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千葉曳三調教リポート◎哀哭の女たち10 『山田実桜(みお)・少女折檻』
「ちょっと我慢すれば可愛い洋服が買えるくらいはもらえるわよ」
友人(実はその友人も私の所で撮ったのだが、)にそう言われてやってきたのが、
実桜である。
そんな軽い女の子とは思えない。
良家のお嬢様っぽい雰囲気を漂わせる。
はたしてこのような子が私の責めに耐えられるのか、
と最初案じたが、
この後思いもよらないM性を示すこととなる。
実桜の第一印象は本当にふつうの女の子である。
どこにでもいるちょっと可愛い女の子。
そんな実桜にあまり特別なことは要求できない。
童顔の彼女なので、女学生のお仕置きという設定にし、
ブルマーを用意した。
まずはブルマー姿の実桜を立たせ、
両手に水の入ったバケツを持たせる。
手を横に広げさせればよりきつい責めになるのだが、
残念ながら彼女の筋力が不足していた。
なんと時代錯誤の責め、
と思われるかもしれない。
まったく私の趣味の世界であるが、
私たちの年代のマニアにとって、
これは夢の一つであるのだ。
もともと私は趣味でこの世界に入った。
読者の方が同様の夢をお持ちならよいが、
そうでない方は申し訳ないが、
もうしばらく私の趣味にお付き合いいただきたい。
おや、と思ったのは、
実桜の体に縄を掛けた時だ。
掲載写真でもお判りと思うが、
彼女の目が変化している。
私は人の心が解らない朴念仁だが、
女性が縛られることが好きであるかどうかだけは判る。
縄好きな女性は縛られた時、
一様に遠く、深い眼差しになる。
もっとも縄好きである女性、
イコールM女であるとは限らないが…。
シャツの上から実桜の乳首を摘まみ上げた時だ。
この子はM女であると私が直感したことが誤りではない
と、確信したのは。
私は徐々に指に力を加えていく。
その力がほとんど100% になっても、
彼女は少し顔眉間に皺を寄せただけで、
拒否の言葉もなければ、弱音もはかない。
(もっともそうであれば必ずM女、というわけではない。
そのへんの機微はある程度の経験をお持ちの方なら
解っていただけると思う。)
「高校生の頃からでした。
自分はMだ、と意識し始めたのは」
実桜は述懐する。
「きっかけはコミックでした。
私の場合、露骨なシーンより、
先生や友達にいじめられる可愛そうな女の子が、
最後に縛られ、嬲られる、
というようなストーリーにいちばん魅かれ、
そんなふうにされることを妄想していました」
偶然にも若干のストーリーを設けたことが、
実桜のM性を引き出す手立てとなった。
実桜の乳首をクリップやローターで責めているうち、
彼女はかなりのことも受け入れるのではないか、
と思えてきた。
そこでさまざまな大きさのバイブを用意した。
普通サイズのバイブは難なく受け入れたので、
より大きなものにする。
それは反り返り、雁の部分が張った、
いかにも毒々しい形状だ。
お嬢様タイプの彼女が
こんなものに侵される落差を見たかったのだ。
しかし、さすがにそれは入らない。
ローションを塗布しても、
張り出した雁が大きすぎるようだ。
傷つけるわけにはいかないので諦めよう、
と思った時だ。
「やめないで、入れて下さい」
と言う。
M女が求めるものを与えられないのは調教師の恥である。
時間をかけさえすれば女性の膣は頑丈である。
実は私は実桜を早く帰してやろうと思って、
先を急いでいた。
だがじっくり腰を落ち着けることとした。
「分かった。そのかわり、
帰りが遅くなるよ。いいね…」
彼女はこくんと頷いた。
実桜が見事にそのバイブを呑み込んだことは言うまでもない。
その後、愛らしいアナルにアナル・ビーズを埋め込み、
はては膣用のバイブまで挿入したのだが、
実桜はそんな風に辱められることで、
喜悦を覚えていたように思う。
最後に施された浣腸、排泄では、
派手な放尿まで演じて見せた。
「今、彼と一緒に住んでいます。
でも彼にこんなことをして欲しい、なんて言えなくて。
今日は本当に有難うございました…」
ペロリと舌を出して、軽やかに踵を返した。
※本文の調教の様子は
万縄レーベルYA-007 『穴哭 少女折檻~尻穴処女の穴拡張~』
に収録されています。
【千葉曳三】
縄師、調教師。S男とM女のためのサークル『耽美会』の主宰。
自身のDVDレーベルとして耽美会、万縄(よろずなわ)を制作している。
幼い頃から自己の中のS性を自覚しており、
自分をマルキ・ド・サドの生まれ変わりではないか、とさえ思っている。
鼻責めが多く取り上げられるが、縛りはもちろん浣腸、スカトロ、
時には針や乳房吊りなど興味はSM全般に亘る。
※千葉への質問等、直接連絡を取りたい方は下記メールまで。
tanbikaiking@yahoo.co.jp
郵便の場合は、
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