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幼馴染みで元恋人の母親を調教する男性の告白 ※本誌付録DVD収録 告白◎中原慎一(PN)
高校に上がる頃、隣家との関係にも微妙な変化が起きました。私と〇〇が交際することになったのです。
きっかけは〇〇からの告白でした。どうやら、彼女は以前から私を意識していたようで、単なる幼馴染から一歩進みたいと思っていたようなのです。
交際は順調でした。
ただ、恋人関係としては大きな問題がありました。〇〇に一切興奮しなかったのです。いいえ、胸が高鳴ることさえありませんでした。
始めの頃は、時間が解決するだろうと思っていました。きっと愛情が湧くに違いないと。
ですが、三年経ち、卒業直前になっても、それは叶いませんでした。
それで、彼女に別れを告げたのです。彼女が傷つく前に、自分から離れようと。
彼女は酷く取り乱しました。それほどまで、私を想っていたのかと見せつけられて、さすがに残酷なことをしたと思っています。
そういうこともあって、 高校を卒業した私は、逃げるように地元を離れ上京、進学、就職しました。地元は嫌いではなかったのですが、どうも気が引けたのです。
もちろん、千鶴とは連絡を取らず仕舞いでした。
憧れの媚態
状況が変わったのは昨年です。
二〇二〇年、世界中を襲った例の感染症の影響で、私は雇止めに会い、仕事を失ってしまいました。収入も無くし、家賃も払えなくなった私は、実家へ帰らざるを得なくなったのです。
幸い、父の口利きで地元の小さな会社に身を置くことができました。
出勤初日、型通りの挨拶を終えると、私に声を掛けてきた女性がいました。
「もしかして、慎一君? しん君でしょう? お隣の」
驚きました。そこに立っていたのは千鶴だったからです。
恐らく十数年来の対面だったでしょうか。もう四十路も優に超えているはずで、そこかしこに時の流れを感じさせる皺が刻まれているにはいるのですが、可愛らしい表情と若々しさは、当時とほとんど変わりませんでした。
私は驚き、どうしてここにいるのか問いました。
「パートなの。夫はいないし、娘も家を出ちゃったから、家にずっと一人なのよ。働いてないと気がおかしくなっちゃうわ」
聞けば、おじさんは単身赴任で何年も家を空けていて、○○は結婚したとのことです。
私は、不意に心が締め付けられるような感覚を覚えました。〇〇が結婚していたなんて、私は一切知らされていなかったのですから。
千鶴はそれを聞くと、申し訳なさそうに、
「ごめんなさい、そういえば娘とは……」
と呟きました。
「いえ、僕が悪かったんですから……」
「いいのよ、きっとしん君だってつらかったんでしょう?」
千鶴の優しい言葉に、私は以前と同じ温もりを思い出していました。
それと同時に、あの時見た不鮮明な裸体を、スーツ越しに思い出してもいました。
※この続きは、『マニア倶楽部2022年1月号』をご覧ください。