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卑猥な言葉を浴びながら生まれて初めてイクということを知りました。後編

封印していたマゾ性癖を見抜かれてしまった人妻の告白 ※本誌付録DVD収録 告白◎千夏(PN)

小学校四~五年生ぐらいのときでしょうか。私はいつものように兄がいないときを見計らって、兄の部屋に忍び込んでパソコンを使おうとしました。
その際、机の上に積まれていた本の山を崩してしまい、私は慌ててそれを拾い上げました。この部屋に入ったことがバレると、のちのち怒られてしまうからです。すると、本と本の間に挟んであったノートがめくれ、中に奇妙な落書きが描いてあるのを発見しました。あまり上手ではありませんでしたが、大股開きの裸の女性のようでした。
手首を縛り上げられ、口にはボールギャグをはめられていました。ダラダラとよだれを垂れ流し、その目から大粒の涙が描かれていました。
もちろん当時の私は、SMなど知る由もありませんでしたが、あまりに奇怪な絵に、思わず見入ってしまったのです。

ふと、崩れた本の山へと目をやると、そこにはちょうど絵の題材になったであろう女性が表紙の漫画を見つけました。
なぜ女性は縛りつけられ、裸で涙を流しているのか、当時の私には見当もつきません。
ただ、それが空恐ろしいものであると知りつつも、私はその本に手を伸ばしました。
それは、生涯で初めての冒険だったように思います。決して見てはいけないもの。この閉塞的で平凡な街のなかで、この本の女性だけがあまりにいびつで、何だかワープホールのようにも思えたのです。
ページをひとめくりするたびに、衝撃的な世界が拡がっていました。女性の裸体を打ち抜く鞭、股間に突き立てられたバイブ、手のひらの痕が描かれたお尻。最終的に女性は「オチンポすごいぃ」などと泣き叫びながら、喜びの表情を浮かべていました。
私もセックスに対する知識がなかったわけではありません。少女漫画にもちょっとした性的な描写はありましたし、大人の男女がどういう行為をしているのかという認識ぐらいは持ち合わせていました。
しかし、その漫画に描かれた世界は、私が知るセックスではありませんでした。ドM、マゾ牝、豚などと卑下するような言葉が並び、私はそこにはっきりと「異常」を感じ取っていました。この紙一枚を隔てて、退屈で何もないニュータウンとは別の、異常でいびつな世界が存在する。それが私に奇妙な高揚感を与えました。
下腹部がきゅうっと熱くなる感じを覚え、私は異常な世界へと飲み込まれてしまったのです。兄が帰ってくる時間まで、私はその漫画をひたすらに読み耽りました。

※この続きは、『マニア倶楽部2021年7月号』をご覧ください。