関連記事 SM/緊縛 刊行物【投稿変態熟女 第34号】が発売中です。 SM/緊縛 刊行物【マゾ願望の人妻たち】が発売中です。 フェチ 刊行物【母子情交告白集】が発売中です。 SM/緊縛 刊行物【投稿変態熟女GOLD 公開調教ドキュメント編】が発売中です。 SM/緊縛 お尻/排泄 画像コンテンツ 素人投稿動画肛門フィスト夫人 最終章【70センチAプラグ挿入】動画 SM/緊縛 刊行物【素人投稿 奴隷夫人スペシャル 母娘被虐調教】本日発売です。 SM/緊縛 刊行物【投稿変態熟女デラックス03】本日発売です。 SM/緊縛 フェチ 刊行物【新・熟女クラブ【令和編】】本日発売です。 SM/緊縛 刊行物【投稿変態熟女 第27号】本日発売です。 SM/緊縛 刊行物【投稿素人変態熟女DELUXE vol.4】本日発売です。
もしあなたが、パートナーとSMプレイをしようと、ホテルへ出かけたとしよう。
そうして、SMプレイの模様を、ビデオカメラで撮影しようと思い立ったとしよう。
実際、ビデオカメラをまわしはじめるのは、いつだろうか。
おそらく大抵のひとは、SMプレイの、一番「いい」と思われるシーンを撮影するだろう。
ビデオカメラを据え置きにして、撮りっ放しにするにしても、とりあえずはSMプレイを始めてから、ようやくビデオカメラをまわしはじめるはずである。
極端なことをいえば、ホテルのカウンターに行き、チエックインの様子から撮影するひとなどいないはずだ。
あるいは、ホテルの部屋に入り、とりあえず荷物を置いたり、準備をはじめたり……という日常的な行為から、撮影をはじめるひともいないはずである。
しかし、実際のところ、所詮SMプレイは人間のおこなう行為であるのだから、ホテルに入っていきなりプレイに興じることはありえない。なんだかんだの前置き、人間同士のコミュニケーションやら、いたわりやらがあってから、プレイが始まることと思うのだ。
そうして、それは人それぞれで違うはずである。
私が興味あるのは、そんな見えない部分である。というか、そんなところこそ、是非とも、覗き見したい。
担当している「投稿変態熟女」というマニア本に「熟女ハンターヒデキ」というコーナーがある。
五十を超えたヒデキと、応募してきた素人熟女の一対一のやりとりを愉しむページである。
その中で、ヒデキは、ほとんどの場合、ビデオを撮りっ放しにしており、実際のプレイとは関係ない世間話を延々と繰り広げていたりする。ビデオ編集のときは、熟女とヒデキとのたわいもないやりとりを、ずっと見続けさせられるといったカタチになる。
もちろん、プレイの最中も、決して一直線ではない。のらりくらりとした寄り道があり、ふつう、そんな寄り道は編集の時間の都合で、カットしてしまうことが多いのだ。
たとえば、こんなシーンがあった。ヒデキが素人熟女さんにバイブを使おうすると、彼女が、ちょっと怒ったように、
「イヤよ、そんなもの。汚い。どうせ、他の女の子に使ったんでしょ!」
すると、ヒデキは、
「何言ってんだよ! ××××(うろ覚えなのだが、けっこう口悪いことを言っていた)」
「イヤよ、コンドームつけてくれなきゃ、ヤダから」
「しようがないなぁ」
みたいな流れて、渋々ゴムをバイブに装着する。
とにかく、ビデオ据え置きで撮りっ放しだから、一から十まで記録されているわけだ。
ふつうなら、プレイの流れを断ち切るような、こんな無粋なシーンはカットするのだけれど、切らずに、そのまま残した。なんともいえず好ましく、こんなシーンこそ見ていて仄かに欲情するのである。 文責:丸眼鏡