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再会した幼なじみにSMの世界へ導かれた私ははやくご主人様が望む奴隷になりたいのです。前編

奴隷として生きていく決意をした清楚Mの告白 ※本誌付録DVD収録 告白◎友紀子(PN)

はじめまして。私はSさんというご主人様に舐め犬奴隷として調教されています。今回は憧れだったマニア倶楽部に掲載していただけると聞いて、ご主人様と一緒にとても興奮しています。ご主人様はわざわざ私のためにレンタル調教の手配までしてくれました。
ご主人様との出会いは、3年前に遡ります。某SMイベントで出会いました。そのイベントには友人の美津江(仮名です)と来ていました。
当時、私は調教された経験がなく、見た目もかなり地味です。それに比べてSMクラブに勤めている美津江は、グラマラスで目立つ存在です。だから、SMイベントなどに行くと、美津江ばかりに声がかかります。美津江にはM嬢のオーラみたいなものが生まれつき備わっているようにも思います。ご主人様に声をかけられたときも、てっきり興味があるのは美津江なんだろうと思っていました。
でも、お話をするうちにご主人様の人柄に惹かれていく自分に気づきました。少し素朴でSMイベントに来てるような変わった雰囲気がなくて、でもいろんなことを知っている人でした。たぶん恋心に近い感情を抱いたのかもしれません。でも、今までとは違ったのは、「好き」というよりも「調教してほしい」という想いの方が強かったことです。

この人に調教されてみたい。ご主人様と過ごす時間が長くなればなるほど、その想いは強くなっていきました。
でも、美津江はトークも上手なので、私の出る幕はありません。きっと美津江にアタックするんだろうなって思っていました。そんなとき、ご主人様が用を足しに行っている間に、美津江が思いも寄らないことを言い出しました。
「あの人、たぶん初めてなんじゃないかな? きっとご主人様の経験もないと思うよ」
SMに関しての美津江の勘はいつも当たります。その話を聞いて、私のご主人様への思いはより強くなっていきました。どうして、あの人はこのイベントに来たんだろう。誰かを調教してみたいのかな……そんな考えがぐるぐると頭の中を巡っていました。そこで、勇気を出して美津江に相談したんです。
「あの人に調教されてみたい」
すると、美津江は今にも飛び出しそうな大きな目を、もっと見開いて言いました。
「え! 本当に? 〇〇(編集部注:友紀子さんの本名が記載されておりましたので、編集部にて伏せ字にさせていただきました。以下同様です)がそんなこと言うなんて、よっぽどだね。じゃあ、私がアシストするから、3人で連絡先交換して、仲良くなろう」
こういうときの美津江は誰よりも頼りがいがあります。派手でルックスもスタイルも魅力的な美津江の誘いに応じない男性なんていません。
彼女が狙った男性を落とせないとこなんて見たことなかったですから。
「あのぅ、Sさん。よかったら3人で連絡先交換しません?」
「ぜひぜひ!」
ご主人様はとてもうれしそうでした。私は初めて会った男性と連絡先を交換する恥ずかしさと、もしかしたら美津江に取られてしまうかもしれないという不安を抱きながらスマホを取り出し、ご主人様と向き合いました。ご主人様もどこか気恥ずかしそうに微笑んでいました。
「じゃあ、近いうちにご飯でも食べに行きましょう!」
横から言った美津江は、私の方を見て少し肩をすくめました。その仕草を見て、私は美津江に少し嫉妬を覚えました。

※この続きは、『マニア倶楽部2021年9月号』をご覧ください。