げているのか剃っているのか、つるつるのスキンヘッドで浅黒く肌が焼けていました。
その男性の手には、何かが握られていました。そしてそれをおもむろに、女性の剥き出しの性器にねじ込んだのです。
「う、わあ……」
思わず声が出ました。
※この続きは、『マニア倶楽部2022年9月号』をご覧ください。