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【私はいつもバイブを入れている女でございます】 

マニア女性からの手紙 第12回

(告白)進藤沙紀(仮名)

マニア倶楽部が隔月刊になって間もない頃『マニア女性からの手紙』と言うコーナーがありました。
写真はないのですが強いマニア性をもつ女性からのメールや手紙を紹介するコーナーです。
先日パソコンのデータ整理をしていたら、その連載データを発見したので読み返してみました。
それがとても面白い。なんだかもったいないので、ブログにアップしていきます。

こんにちは。今年大学を卒業して食品メーカーに就職した二十二歳の社会人です。
大学に入ってからずっとカレはいません。
処女なわけではありませんが、病気も怖いですし、結婚するまではあまり男性経験をしたくないんです。
でも、バイブレーターは大好きです。いつも付けていないとだめなくらい好きです。
普段は家に帰ったら、はずしているときもあるのですが、寝るときははずします。
そうしないと、ずっと興奮状態で眠れないからです。
でも、マイ・ギネス・チャレンジー! っていうことで、いちど二十四時間連続で付けていてみようとしたことがありました。

むかし、マリリン・モンローが来日したときに、日本の記者から、
「夜は何を着て寝るんでしょうか?」
っていう、いかにもな質問されたことがあったそうです。そうしたら、
「何を着けてベッドに入るかですって? やあね、シャネルのナンバー5に決まってるじゃない」
って即答したそうです。
こんな答え方って、セクシー女優っていうことを自覚していて、
香水を着けるだけで、他には何も着ていないわよ、っていうことですから、
ちょっと艶めかしい様子も想像させるリップ・サービスをしつつ、
本来の質問にもきちんと答えている形で、すごく機転が利いていて尊敬してしまいました。

でも、そんな男性ファンが望んでいるようなセクシーな答えの中にも、
マリリン・モンローが自分とおなじ孤児院育ちのココ・シャネルの香水を愛用していた、
っていうことに私は悲しい意味があったのかな、なんて思ったりしていました。ともかく、私はマリリン・モンローみたいにき、全裸にバイブだけを着けて寝てみました。
普通だったら興奮しすぎて眠れなくなったと思うのですが、
そのときはすごく疲れていたので、感じるよりも心地よくなって寝ついてしまいました。朝起きたとき、前の日から二十五時間連続記録、やった、と思いました。
でも、朝起きたら電池切れで止まっていました。
だから、マイ・ギネス・レコードは推定約二十時間にしかなりませんでした。
外出するときは、ほとんど付けています。
職場でもずっと電源オンのときが多いです。
だから、私の毎月の出費は他の人に比べて電池代が異様に高いと思います。
こんな女になってしまったのは、もともと私が変態の素質があったからなんだと思いますが、
きっかけは、高校生のときに付き合った人がバイブレーターを使うことが好きな人だったことでした。
学校の先生です。
私はカレにずっと憧れていました。
私はまだ子供だったので、率直に打ち明けました。
でも、カレは心理的なSでした。
私の気持ちをもてあそびました。
カレも私のことを好きだと感じさせたり、そんなに関心がないというそぶりをしてみせたり。
そんなカレに私はどんどんのめりこんでしまったんです。
「そんなにオレのことが好きならその証を示してもらうよ」
私はすべてを捧げてもいいと思っていましたので、素直に承諾しました。
カレはバイブでもてあそぶことで支配欲を満たすサディストでした。
「オレの忠実な生徒になると誓うか?」
カレの忠実な生徒になることを誓うとすぐにバイブを私に渡し、装着して登校するように命じられました。
まだヴァージンだった私は、
自分でバイブを入れなければならないみじめさを感じながらヴァギナの中に挿し入れていきました。
ピタッとした下着でないとすぐに抜けて大変なことになるからと言われていたので、
ものすごくきついパンツを用意してそれを履いて登校しました。
電車の中とかでも圧迫感と違和感でいてもたってもいられない気持ちでした。
カレは担任だったので朝のホームルームにやってきます。
廊下に足音がしました。カレが教室のドアを開けると、クラスの話し声などの雑音がピタッと止みました。
すると、私の股間が急に振動しはじめたのです。
遠隔操作ができるものとは思ってもいなかったので、とても驚きました。
クラス委員の、
「起立!」
という声がかかった瞬間に、
「あああっ!」
と思わず叫んでしまいました。
みんなは(なんなの?)っていう感じで私を見ました。
私は自分の下半身からの振動音が身をもって伝わってきているので、
それが周りの子たちにも聞こえてしまっているのではないかと、思わず股間を押さえてしまいそうになりました。
「進藤、どうかしたのか?」
カレは平然と私に訊きました。
「は、はい……いいえ」
「どっちなんだ。具合が悪いのか?」
「いえ……はい……なんでも……ありません」
私はしどろもどろでした。
「そうか。じゃあ、変な声をあげたりするな、嫁入り前の娘が」
「すみません」
カレのいかにも意味ありげな、
それでも、クラスの他のみんなには結局意味がわからない言葉で私をさいなむサディストぶりに、
私はすっかり翻弄されていました。
私はずっとカレのことが好きでしたけれど、周りのみんなには絶対にその気持ちを知られないようにしていたのです。
「礼! 着席!」
の声がかかると、カレは急に電源を切ったのです。
そのオフになる瞬間の力の抜け具合もまた、私の股間には反対の意味の衝撃でした。
それから卒業まで私は自分で遠隔操作のバイブを仕込んで登校する毎日を送りました。
よく、大学に合格できたと思います。
カレは授業中にもバイブの電源をリモコンで微弱な状態にしっぱなしにしたり、
一番激しい振動をときどき与えたりしました。
そんな状態だったので、私の下着はものすごくフィットするものになっていました。母親から、
「あなたの下着はちょっとなまなましいわね、大丈夫?」
って言われたりしました。
でも、いちど濡れかたがすごすぎてバイブが中から抜けてしまったことがありました。
パンツがピッタリしていたので、外に落ちることはなかったのですが、私は生きている心地がしませんでした。
授業中だったので、椅子に座りながらの状態で、
周りに不審がられないようにスカートの上からバイブを押し込むという情けないことをしなければなりませんでした。
むかし、アイドル歌手が成田空港の荷物検査でバイブが入っているのを不審物と間違われて、
マネージャーに「なんで我慢できなかったんだ」と叱られたとか、
そのアイドルの寝起きドッキリでホテルの部屋に入ったらバイブが転がっていて、
放送することができなかっていう都市伝説があるそうですが、
もし、私が教室でバイブを振動させているのがみんなにわかってしまったり、
万が一股間から落としてしまったら、
と思うと……そのドキドキ感もたまらないのですが……現実には絶対にあってほしくないことでした。
カレは私のことが好きなわけではなかったので、
卒業と同時に東京に出てしまった私とは会う機会がなくなり、
連絡も途絶えがちになっていって、自然消滅みたいになってしまいました。
私も大学生になってしまうと、あれだけ熱を上げていたカレのこともそれほどの思いはなくなってしまいました。
でも、バイブだけは忘れられないどころか、バイブなしでは生きていけない女になってしまったのです。
今では遠隔操作ができるアナル用のバイブも持っています。
でも、独りでリモコンを操作しても自分のことをくすぐってもくすぐったくないのと似ていて、
緊張感や期待感もないし、感じ方も薄いんです。
フェラチオとかセックスとか性的関係なしでも、そういうプレイみたいことをしてくれる方がいたら、
私はバイブ奴隷になりたいと思います。
つまらない長文、失礼致しました。
※編集部注 このお手紙は三年以上の前の手紙です。現在、進藤沙紀さんへ手紙の回送をおこなっておりません。ご了承ください。