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美乳マゾOLから届いた羞恥投稿・第二信 ※DVD収録 告白 塚田梨花子(PN)
人知れず育んだ被虐心
ふだんは明るい人気者で、誰からも好かれるキャラクターの女性なのに、裏ではマゾ性癖を露わにして緊縛やバイブ責めに喘いでいる。そして彼女のそんな姿を知っているのは、ご主人様である自分だけ――。
こんなシチュエーションを私は長年、夢見ていました。
そしてそんな私の夢を叶えてくれたのが、今、私の奴隷になっているこの梨花子なのです。
「男の人にいじめられたい」
そんな願望を、梨花子は子供の頃から胸に抱いていました。
しかしそれを誰かに言うことは決して出来なかったのです。
誰にも打ち明けることのできなかった梨花子もまた、私という男と出会うことによって自分の欲望を生まれて初めて叶えたのです。
天真爛漫な、愛されキャラの梨花子が、どうしてこのような性癖を持つに至ったのか。それを梨花子本人が手記にしたので以下におつけいたします。
どうか、彼女がずっと胸の奥に隠していたドロドロとした欲望を、貴誌の読者様に味わっていただきたいのです。
『マニア倶楽部』の読者のみなさん、初めまして。梨花子と言います。私がSMの世界を知るきっかけになったのは、お父さんが持っていたある週刊誌のグラビアでした。
別に、お父さんがエッチな本を隠し持っていたというわけではありません。ごく普通のオジサン向けの週刊誌が、家のテーブルに無造作に置かれていたのです。当時、まだ小学生だった私は、それを何気なく手に取って開いて見たのです。
私は息を呑みました。
そこには、刺青の入った綺麗な女の人が縄で縛られ吊るされている写真がいくつもあったのです。後になって、それは杉本彩さんが出演されていた『花と蛇』という映画の写真なのだと知りました。しかしそんなことを知らない当時の私は、刺青も本物だと思いましたし、女の人も本気で苦しがっているんだと信じてしまったのです。
SMや緊縛に対して何の知識もない小学生の女子にとっては衝撃そのものでした。私は目をそらし、雑誌を閉じました。
(これは、子供の私が見ちゃいけないものだ!)
子供心にそう思ったのです。
けれども、一度脳裏に焼きついたそのイメージは決して頭を離れることがありません。
四、五日悩んで、もう一度見て、確かめてみようと決心しました。その頃には、その週刊誌は家の物置に古新聞などと一緒に片付けられていました。
私は家族のいないときを狙って物置きに忍び込んで、雑誌をこっそり盗み見たのです。
明かりもない物置きの暗がりで見たその写真は、昼間に居間で見たときより、さらに淫靡なものに見えました。
心臓が口から飛び出すんじゃないかと思うほどドキドキしました。こんなところを誰かに見つかってしまったら、どんなに怒られるんだろう。そんな強い罪悪感も覚えました。そしてなぜかお股の部分が、おしっこがしたいときのようにジンジンと熱くなったのです。
私はページを閉じて元通りにして、物置きを出ました。
(もう二度と、ここに来てこれを見ないようにしよう……)
そう思いましたが、夜になっても私はあのグラビアページが頭を離れず、ろくに眠ることもできませんでした。
そして翌日も、そのまた翌日も私は家族のいない間に物置きに忍び込み、暗がりの中であの雑誌をひとり眺めたのです。
※この続きは、「マニア倶楽部2019年7月号」をご覧ください。