SMカルテ通信  Vol・4 初めての体験【医療プレイ】

初めての体験
名古屋のSMクラブで働いていたときのこと。
とあるご主人様に、
「尿道が大きい、尿道開発の素質があるかもしれないね」
と言われた。
そのことがきっかけとなったのかはわからないが、今でもそのときの記憶は映像として頭の中に残っていて、
それ以来プレイの最中に彼処をなめられたり弄られたりすると、
クリトリスを弄られるのとは微妙に異なる感覚が、ハッキリとわかるようになった。

それまでも、ヘルスで働いていたときに、クンニをされて、
「おしっこが出そう!!」
と思うことは多々あった。
そのときに、出していいよ! と、言われて本当に漏らしてしまったとことも……。
そのため、当時の私は、クリトリスを舐められるとおしっこが出そうになる、ようになってしまった。
今思うとクリトリスだけでなく、尿道も舐められていたのかもしれない。
SMクラブで働くようになって、クンニされることが少なくなった。
代わりに、クリトリスを単独で弄られるようになった。
余談だが、私のクリトリスは仮性包茎で普段は皮被り。
皮を剥かないと中身が見えない形状をしている。
オナニーでもクリトリスの皮を剥くことはなく、
どちらかというと中にローターを入れて上から蓋をするように電マを当てることが殆んど。
そんなクリトリスを、指先でつつくようにして皮を剥ぐと、紅い突起が顔を出す。
普段、身を隠して刺激にさらされていないクリトリス本体は、とても敏感になっていて、
ちょっとの刺激にも、強い反応を示してしまう。
その感覚は、尿道と一緒に舐められていたときに感じたものとは確実に一線を画して、
初めてクリトリスを狙って弄られたときは、悶絶するかと思うほどだった。
おしっこが出そう! とは思いもしなかった。
痛いとは違うのだが、ムズムズしてどうにも耐えられないのだ。
このときの感覚を、私は個人的に、
男性が射精した直後におちんちんを触られるとくすぐったがる状態に近いのかもしれない、
と勝手に思っている。
その話はまたいずれ機会があれば、綴ってみたいと思う。
そんなわけで、クリトリスと尿道が感じる感覚が全く異なるのだと言うことに、
SMクラブに勤めるようになってようやっと気がついたのだった。
尿道を触られると、おしっこが出るような感覚と共に、
くすぐったいような、もどかしいような感じがして……。
そんなとき、尿道カテーテルの講習を受けることになった。
医学の知識がある方にカテーテルを入れていただいたのだが、
その時も、入院したときに看護師さんに入れられた時に感じた、
「うあああ!!」
という何とも表現しがたい嫌な感覚しかなかった。
そのため、尿道カテーテルに対してはどうにも臆病になっていた。
ところが先日、お店から、
「尿道カテーテルできますか?」
という連絡メールが来た。
反射的に尿道カテーテルに対する厭な記憶が蘇った。
しかしそこで、
「逃げちゃダメだ!」
と意を決死、挑戦することにした。
返信ボタンを押したあと、大丈夫だろうか? 
という不安心配が津波となって押し寄せてきたが、
その感情を振り払い、いや大丈夫、自分ならできる、心配ない、と、言い聞かせ続けた。
講習もきちんと受けたし、スタッフからの説明ももらった。
襲い来る不安を振り払い、人生初、カテーテルプレイに挑んだ。
その結果、なんだか、気持ちがいいかもしれない……!!
今になって振り替えると、そんなふうに思う。
カテーテルを入れられる瞬間はものすごく緊張してドキドキした。
けれど、喉元過ぎればなんとやら。
スッと入った先端が、するすると尿道の中を進んでいく。
その感覚は、なんとも言いがたいのだが、ムズムズしてもどかしくて、切なくて……。
どこかで感じたことのある感覚によく似ていた。
カテーテルが動くと多少ビリビリとした痛みを感じ、
恐怖感も湧いたのだが、それを差し置いても、もう一度、あの感覚を味わってみたい……!!
……と、今になって思うのだった。
あれは、あの感覚は、乳首を弄られているときに感じる切ない気持ちに通ず部分があるような……。
今までに経験したことがある行為であっても、
プレイとして経験してみると、まだまだ開発の余地があるのだな、と人体の不思議さを改めて感じた。
私には、まだまだ、尿道開発の余地あり。なのだと思った。
初めての体験 編 終わり。


●プロフィール
ROY(ろい)嬢 25歳。
都内のSMクラブに在籍している、脳ミソ快楽主義のマニア系M女。
自分の中にある強いM性をもてあまし、SMクラブの門を叩いたという彼女は、痛みに対して人一倍の感受性をもつ医療マニアでもあるそうです。
縁あってこのブログにて「医療とSM」についてのコラムを書いて頂けることになりました。
「読者の皆さまに、楽しんで頂ければ幸いです」
とのコトです。
またROYさんへのファンレターなど、編集部あてにお送り頂ければ転送しますので、お送り下さいませ。

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