スカベンジャー 【第8話】

崩落した地下壕。
ようやく発見した月咲先輩は汚水の海に落とされていた。
中には吐きそうになるほどの量の汚物。

むかし観た映画のワンシーンよろしく上半身が汚物の海に沈み、
逆さまに下半身だけを浮き上がらせている。
三人がかりで限界まで手を伸ばしてもギリギリ届かない!
「はやく、早く引き上げないと先輩が死んじゃう!
「でもどうやって? あたし達には何の道具も用意できない!
浮き上がる気泡が見る見る小さくなっていく。
このままでは……
「水かさを、水嵩を上げて助けるんだ!」
scavenger_009
今のあたし達にできる方法はこれだけだった。
自らをタンクとし、ウン汁を注ぎ込むことで水かさを上げる。
注ぎ込んでは水場まで走り、お腹を満たし再び注ぎこむ。
これを何度も。
三人の屈辱とウン汁を振り絞って。
何も持たない、こんな方法しか使えない自分たちが情けなかった。
scavenger_008


マニア誌ブログ編集部では、本作品の感想や叱咤激励、【十二月少女】さまへのファンレターなど随時お待ちしております。
また三和出版では、随時、新しい作品や投稿を募集しております。
皆様のこだわりの作品をぜひお見せ下さい。

このサイトは成人向けの情報を含みますので、18歳未満の方の閲覧を固くお断りいたします。

あなたは18歳以上ですか?