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「い、いやぁぁぁぁぁぁぁ!!―――見ないでぇぇぇぇぇ!!!」
ぶぶっ!!

ムリムリムリッッ!!
オムツ越しに漏れる排泄音。
お尻がずっしりと重くなり、あたりに漂う強烈な便臭。
騒ぎを聞きつけ、いつのまにか人だかりが出来ていた。
これ見よがしに鼻をつまみ、ひそひそ声の嘲笑が聞こえるが、私の排泄音がその声をかき消す。
ブチュブチュ、ミチミチミチミチッ!!!
ブポッ!! ブリブリブリッ!!!
ついにこの時が来てしまった……。
三日間、何とか耐えていたが、いよいよ限界だった。
これ以上は我慢できなかった。
『トイレ禁止法』
それは転入生に課せられた無情なる規則。
その名の通り、転入生はトイレを使用してはいけないという悪法。
そのかわりにオムツ着用を義務付けられているのだが、さらなる恥辱を上乗せされただけだ。
「涼……」
思わず共に潜入捜査している仲間の名を呟いてしまう。
彼女も今頃はこの恥辱地獄に堕ちているのだろうか……。