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(編集子より)この絵の雰囲気に見覚えのある方も多いのではないでしょうか?
中宮栄、荒川也寸志、多貫欣、世田介一などの名前で、『奇譚クラブ』時代から、作家、絵師、編集者として活躍していた氏の随筆連載を開始します。後々には新作絵の公開も予定しています。今回は連載にあたっての挨拶文を掲載します。
※氏に連絡を取りたい方は三和出版秘性編集部まで手紙・メール・電話等で連絡をください。(連絡先は記事の最後に)
愈(いよよ)の仰臥漫録◎荒川也寸志
「荒川也寸志」のペンネームは、自考命名したのではなく、今から約四十年前、司書房から創刊された『S&Mフロンティア』の編集人「藤代文雄」氏によって付けられたもの。
それ以外に『SMセレクト』誌関係の雑誌では「多貫欣」を用いていたのだが、伝説の『奇譚クラブ』誌が存続していたなら、私のペンネームは「中宮栄」だけだったろう。
愛称で言うと『KK』誌が1975年に廃刊となり、雑誌購読者仲間で「淋しいよネ」など囁き合っていた事から、勃起煽情小説類は一切掲載しない、性事交歓雑誌を創刊する事になって、既刊のSM市販誌から縁遠くなり、時折り「荒川さん、何か寄稿してくれませんか」との編集者連絡があると、SM人士世界の話を、レポート風に纏め、挿絵(エロスト)付きで届ける事はしていた。
しかし、私は“天の邪鬼”であって、麻縄緊縛をベターとし、豆絞り手拭を猿轡のように用いる和風責め場のような事は好みではなく、描写上から外していた。従ってファンという人々は出て来なかった。
最近になって、自伝・個人史作りが目的ではなく、物好きな男の、雑多な資料処分の相談で、平成二十五年十月五日発行の「週刊現代」特大号の特別付録で知った『東京・神楽坂【風俗資料館】』に出向いたのだが、そこで、中原館長に「あらま、御生存でしたか」と驚かれてしまい、三和出版で「秘性」誌を編集しているという編集者まで紹介されたのであった。
その時からのお付合いと雑談で「……当社の公式ブログを活用されて、いろいろな方との、最後の交流を試みられては如何ですか」とお薦めをいただいたのが、今回の名乗り出である。
実は小生、電子機器関係は無関心・無知であって、ブログのシステム、構成、運用は自分では出来ない。面識交わした編集人に采配していただくしかないのであるが、冷やかな液晶画面から「慚愧悶えしている老人」の体温を感じとって下さる方がおいでであれば、呼応していただきたいと思っています。
■氏に連絡を取りたい方は下記まで
三和出版秘性編集部
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