【投稿小説】理不尽な瞳 <第3回>

「今後は俺が質問したとき以外には声を出さない方がいいと思う。
声を出した分はカウントをしておくよ。」
と俺は伝えた。
きちんとアドバイスは与えたのだ。

それを聞いてから女は事務用クリップを乳首に挟み、次にクリトリスにも挟んだ。
せっかく忠告をしてやったのに、
やはり急所なのだから仕方ないのかもしれないが、女は呻き声を簡単に出した。
「ごめんなさい、ごめんなさい。
声を出してしまってごめんなさい」
と言ってきたが、俺は
「出したければ好きなだけだせばいいよ?
俺は別に命令したわけじゃないし。
でも、今お前が喋っているのもカウントに入るというのを忘れないほうがいいよ。
そんなことより挟んだらどうするんだっけ?」
それを聞かされた女はすでに涙目になりながらコクリと頷き、
両乳首のクリップに手をやり回転させ引っ張っている。
なんと滑稽で無様な姿だろうか、
自身の乳首につけた事務用クリップを自身の手で捻り引っ張っているのだから。
その間も俺は女の呻き声をカウントしている。
しばらくその様子を見ていたが、そろそろ飽きてきた。
「もう乳首も外したいだろう?」
と俺は聞いた。
女は頷いている、ただ無心に頷いている。
「そんなにお前が頼むなら聞いてあげるよ。
ただしその状態でのまま引っ張って外しなよ」
と女に言った。
女は顔を横にブンブン振って否定をしている。
「お前の望みを叶えてやろうといっているのに、お前はそれを拒否するんだね?
それなりの覚悟があって拒否をしていると受け取っていいのかな?」
女は諦めたのか、
目をつむり自身の乳首に挟まれているクリップをさらに引っ張っている。
俺は少し面白くなり、
「目を開けて外せ」
と言った。
女はコクコクと頷き目をひらいて瞳から涙を流しながらさらに引っ張っている。
たいていのMも洗濯ばさみで引っ張って外す
という行為はやっているかもしれないが、
事務用クリップを自身で引っ張って外す
という行為はなかなか経験がないのだろう。
それでも女は自身の乳首に激痛を与えながら
クリップを引っ張って自らの手で外した。
そんな女を見ていた俺は嗜虐心が掻き立てられ、
「よく頑張って外したね。
でも残念だね、最後にお前は目を閉じていたよ。
だからやり直し。
でも優しい俺は今度は俺がお前の乳首に挟んであげるよ。
あっ、それとそろそろクリトリスも限界だろう?
乳首に挟み終えたら次はクリトリスを外していいよ。
ただしもう言わなくてもどうやって外すかはわかるね?」
そして俺は言い終わると同時に、女の乳首の真ん中にクリップを挟んだ。
乳首の真ん中にクリップを挟まれた女は
声を我慢できずにうめき声をあげ鼻をすすりながら泣き出した。
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それもそのはずだろう。
さっきも言ったが洗濯ばさみを経験しているMは多いが
事務用クリップはなかなかない。
しかもそれを乳首の根本ではなく乳首そのものに挟んでいるのだから。
女は肩を震わせながらクリトリスの方に手を伸ばしクリップをひねり始めた。
しかしそうとうの痛みが女の脳内に駆け巡っているのか、
まったくひねれないでいる。
俺は、
「10・9・8・7……」
とカウントダウンをしはじめた。
女はそれを聞くやいなや
「ごめんなさい、今ひねります。
今すぐひねって思い切り引っ張って外します」
と言い、更に泣き出した。
しかし俺は別に0になるまでに外せという命令など一切していない。
ただ言葉としてなんの強制力もないカウントダウンをし始めただけだ。

写真はイメージです。本文とは関係ありません。
※写真は全てあや子さん(仮名)から送って頂いたものを使用しております。



龍之介・・・幼少期からSとして目覚めるが、自身がMにもなれるという特異な性癖を持つ。
相手に絶望を与える行為が好き。
ヘマトフィリアでもある。
(理不尽な瞳)

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