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マゾ快楽を躾けられた美人女子大生の告白 ※本誌付録DVD収録 告白◎アンナ(PN)
このままでは誰のことも愛せない。友達にはあって、私には欠けているものがある。それは何なのか――。
その答がわかったのは、先生と付き合うようになってからでした。
うちの大学では二年次からゼミに入ることができ、私が選択したのが先生の比較文学ゼミでした。論文をたくさん書かされる、評価が厳しく欠席が多いと落とされる、そして何より先生が不愛想で怖い――というので、ゼミ生は一〇人もいません。
大学の先生は一般企業のサラリーマンより地味な服装の人が多いですが、先生はラフで私たち学生とあまり変わりません。二〇歳も年上の助教授なのに、中年でもそんな男性もいるんだなと好感を持ちました。
うぬぼれかも知れませんが、先生も私に関心があったと思います。厳しいと評判のゼミには、私のようなフワフワした女子は入って来ないので、珍しかったのではないでしょうか。
仕掛けたのは私からです。
ある日、研究室に一人残って勉強していると先生が来て、一緒に帰ることになりました。駅前に来たとき先生が、
「ビール飲んで帰るけど君も行くか?」
と聞いてくれたのです。チャンスだと思って、お酒をどんどん飲み、プライベートな話をたくさんしました。
付き合っている男性はいるのかと聞かれ、カジ君のこと、カジ君との行為に何も感じなかったので、恋愛そのものに関心がなくなったことを話しました。
すると先生は、
「人間は他の動物とはちがい、繁殖期が決まっていない。だから性的な行動をするには、演劇性が必要なんだ。男が男を、女が女を、片方が主人を、もう一方がスレイブのロールプレイをすることが欠かせないんだね。その彼は、残念ながらまだそれがわかっていなかったんじゃないか。ただ男から性欲だけぶつけられても、女性は興奮を共有できないよ」
と言ったのです。私はぽかんと口を開けてしまいました。
「あ、ごめん。こんな話はセクハラか」
と先生は言いましたが、私は怒ったのでも傷ついたのでもありませんでした。自分はいったい男性との交際に何を求めているのかと悩んできた、その答を先生が言ってくれたので驚いたのです。
「いいえ、そんなことありません。ああ、そうだったのか、と思ったんです」
先生に接近したことは間違いじゃなかった……!!
居酒屋を出て、酔った勢いでホテルに行きました。助教授と学生という立場でも、先生は独身なので恋愛関係になっても問題はないと思いました。
※この続きは、『マニア倶楽部2021年7月号』をご覧ください。