真・エゴイストのつぶやき 第20回  【謎のファンレター】

予告を裏切るいつものマイペース、お許しください。

今年も留年したために二度目となる解剖実習を終えて帰宅。今回は自宅で知人に面倒を見てもらったミュゲもお疲れ!

そして溜まっている郵便物を整理するべくポストを開けたら・・・・今時珍しい手書きの封書が1通。

差出人にもおぼえがない。とりあえず中を開けて内容をざっと読んでみたところ、「??警察署の頃は・・・」という一文で心当たりがあった。かれこれ3年ほど前に、彼が留置所生活をしていたときに同室だった人らしい。すぐに彼に電話をした。

「〇〇さんから手紙がきていて、内容的にはひたすらに私の修学を応援しているらしいんだけど、実刑×年って、かなり長いけど一体何しちゃった人なの?」

「ああ、ヤクザ経営の店にひとりで強盗入って人刺したの。お前からの手紙ほとんど代わりに読んでもらったんだけど、いつもけなげに一生懸命生きてる人もいるんだって感動してお前に会いたがってたから、返事してやっておいて。」

「そういう人ならちゃんと返事しておくよ。」

良くいえば「けなげ」? きっと私をご存じの読者の方ならお笑いになるでしょう。

わかってます、単にふてぶてしいだけ、ということくらい。

そして、私が「そういう人なら」と思ったのは言うまでもなく、最近のオレオレ詐欺とかアポイント詐欺で人の善意に付け込んで弱い者に刃を向けるような卑屈な人間よりも同じ悪事ではあるけれど正々堂々強きに対してひとりで向かっていける人間のほうがはるかに立派、問答する価値ありと思ったから。

というわけで、その後現在も定期的に手紙のやり取りをしています。

前回ミュゲの話をしたら、あちらも偶然ながら猫を飼っていたけれど、今の状況になったため、実家のご両親に預けておられるそう。

仮釈が入ったとしてもまだ数年は出られないと書いてあったけれど、返事に書いておきました。

出所されても残念なくらい、俗世は何も変わっていません。

私は育った環境もあり、我が家には未だにテレビもラジオも置いていません。

今時スマホで中立的ネットニュースと選び抜いている雑誌の記事さえあれば、私には充分。

長い寄宿舎生活から、独り暮らしを始めたとき、幼い頃と比べても、場所や人間が違うだけで、相変わらずこの国は変わっていなかったことにどれほど失望したことか。

無駄なワイドショーネタやつまらない芸能人のスキャンダルを後先かまわず垂れ流しのごとく報道する側も愚かだし、ボケっとそれを眺めて、じゃあ自分ならどう考えて行動していくべきかというところまで思い至らない視聴者も相手にする価値なし。

グローバルな中立的視点で物事を捉え、活動している人々のトピックこそ耳を傾け自身の言動に生かすべし。

某有名なSM業界の先輩の格言、

「バカはSMやっちゃダメ。危ないだけだから。バカなふりをするのはいいけれど、本当のバカが最近増えている。」

学んで思わざればすなわち暗し。

と何だか最近この場を借りて毒舌吐いているようで申し訳ありません。本当は早く思い切り遊んでプレイしたいのですけどね・・・・俗世は変わっていなくても、せめてSM業界は常にどこまでもマニアやエゴを追及していてほしいです。

ミュゲは昔からおかしな能力が備わっていて、教科書やこうしたパソコンで文字を書いているのは黙って見守ってくれるけれど、これがただ眺めるだけの雑誌やネットサーフィンになると見事に邪魔に入る。猫も少しくらいは単語が覚えられるというデータがあるけれど、私もさすがに文字が読めるとは思っていない。でも先日我が家で初めて2泊3日留守番の際、毎食ごとにミュゲに宛てたメッセージはちゃんと理解したようで、普段食が細く食べさせるのが大変なのに、留守番の間は言われた通り食事とトイレはきちんといつも通りにしていたとのこと。

ミュゲとは一秒でも長く一緒にいたいけれど、あまり二人きりでいると、もはや人間が不要の産物思えてならない。

さて、にゃんご飯の時間、学校では誰もが謎だと思っている私の帰宅時のいつものご挨拶。

おやすみなさい、よい夢を。

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