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豊胸手術まで強要された被虐願望人妻「夫を裏切り荒淫に溺れる私を見て下さい」後編

夫の上司の奴隷になった人妻の告白 ※3月号付録DVD収録 告白/美緒(仮名)

※前編はコチラから

 私のご主人様は、同じ職場の上司に当たる方です。実は、入社当時から私のことをご飯に誘ったり、プライベートでメールを送ってきたりと好意を抱いてくれていたのです。でも、ご主人様とは年が離れすぎていましたし、当時は「ごく普通の幸せ」な生活を望んでいたので、ご主人様との交際は考えられませんでした。ですから、私は今の夫を選んだのです。その選択は今でも間違ってはいなかったと思っています。結婚式の際はご主人様も「おめでとう!」と送り出してくださいましたし、以降は連絡もぱったりと途絶えました。それなのに、ご主人様と結ばれてしまったのには夫が仕事の長期休養を余儀なくされたためでした。
 夫は何事にも真面目で、嘘をついたり、人を欺くことができない真正直な人です。それゆえに何でも一人で抱え込みすぎてしまったり、他人を気遣いすぎて自分が損をしてしまったりすることも少なくありませんでした。私は部署が異動になったため、当時の夫がどんなに厳しい状況に置かれていたのか想像もつきませんでした。きっと荷物を背負いすぎたのでしょう。夫はある日を境に大きな荷物に圧し潰されて仕事を休まなくてはならなくなったのです。
 そんな時でした。夫の直属の上司だったご主人様が、終業後に声をかけてきたのは。
「いろいろ大変だったな。俺はあいつを見込んでいるから復帰まで待つように上にも頼み込んであるから心配するな。ほかに何か困ったことがあったら、いつでも相談してくれ」
 ご主人様は、職場内では頼りがいがあって、面倒見のいい上司と評判でした。それに加えて、夫の復職を無期限で待ってもらえるように役員に頼み込んでくれたこともあり、何か御礼もしなくてはと思ったのです。後日、私はご主人様にメールをしました。
「夫のことで相談というか、御礼がしたいので、お時間を作って頂けませんか?」
 その時は、かつて言い寄ってきていた男性という意識はまったくなく、ただ感謝を伝えなくてはいけないという思いだけで行動していました。ただ、今思えば私の方も何か別の考えがあったのかもしれません。


 結婚してからというもの、夫との性生活でオーガズムに達することはありませんでした。決して表に出すことはありませんでしたが、心の奥底で渇きを覚えていたようにも思います。そうして、かつての上司は、私にとってのご主人様へと変わっていったのです。
 私がご飯に誘った夜、久しぶりに体内へと注がれたアルコールは、想像以上に激しく私の心と体を揺さぶりました。隣にいる面倒見のいい上司に対して、今夜だけはすべてを委ねてみたいと考えてしまったのです。ご主人様はそんな私のあさましい渇きに気づいていたのでしょう。
「少し場所を変えないか」
 それが何を意味するのかはわかっていました。妻としての罪を犯す。そのことに対して自分を責める気持ちがなかったわけではありません。というよりも私は心の中で自分を責めているうちに、余計に奥底の渇きを意識せざるを得なくなっていたのです。なぜなら、私は被虐的な願望をずっと秘めながら生きてきたからです。

 

※この続きは、「マニア倶楽部2019年3月号」をご覧ください。