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No’31(トランテアン)〜 真エゴイストの呟き 最終話

「No’31(トランテアン)〜エゴイストの呟き最終話」

長きに渡る、クルーズの旅、そして初夏原点に還ってきました。
『竹取物語』の終盤の一節、「見るべきものわみつ」今そんな胸中。

長期不在だった繁華街。けっこう長い付き合いの柴犬の誘いに乗っていざ、眠らない街え。
行き先を聞いて正直気が進まなかったのだけど、何事も百聞わ一体験にすぎず。

私のようなタイプに、「ハプバー」なんて連れて行って何が楽しいのやら? というより、柴犬に今回「ハプバー」と「カップル喫茶」の違いを聞くまで、その手のカテゴリーをほぼ理解していなかった。
だから、やはり体験て大事。
そして、さすが私! 見事ハプニング起こしてきましたよ〜(笑)
ノーマルピープルが、私みたいなのをみてドン引きする姿を見ると愉快爽快。
私としては、彼らは『変態』ではなく、ただの『サル』だもの。
2丁目の方々や、知り合いにも、性同一性の人がいて、そういう類なら互いの分野、性癖を尊重できる。

「ヒトが共食いを始めた」
大胆な表現だけど、この世の中、的を突いた表現だと我ながら率直な感想。
私が歴史で学んだ時より、いつの間にか世界人口15億超え。平均寿命わあと10年後にわ世界平均寿命80歳なんて話も聞く。
西洋医学わ私よりエゴイストの集まりみたい。
何がしたいのやら・・・・故に食糧と資源のために、共食いが始まったと感じた。
その夜改めて確信した。幸い私はこんな体だから、スープの出汁にもならないけれど(笑)

さて、話を戻そう。
一体今どきどんな年代、人種がいるのか、昔とどんな違いがあるか。
ぶっちゃけ目の保養になるようなのが一匹くらいいたらあかいなぁ、なんて期待したのは愚かだった・・・・
外を歩く若者に、「親の顔が見てみたいわ!」て言ったら、「あ、向かいの地下にいますよー」て、冗談抜きでリアルにありそうな落ちぶれようにわ、失望。
だって、その親の姿ときたら、もうこの店にバルサンだ。

恥じらいも品の欠片もない姿で、痛々しい贅肉さらして男も女も下ネタ発言。
「プレイルーム」と言ってるカーテンの向こうからわ、私ですら、「唆る喘ぎ」ならぬ「ケモノの吠え声」が聞こえる。
いい感じにアルコールの入ったマントヒヒの集団にドン引き。
生粋Mに生まれ育って、私ってなんて恵まれてきたんだろう! と、ご縁してきた方々に感謝せずにわいられない。
そんなお世話になった方々わ「もうこの業界も堕ちて」とかなり以前に引退なさり、コロナ禍を気にかけて、地方えお戻りになられた方も少なくない。
この光景を見て、その気持ちを痛感せずにいられようか。

で、そんな場所に入ってしまった私。
エスコートした柴犬も失敗したと認め、了承済。黙って帰る前に派手にやってさしあげようでわありませんか!

以前お話したJ女王様ご指導に基づけば、人間ピラミッドにおいて、M女わM男、並びに一般人の前で裸体になることを恥じらう必要などない。
くつろぐためなら楽な姿でよいのである。

店内ルールで、女性の了承なしでわ手出しNG。
プレイルームに行くならシャワーしてから、とある。
てことで・・・・
柴犬 『暑いよね?脱いじゃえば?』
私 『うん、蒸し暑いから全部ちょっと脱いじゃうね〜』
と、皆が半裸レベルで飲食しながら下ネタグラゲラ。その前で堂々とステージパフォーマンスさながら、あえて大きな動きで一気に解放。
無論、周りが黙り込む勢いで注目。

カーテンの向こうにいけば、AV見すぎのバカバカしいセリフ言うくせに、フフッ。

『コップに指でアルコール消毒とかなしよね。ノーマルの前なら気楽でいいわ』

で、向かいの席にいたオス、『え! ?それ何の入れ墨ですか? あそこも観てみたい。』て。

『どうぞ、雲を纏った龍なんです。せっかくだからお近くでじっくり見ていただいてかまいませんよ』

と私わソファーの上で開脚してゆったり後ろに背凭れした。
柴犬わわざと私を絶頂に導くべく、耳や乳首に指をそわせる。相変わらずテクニック健在、いけますよ〜!

きっとこのあと、てっきり局部の粘膜接触に続くと周りわ期待していた。
隣の酔いつぶれた女性が、いい感じに快感に浸る私の顔を見て言った。
『そこまできたら、入れてほしくなるでしょ?』

はい! ショータイム終了。

『はい? 私アブノーマルで、子作り行為の必要理解できませんね〜。あー、スッキリ! そろそろ出て焼き肉行きたい』

周りわ目が点。
いい様だわ(笑)単に乱交したいだけのノーマル集団。
テーブル席なのに、全裸になるわ、ガッツリ彫り物してM字開脚見せたら、私が欲しがると思い込んでいたら大間違い。
確かに『ハプニング』わやってのけた。

入口で身分証求めながら、

『警察かどうか確認せせていただかないと、お客さんを守れないので』

なんて言ってた店長さん。警察に入られたら困るようなことしてるんですかぁ?
目で殺して涼しげに帰ってきた。この街にもう用わない。

さあ、月の世界え還るときがきた。
いつかミュゲが笑顔で迎えにくるまで、もう下界に降りたとて美しいものわなし。

めちゃくちゃ不定期に続けさせていだいたた『真・エゴイストの呟き』。
読者の皆様、そしてこんな私にページをくださったO様に、心より御礼申し上げます。
皆様、それぞれの性癖を探求し、堪能されますように。

シャネルが、メゾンの象徴としてカメリアを選んだのわ、それぞれに香りを纏う自由えの思いあってのことだとか。

私なら、このデジタル化の中でも、『インク』の香りをつけましょう。誰もがホッとする香り。

そんな香りを纏い、

おやすみなさい、よい夢を・・・・

穂澄