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千葉曳三調教リポート◎哀哭の女たち9 『後藤あづさ~豊満美熟女・穴の奥~』
いかにも熟女らしい、ほどよく肉の乗った体つき。
対照的に直線的な整った顔をいつものように不機嫌に歪めて、
あづさは私を睨んでいる。
後藤あづさ、三十代の女盛り。
目鼻立ちのはっきりした、いわゆる美魔女である。
この日の標的は女のいろんな孔だ。
まずは鼻孔。
つんと済ました鼻の頂きを指で押し上げる。
あづさが最も嫌う鼻なぶりだ。
あづさは言う。
「千葉さんはいつも顔を責めるからいやなの……」
「どうしてだい」
「どうしてって、女なら誰だってそうよ。
ブタみたいな顔にされて喜ぶ女なんていないわ」
「そうとは限らないよ。前に来た女の子なんて、
自分で鼻に指を入れてオナニーしているなんて言っていたよ」
「そんなの嘘よ。
千葉さんに気に入られるためにそう言っているだけよ」
女が嫌がれば嫌がるだけ私は意地悪くなる。
鼻頂に粘着テープを貼り、くいと上に引き上げて、
余った端を額に貼り付ける。
あづさはますます不貞くされた様子だ。
だがそれでも泣き喚いたり逃げ出したりせず、
されるがままに身を委ねている。
それをよいことに、耳鼻科用の小さな開孔器で鼻孔を引き開く。
紅鮭色の内粘膜、疎らに生える黒い毛までがはっきりと見える。
さすがに、
「いや、やめて……」
と、くぐんだ声がもれる。
次はヴァギナ。
全裸で椅子に縛り付け、大きく脚を開かせる。
前回の調教時に剃毛を施したのだが、
それからもうひと月以上経っている。
どうやらあづさはそれからも毎日剃っていたようだ。
すっかり無毛と化した丘。
柔らかそうな丘の中ほどを摘まみ上げ、クリップで挟む。
左右の丘にそれぞれ2つずつ。
そして紐をつけ、左右に引き拡げる。
見かけは痛々しいが、実際の痛苦はそれほどでもない。
ふだんは隠されている谷底の様子は鼻孔の粘膜よりは淡い桜色。
剥き出しになったそこは、あまりにも動物的だった。
そこはヌメヌメとした光沢を湛え、
ひくひくともの欲しげに蠢いていた。
両足を椅子の上に乗せ上げ、あられもないM開を強いて、
膣用のスペキュラムを挿し込む。
全開にして覗き込めば、そこはもう体内だ。
あづさはきっと唇を噛み、この屈辱を忍んでいるようにみえる。
だがスペキュラムで開かれた洞の奥には、
昂りを示す白濁したたぎりがこんこんと湧き出ていた。
あづさに四つん這いを強いて、肛門鏡を取り出す。
これも彼女の嫌う責めの一つだ。
もちろん私はそんな彼女の気持ちなど斟酌しない。
金属製の器具をゆっくりとアナルのすぼまりに沈めていく。
膣鏡では平気だったが、こんどは金属の冷たさにぶるると体を震わせた。
キリキリとネジを巻き、肛門鏡をひろげていく。
「あっ、あっ」
切なげな声がもれる。
輪ゴムのような括約筋が伸びきって、
いまにもピリリと裂けそうだ。
前後の穴を調べ終えると、マングリの体勢をとらせ、
2穴にバイブを挿入する。
これはどちらかといえば彼女の歓迎するプレイで、
不思議なことに、この時は肛門鏡を用いた時よりアナルは広がる。
肛門鏡を用いた時に演技をしていた、というのではなく、
やはり精神的なものだろう。
嫌う責めでは筋肉は硬直し、
好みの行為の時はリラックスして受け入れ易くなる。
目を閉じた彼女の顔がそれをもの語っている。
最後は浣腸。
実はこれがあづさの最も好むプレイだ。
これを求めて彼女はここに通っている、
他の嫌いな責めも忍んでいる、と言って過言ではない。
「だってこんなに、全部出るまで浣腸してくれる人なんていないもの。
ふだん便秘なのに、なぜか千葉さんのところだとスッキリと全部出るの……」
嫌がり、恥ずかしがる女に無理やり……というのも楽しいが、
あづさのように自ら求めてくる女に浣腸を施すのも、
また一興だ。
宥めたり、すかしたり、というような面倒もなく、
私の手に素直に身を委ねてくるからだ。
言葉通りあづさが強烈な浣腸され、
排泄を晒してみせたことは言うまでもない。
※本文の調教の様子は
万縄レーベルYA-006 『穴哭熟女 肉ひだ淫虐浣腸~戦慄きの穴拡張~』
に収録されています。
【千葉曳三】
縄師、調教師。S男とM女のためのサークル『耽美会』の主宰。
自身のDVDレーベルとして耽美会、万縄(よろずなわ)を制作している。
幼い頃から自己の中のS性を自覚しており、
自分をマルキ・ド・サドの生まれ変わりではないか、とさえ思っている。
鼻責めが多く取り上げられるが、縛りはもちろん浣腸、スカトロ、
時には針や乳房吊りなど興味はSM全般に亘る。
※千葉への質問等、直接連絡を取りたい方は下記メールまで。
tanbikaiking@yahoo.co.jp
郵便の場合は、
〒273-0099 船橋郵便局私書箱37号 千葉曳三 まで。