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【ぶら下がり】 ノルマ地獄〈第25回〉どんどん握力はなくなって…

【ぶら下がり】
ある日、我が家に鉄棒が立ちました。
それは姉の逆上がりの練習のためのものだったのですが、
父が私のためにと低めの鉄棒も一緒に作ってくれたのです。

こういうものができると私の中の自虐の心が燃え上がります。
この鉄棒を使ってどうにかして自虐ができないかと考え始めた私は、
ぶら下がりノルマについて思いつきました。
それは確かテレビでやっていたモノの真似だったように思います。
芸能人の人たちが高いところにある鉄棒に何人もぶら下がって、
最後まで残っていた人が勝ちというようなゲームでしたが、
私はそれに耐えている人たちの顔をみて、
自分もやりたい! と思ってしまったのでした。
次の日実際に私はぶら下がっていることがどれくらい辛いのか試してみました。
ですが、
私用の鉄棒も姉用の鉄棒も
手を伸ばしてぶら下がれるほど高い位置にはありません。
仕方がないので、膝を曲げた状態でぶら下がってみました。
これがかなり辛く、私の心は躍りました。
ここから私はノルマを考え始めます。
ただぶら下がっているだけではつまらないので、
何か負荷をかける必要があると感じました。
膝を曲げた状態でギリギリ地面に膝がつかない高さだったので、
脚に何かぶら下げることは不可能です。
ですが、体に重りをつけることはできます。
子どもの場合自分の体重が少ないので、
比較的長くぶら下がっていることが可能ですが、
それでも段々と手の感覚がなくなり、汗で手が滑って落ちてしまいます。
私はまず最初に自分の普通にぶら下がったときの時間を図ることにしました。
部屋から時計を持ってきて見える場所に起き、ぶら下がりスタートです。
最初の30秒ほどはなんともないのですが、そこから急激に辛くなってきます。
手が滑るのでつかまり直したりしていると、どんどん握力はなくなっていきます。
結局1分半ちょっとで限界がきました。
ですが、これはただ自分の普通の状態を知るためのものです。
ノルマを課すということは、もちろんこれ以下になることなど許されません。
それプラス色々な負荷を当然かけていきます。
最初に思いついたのはリュックを背負うことです。
リュックの中には本を入るだけ詰め込みました。
この状態でノルマは2分から始めます。
正直膝を曲げた状態を続けるのもかなりの苦痛でした。
だんだんとつま先が地面に近づいていき、脚をつきそうになるのです。
それを必死に堪えながら手の痛みにも耐えます。
リュックを背負った状態で5度チャレンジをしましたが、
1分半より長くつかまっていることがどうしてもできません。
ノルマをこなせない度に、私はその場で罰として腕立て伏せを20回ずつ行います。
これでさらに腕の力を奪われます。そして休む間もなく再度鉄棒につかまります。
もちろんこんな状態でノルマ達成は無理です。
ですが、やらなければならないのです。
5回続けて落ちてしまった後、私はしばらく地面から起き上がれなくなりました。
腕の力がなくなり、プルプルと震えています。
背中の荷物が石のように重く感じました。
起きあがった後、私は仕方なくノルマを変更しました。
それは30秒のぶら下がり×10回、呼吸止めというものです。
呼吸を止めると瞬間的な力は出しやすいですが、
持続的な力は出しづらくなります。
それでもなんとかこのノルマを達成して、
この日は自分を許すことにしたのでした。

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操・・・5歳の時にMに目覚め、隠れて自分を苛め続ける。高校2年のとき、インターネットで知り合った男性を通してSMを知り、それ以来SMの世界に浸かる。痛みや苦しみを与えられると身体が反応し、相手に命を預けることで愛を感じる。