おむつ小説 ドールコレクター③

おむつ倶楽部読者の皆様へ。
おむつ倶楽部26号にて掲載された小説「ドールコレクター3」の文章が、18才児からの保育園リターンズに掲載された「ドールコレクター2」の文章と重複していました。
読者の皆様には深くお詫びいたしますとともに、本来掲載される筈であった「ドールコレクター3」の文章を、ここに掲載させていただきます。 
おむつ倶楽部 丘崎

頑な心
綾香たちの罠にはまり、恵美が囚われてから、どれほど時が過ぎただろうか?
赤ちゃん人形と同等の生活を強いられ、毎日が羞恥の連続、普通の高校生として過ごしてきた恵美にとって、これほど辛い日々はない。
毎朝、綾香におねしょを確認され、綾香に浣腸をされ排泄を促され、おむつを取り替えてもらうのがすっかり日課になってしまっていた。
裕子の調教により快楽のようなものを見出したかに見えたが、恵美は決してそれに屈することは無かった。
人質に取られている妹の香奈のために、理不尽な要求にも我慢して耐えてはいたが、決して心まで委ねることはなかったのである。
秘密組織のハニートラップ部門に属していた裕子だったが、あまりに頑なに綾香を受け入れようとしない恵美に、正直、手を焼いていた。
綾香はそんな裕子の気持ちも知らず、想いを寄せていた先輩の恵美が自分の赤ちゃん人形になったことに喜び、時おり子供のようにはしゃぐ姿も見ることが出来た。
通常であればこんな生活を続けていればいずれ精神が疲弊し、諦めて屈服するはずである。
だが、恵美は持ち前の正義感からなのか、どんなに淫らで恥ずかしいことをされても唇を噛みしめ黙って耐えるだけだったのだ。
でもそれは恵美が出来る精一杯の抵抗、必要以上に抵抗すれば妹の香奈にどんな被害が及ぶかわからないのだ。自分の心だけは折らないように、ギリギリのラインをさまようのが限界でもあった。
裕子もそんな頑固な恵美に薬物を用いて完全に言いなりにさせてしまったほうが、どれほど楽かと思ったほどである。だが、精神を崩壊させ廃人同様にしてしまうのは綾香の望みではないのだ。
あくまでも憧れの先輩のまま、恵美の正しい気持ちを保持したまま、赤ちゃん人形になってもらいたいのが綾香の願望でもあった。
そんな綾香のために裕子は一生懸命になっていた。これほど他人のために……実の娘でもない綾香のために懸命に動くのはなぜなのか、裕子にもわからない未知の気持ちでもあった。
「マ、ママ……おむつを替えて……めぐみ、おもらしをしてしまったの」
裕子に教え込まれた言葉をつらそうな表情で口にする。おもらしの報告をしないと、いつまでもおむつは取り替えてもらえない。
恵美に使わせているおむつは昭和の時代のドビー織りの布おむつ、そして内側がゴム張りのおむつカバーである。
おもらしをしてしまうと湿気が逃げず、いつまでも不快感に包まれたまま時を過ごさないといけない。そんな呪縛から逃れたくて、恵美は仕方なく屈辱的な言葉を口にしないといけない。
「あらあら、絵本を読んでいる間におもらしなんてママ恥ずかしいわ、しょうがない子ね、めぐちゃんは」
自分よりも少し体の大きい恵美に膝枕をし、寝る前に絵本の読み聞かせをしている綾香は報告を嬉しそうに聞いている。
両親から愛情を得られず育った綾香は中身は子供のまま、裕子から得た愛情こそが本物だと確信し、自らも母親を演じようとしているのだ。
ただ、彼女の場合、母親になりたいだけではなかった。裕子と二人きりのときはまだ自分は子供でいたい、幼い日を過ごしたあの頃のままでいたいと願い続けていた。
親から得られなかった愛情を今このとき受け、そしてその愛を恵美に分け与えようと思っているのであった。
綾香も自身でおむつを愛用していたが、恵美が来てからと言うもの、さらにおむつへの愛着を深めていた。
自分と同じおむつを想いを寄せ続けた先輩の恵美が使っている。それが綾香にとって嬉しくてたまらない。人形遊びでは得られなかった生の反応が、彼女の心をくすぐることを止めなかったのだ。
「あっ……ん……」
「ずいぶん我慢していたのね、いいのよ、めぐちゃんは赤ちゃんなんだから、ママのおむつがないとダメな子なのよ」
小さな子に言い聞かせるように綾香は恵美のおむつカバーを開いていった。ゴムのおむつで蒸らされた恵美の美しい太もも、そして股の形に固められた布おむつ、母に憧れる綾香にとって最高の瞬間でもある。
時間をかけてゆっくり丁寧に恵美のおもらしの後始末をしていく。もう綾香も手馴れたもので、裕子の手伝い無しでも上手におむつを替えられるようになっていた。
濡れたオシメをカバーごと取り去り、赤ちゃんのように脚を高く持ち上げ、お尻を優しく丁寧に拭いていく。
綾香は嬉しくてたまらないようだが、恵美にとっては何よりの屈辱、精神的苦痛の瞬間でしかなかったのだ。
綾香とは違い、恵美は羞恥の中に快楽を、そして綾香の愛情を見出すことが出来なかった。監禁され無理矢理おむつを使わされているのだからそれは仕方の無いこと。
だが、我が娘同様に綾香を愛し始めてしまった裕子にとっては納得のいかないことでもあった。どんなに羞恥を与え、強制的に快楽を与えても、恵美が心の底から折れることは決してなかったのだ。
「気持ちいい? めぐちゃん? いい子でおむつが当てられるようになったわね」
「い、いやぁ……」
どれほどおむつを取り替えられたか、恵美はおむつを替えられている間、必ず目を閉じる。
恥ずかしい瞬間を少しでも和らげたいと、そう願うのだが、目を閉じて思い浮かべる光景は恥ずかしい出来事ばかり。それらを快楽に変えてはならない……全ては残された妹のため……そう心に決めて恵美は理不尽な羞恥に耐え続ける。
そんな恵美の気持ちを理解しない綾香はベビーパウダーをまぶし、宝物をしまうようにおむつカバーを閉じていく。
「いい子でおもらし教えられたわね、ママ嬉しいわ」
おむつを替え終わった恵美を綾香は必ず抱きしめる。ずっと友達がわりで集めてきた人形達にはない温もりを確かめたいのだ。
母からの愛情に飢えた幼少期の生活……今、綾香は自らを母親とすることで自分の気持ちを恵美にも伝えようとしているのかもしれない。
だが、恵美は綾香から伝えようとしている気持ちには一切振り向こうとはしない、無理矢理従わされているという表情でなすがままにされているだけなのだ。
綾香はそんな恵美の様子には気がついていないのか、無邪気に生き人形とおままごとを繰り返していた。だが、それに納得していないのが裕子である。
綾香に与えた玩具のような存在の恵美が自分達の意のままになっていないことを認識していた。どんなに淫らなことで責め立てても恵美が心から折れることはない。
秘密組織でハニートラップの部門長を務めていた裕子にとっては歯がゆいことでもあった。快楽の片鱗のようなものを見せるものの、恵美は強い信念でそれらに対抗しているのだ。
娘のような綾香を心の底から喜ばせてやりたい。母性に目覚め始めた裕子は、宝条家の財産よりも、そのことに重きを置き始めていたのである。
おまるスクール
羞恥の日々は続き、さすがに恵美も疲弊し始めていた。妹の香奈のためにと固く張り詰めていた心が緩みかけ始めていた。
羞恥から快楽に目覚めてしまえば堕落してしまうのはあっという間である。裕子はここぞとばかり新たな羞恥を与えようと画策していた。
「お嬢様、病院の方でこんなことも始めましたのよ」
「あら? 何かしら?」
夜の晩餐、育児室で恵美に食事を与えている綾香にスッと一枚のチラシを差し出した。
それは宝条グループが経営する総合病院が作ったチラシであった。以前、恵美が新生児検診と称して連れて行かれた病院である。
表向きは地域の基幹の総合病院であるが、裏では誘拐した少年少女たちを幼児化調教するための秘密の施設でもあるのだ。そんな病院が作り出したチラシなど、まともなものであるはずがない。
「おまる……スクール?」
綾香はチラシの文字を読み首を傾げる。
「お嬢様、それはまだおむつの取れない子供に自分で出来るように教える教室ですの、子育てに悩むお母さん達のために病院の一部を解放して始めたそうですわよ」
それは秘密の調教施設が作り出した広告ではなかった。表向きの病院が地域の母親達のために開設した「おまるスクール」のお知らせだったのだ。
おまるスクールとは幼稚園入園前の子供を対象に開設されたもので、自力で排泄する手段を会得させるための教室である。
幼稚園の入園の条件に自分で排泄が出来なくてはならないという項目がある。特に名門の幼稚園ともなればそれは必須条件でもあったりする。
母親達は必死に自分の子供に排泄の仕方を教えようとするが、なかなか上手くいかず子供に当たってしまう親もいるほどである。
おまるスクールではそんな母親達に子供たちを排泄の自立への道へ導かせる方法を教え、子供達には別室で講師がついて楽しく排泄の仕方を教えるという二重の構成を敷いていた。
そのおかげか評判も良く、スクールに通う親も決して少なくはなかったのである。
ただ、それは表向きの話、もうすぐ成人する恵美にはそんなものは必要のないことである。子供しか通えないはずのスクールで何をするつもりなのか裕子の考えが理解できず、恵美は不安な表情で二人を見つめることしか出来なかった。
「いいわねぇ、めぐちゃんったらおまるもおむつも嫌がるから……こういう教室に通えば少しはお姉さんになってくれるかしら?」
「いや……そんなとこ、行きたくない……」
綾香の表情は冗談ではなかった。喜びに満ちた表情でチラシを見つめる綾香に恵美は恐怖を覚えた。
羞恥を与えることで自分の愛情が伝わる。裕子にそう教え込まれた綾香が、これに飛びつかないわけがなかった。
そして綾香の学校が休みの日、再び恵美は車で病院の施設へ連れて行かれた。もちろん恵美の意思とは無関係、抵抗すら意味がなかった。
いつもの地下の秘密の入り口とは違い、一般の人間がいるというせいか恵美は現地に着いた途端、おしゃぶり型の猿轡(さるぐつわ)を装着されてしまった。
改造された乳母車風の車椅子には日よけのフードがついていて、すぐには中を確認されることはないが、一般人が見たらその光景は異常にしか見えなかっただろう。幸い、人目を避けるように入り口までたどり着けたが、乳母車に乗せられている恵美の心境は計り知れないものがあった。
すでに病院側も理解しているようで、案内された場所には数人の幼児達と講師、そして人数分のおまるが用意されていた。もちろん恵美の分もである。
母親達は少し離れた部屋で子供達に対するアプローチの仕方などを学んでおり、部屋には子供達しかいない。親がいることでかえって緊張して、上手に排泄が出来ない子供がいるからだろう。
子供と講師しかいない部屋で、園児服を着せられた大きな体の恵美の姿は異様に目立ってしまう。
(こんなところ……いやよ!)
おしゃぶりの奥でそうつぶやいた恵美は、その部屋の異常な光景に狼狽する。
そこは本物の幼い子供達が十人ほど集められていた。母親達は子供達と別れて別室で講義を受けている。まだ幼すぎる彼らは母親と引き離され泣き出したり、勝手に遊び始めたりしていた。
やがて何人かの子供が恵美の様子に気がつく。幼稚園児のようなスモックを着せられオムツカバーが丸見えになっているミニスカート、彼らの目にも奇異に映るはずである。
(やめて! 見ないで!)
幼く無垢な瞳から送られる視線が恵美の心に突き刺さる。病院の地下の魔窟に棲むようなマニアの男達の視線とは明らかに違う。
濁りの無い輝いた目から発せられる視線に、恵美は耐え切れず目を閉じ、視線を逸らせることしか出来なかった。
「赤ちゃん……なの?」
小さな子供が不思議そうに恵美に歩み寄ってきた。どうやらオムツカバーとおしゃぶりに気がついたらしい。
下手をすれば女性講師と同じぐらいの身長の恵美である。そんな格好をしていれば嫌でも目立ってしまう。裕子や綾香の思惑通り、ここに来ただけで恵美の羞恥心は高まり始めていた。
「いやっ! こんなとこいやっ!」
そんな時、入り口から別の少女が甲高い悲鳴を上げながら無理矢理連れてこられて来た。
(あの子は……)
恵美にも見覚えのある少女、以前、新生児検診を受けに来たときにトイレの前で失禁してしまっていた里奈と呼ばれる少女である。
どこか妹の香奈にも似ていて恵美は覚えていたのだ。里奈は恵美よりも羞恥心が高いらしく、ロンパースと涎掛けを身に着けさせられオーナーの初老の男性に引きずられていた。
「さ、里奈、いい子だからおまるの練習をするんだ。いつまでもおむつじゃ嫌だって言っていたのは里奈だろう?」
「いやっ! こんなのいやっ! おまるもおむつも嫌いっ!」
長い間幼児化調教を受けてきたせいか、抵抗する姿もどこか幼子に似ている感じもする。
そう、ここは単なるおまるスクールではなかった。愛奴達にさらなる羞恥を与え、排泄そのものに嫌悪感を与え再びおむつに戻すための悪魔の教室なのである。
何も知らない子供達はそんなことが行われているなど知るわけも無く無邪気に遊んでいる。まさか、母親達もその場にこんなに大きな赤ちゃんがいて、自分達の子供が愛奴の羞恥心を高めるためのダシに使われているとは思ってもいないだろう。
「はーい、みなさん、いい子でお姉さんの言う事聞ける人いますかー?」
部屋を遊びまわったり、泣きじゃくってる子供に向かって講師の女性が大きな声で話しかけた。子供達もその声にキョトンとした表情で反応する。
すると一人の子供がそっと手を挙げ、それを見ていた子供達も釣られて手を挙げていた。あれだけ勝手に動き回っていた子供達は、大人しくなり講師の方を見つめていた。
「みなさん、いい子ですね、じゃあ、自分の名前が書いてあるおまるの前に並べるかな?」
部屋に並べられたおまるの元には大きくひらがなで名前が書かれた紙が貼られていた。もちろんそこには「めぐみ」と「りな」と書かれた紙も貼ってある。
「さ、めぐちゃんも並んで」
「んっ……んんっ!」
すでに後ろ手に拘束されている恵美は、綾香に引っ張られておまるの前まで連れて来られていた。里奈という少女も同様である。
「はい! 上手に出来ました! 今日来ているお友達は赤ちゃんかな?」
講師の問いかけに子供達は首を振る。まだおむつを卒業できていない子供達が多かったが、赤ちゃん扱いされるのを嫌悪し始める時期でもある。
「そうですね、みんなは赤ちゃんじゃないわね。でもまだお兄さん、お姉さんでもありません。今日はお父さんお母さんに褒められるような立派なお兄さん、お姉さんになって帰りましょうね」
楽しげに子供達に語りかける講師、子供達の心を掴み誘導する術に長けているように見える。だが、その子供達の中には恵美や里奈も含まれており、その講師の言動がいかに狂気に満ちたものか嫌でも伝わってくる。
人形劇でおむつを外すこと、おまるを使って排泄することに興味を持たせたり、排泄の教育用の絵本の読み聞かせをするなど、子供達を引き込むのに非常に手馴れている講師である。
その内容を理解していくうちに子供達は恵美や里奈の存在に違和感を感じ始め、興味深そうにチラチラと見てくる。恵美も里奈も身を隠すことなど出来ず、好奇の視線に晒されるしかない。
穢れた大人のいやらしい目つきではないのだ。何も知らない無垢な瞳が嫌でも羞恥心を刺激してくる。この講習会に参加させられると大抵の愛奴は排泄に非常に抵抗感を感じるようになり、再びおむつに戻されてしまうのだ。
「はい、みなさん、今度は体操です!    お姉さんのマネの出来る子いるかな?」
すっかり講師の話術に誘導された子供達は皆素直に手を挙げていた。
拘束された恵美と里奈だけは何も出来ずに視線を逸らすのが精一杯。
「はい、じゃあカニさんで歩きますよー」
講師が蟹股で横歩きを始めると子供達もそれに合わせて横に少し歩き始める。ここで行われている体操はいわゆる失禁体操で、主に骨盤底筋を鍛える体操である。
基本的には年配者向けの体操ではあるが、体を動かし緊張をほぐすために子供達にも採用されている体操だ。子供達が上手に排泄できないのは緊張が主な原因だったりする。
親が必死になって排泄の練習をさせようとすればするほど、子供は緊張し思い通りにならないのだ。
だが、それはあくまでも子供向けの話、成長した恵美や里奈にとっては無縁の話である。そんな二人がこの講習に参加させられている意味を子供達は少しずつ理解し始めていた。
「さ、めぐちゃんも体操よ、ほら」
綾香に促されながら恵美も無理矢理体操をさせられる。おむつカバーがちらりと見えるミニスカートがさらに広がり、見られたくない部分まで見られてしまう。
もっと気の毒なのが里奈である。里奈は園児服ではなくベビー服を身に着けさせられていた。そんな格好で体操をすれば必要以上に目立ってしまい、子供達への晒し者にされるには十分な行為である。
「いやっ! もういやっ! 帰るっ!」
逃げようとする里奈は、まるでわがままを言いだだをこねる幼児そのものである。そういう風に拒絶する姿を子供達に見せることで自分が赤ちゃんであるということを認識させるのである。
「みんなより大きな体でいつまでおむつの赤ちゃんでいいのかい? ほら、いい子でちゃんと体操を続けて」
初老のオーナーはわざと目立つように里奈をなだめ、いう事を聞かせようとしていた。そのせいで子供達の視線は恵美から里奈へと移りかけていた。
赤ちゃんの見本
途中、子供達に水分を補給させ排泄教育用のDVDを見せていた。飽きやすい子供たちが飽きないように様々なプログラムを織り交ぜ集中させるのである。
もちろん水分補給は実際におまるを使って放尿訓練をさせるためである。恵美や里奈には利尿剤が混入されたものを与え、排泄を余儀なくさせられるのだ。
「さぁ、みんな、おまるを使っておしっこの練習をしてみましょう」
そして最後にようやく実際におまるを使って排尿の訓練である。体操や講習でおまるに興味を持たせ、自力で排泄が出来ることを子供達に体感させるのだ。
もちろん、その体験も恵美や里奈も味わう、一人ずつ順番に講師がついてリラックスさせながら楽しいイメージを植え付け、子供達に排尿を促していく。
「はい、美羽ちゃん、シーシーできるかなぁ?」
「みう、できるよ!」
元気良く返事をした美羽という幼女はおまるにまたがると、自分で排泄して見せた。
おむつを使わずおまるで排泄したことに自信を持てたのか嬉しそうに講師に向かって微笑んで見せた。美羽の足元には小さく丸められた紙のトレーニングパンツが捨てられていた。もう美羽には必要の無いものである。
「一人で拭けるかな?」
「大丈夫! できるよ!」
講習で教えた排泄の後始末、前から後ろ、前から後ろとつぶやきながら美羽は一人でそれをやってみせた。
「おお! すごい! 美羽ちゃんはもうお姉さんねぇ」
褒められた美羽は満面の笑みを浮かべている。失敗して何度か母親に叱られたのだろう、喜びは深くその姿は恵美の目にも飛び込んでくる。
「はい、じゃあ次は里奈ちゃんね、いい子でシーシーできるかしら?」
おむつを外され里奈はおまるにまたがされる。無毛の恥丘に走る亀裂からは雫が落ち始めていた。
「いやっ! こんなのいやっ! 助けてっ!」
「里奈、シーシーが出来たらおむつはもういいんだよ?」
小さな子供に言い聞かせるように初老のオーナーはいやらしく里奈の体を支える。無論、排泄の手助けなどするわけがない、邪魔をして失敗させるのが目的なのだ。
「ああっ……いやっ! 見ないでっ!」
首を振る里奈の視線が一瞬恵美と合ってしまった。お互いに見ないようにしていたのだが、救いを求めるような視線に恵美は応えることが出来なかった。
まるで排泄のタイミングを計ったかのように、利尿剤の効果は二人の体をじわじわと炙るように苦しめていく。
同様の仕打ちを受けている身としては、里奈の姿が次の自分の姿なのである。幼児達に見られる以上に恵美の羞恥心は煽られてしまう。
(こんなのおかしい……いやっ! 助けてっ!)
おしゃぶり型の猿轡の奥で恵美は声にならない声で叫んだ。綾香は里奈の姿を見せ付けるように姿勢を変えさせ、哀れな末路を目に焼きつかせていた。
「ああっ……」
里奈の排尿は大きく逸れ、太ももを伝って床に敷いたおねしょシーツに吸われていく。子供達の目の前で失態を犯してしまい、声にならない声で泣き出してしまったのだ。
一度始まってしまった排尿を里奈は止めることができない。おまるに座る前に漏らしてしまい、縛られた両手で顔を隠すことも出来ずそのまま泣くしかなかった。
「あらあら大変! 里奈ちゃんはまだおまるは早かったかしらぁ?」
講師はわざとオーバーな表現で里奈の失敗を他の幼児たちに見せ付けていた。他の幼児達は全員成功したのに里奈は失敗したのである。
自分達よりも大きな里奈が失敗したのだ。注目は一気に里奈に集まる。
「いやぁ! もういやっ!」
自分の失敗に耐えられなくなった里奈は逃げ出そうとするとするが、すぐにオーナーや講師に取り押さえられてしまう。
トイレやおまるに対して新たなトラウマを植え付け、再びおむつに戻そうというプログラム……里奈はすでに、その術中にはまってしまっていた。
「やっぱり里奈は赤ちゃんだなぁ、わかっただろう? まだまだ里奈はおむつじゃなくちゃいけないんだよ?」
優しくオーナーに抱かれながら慰められると、里奈はひゃっくりをしながら小さくオーナーの肩の上で頷いていた。おそらくもう中学生のはずだが、暗示により幼児退行が進んでしまっているようにも見える。
里奈は大人しく園児達の目の前で再びおむつを当てられる。もう激しく抵抗することは無く悲しげな瞳のままおむつを当てられている。すでにおむつが体の一部になり、精神安定剤のような効果があるようにも見えてしまう。
「さ、次は恵美ちゃんの番ね、あらあら! ずいぶん大きな赤ちゃんなのね?」
講師が目の前で恵美をからかうように大きな声でそう言うと、恵美は身震いして綾香たちに視線で救いを求める。
(いや……こんなのいや……!)
先ほど羞恥の排尿を済ませた里奈は、オーナーの手で再びおむつを当ててもらっていた。里奈は幼児に戻ってはいたが、哀れみを帯びた目で恵美を見つめる視線には、しっかりとした知性が備わっているのだ。
(お願いっ! 見ないで!)
講師に手伝ってもらいながら恵美のおむつを外していく綾香も、わざと大きな声で幼児達におむつが濡れていることを伝えてしまう。
「めぐちゃんったら! 我慢できなかったの? チッチ出たらママに教えなさいっていつも言ってるでしょう?」
恵美がおもらしをしてしまっていることを綾香は知っていた。もっとも、おしゃぶりの猿轡をされていたら、教えようにも教えることなどできない。
手のかかる赤ちゃん、親を困らせる赤ちゃん、綾香は恵美をそう育てなおしたいと考えていた。
恵美の才能や人望に綾香は嫉妬していたのだ。好きと言う思いも強かったが、嫉妬の気持ちもそれに負けないぐらい大きかった。
何でも望むものを手に入れてきた綾香が手に入れられなかったものを、恵美が容易に手に入れてきたことを羨ましく思っていたのだ。
生徒達からの憧れ、多くの友人、優秀な成績……それらは権力や財力で手に入るものではない、自分の努力で手に入れるものである。だが綾香にはそれができなかった。
親から愛情を得られず、どうやって人とつながればいいのか、どうやって他人に思いを伝えるのか、その術を知らずに育ってしまったのだ。
憎しみや恨み、そして綾香独特の愛情、そんなものを織り交ぜながら恵美に辱めを与えていく。
子供達も興味津々で恵美の濡らしたオシメを見つめている。彼女達も布おむつを見るのは初めてなのだ。自分達の使っている紙おむつとは明らかに違うものだが、赤ちゃんが使うものだということは認識できるらしい。
「おむつをずっと使わないといけない赤ちゃんは布おむつじゃないとダメなの。みんなもずっと赤ちゃんは嫌でしょう?」
おもらしで汚れたオシメを見せ付けながら講師がそう言うと、幼児達は素直に頷く。
「さ、めぐちゃん、おっきしておまるの練習をしましょう? いつまでも赤ちゃんでいいの?」
母親になりきる綾香が、困った赤ちゃんをあやしながらおまるに座るように促している。
だが、恵美はおまるに座ろうとすると不思議と脚がすくんでしゃがみこむことが出来なくなっていた。恐怖なのか腰が引けて怯えているようにも見える。
(何で……どうして……こんな簡単なこと……)
もう大人になりかけている恵美にとって、おまるに座ることなど容易なことである。だがそれが出来ない事に驚きを隠せない。
そう、恵美には催眠剤による暗示がかけられていた。トイレやおまるが怖くなる暗示、トイレにはおばけがいる……幼い子供なら誰しも思う根拠の無い幼稚な恐怖、そんな恐怖を裕子は恵美の深層心理に刻み込んでいたのだ。
(いや! 漏らしちゃう……助けて!)
おまるにまたぐことも出来ず、恵美もまたおもらしをしてしまい、失態を演じる。
パラパラとおしっこの音がおまるの中に響く、恵美たちが使わされているおまるは普通のおまるではない、サイズは大人用であるが便器の底に羞恥を高める工夫が施されている。
やや浮かせた薄いステンレスの板をおまるの底に敷いてあり、中空の状態なのでそこにおしっこをするとパラパラという音がまるで水琴窟のように響くのだ。
(見ないで! 見ないで!)
心の中の叫びも空しく、太ももを伝う尿の勢いは止まらない。恵美の外陰唇は幼児のように整形されてしまっていた。そのため、自ら手で開かない限りまっすぐ狙ったところに尿を飛ばすことはできないのだ。
練習はさせるものの、恵美は絶対におむつが卒業できない、そんな状況に知らない間に追い込まれていた。
里奈と同じく床に敷いたおねしょシーツに大きな跡を作ってしまい、おまるにはわずかな量しか、おしっこはされていない。
「あら? めぐちゃんもまだ赤ちゃんなのね」
「めぐみちゃんにもまだおまるは早そうですわね。お母さんも大変ですけれど、しばらくはまだおむつを使わせてあげてくださいね」
幼児にもわかるようなわざとらしい講師と綾香のやり取り、それが耳に届くたび、恵美の体は火のような羞恥で炙られ火照っていく。
(いやっ! もうこんなの……いやっ!)
身を焦がされるような羞恥に恵美は泣きながら首を振り、理不尽な扱いを受けていることをアピールする。だが幼児達の目には、それがどう映ったのか……だだをこねるわがままな赤ちゃんにしか見えなかったかもしれない。
「めぐちゃん、わがままはダメよ、めぐちゃんは赤ちゃんなのよ?」
(違う! 無理矢理……私は!)
おしゃぶりの猿轡の奥で抗議を続けるが、それが皆の耳へと届くわけがなかった。
大きな赤ちゃん、親のいう事を聞けないわがままな赤ちゃん、そういうイメージを子供達に植え付け、ダメな子の見本にさせられようとしていることに恵美はまだ気づいてはいない。
「みんな、いう事を聞けない悪い子はどうなるのかな?」
講師の質問に子供達がざわめき出す。自分達が怒られているイメージが膨らんでいくのが伝わるようである。
「怒られちゃう……」
講師の前にいた女の子が小さな声でつぶやいた。もう赤ちゃんではない彼らも、おもらしのことで叱られた経験があるのだ。
「そう、ママに叱られたことあるでしょう? でも大きな赤ちゃんになると叱るだけじゃダメ、お仕置きをしないといけないの」
(な、何をするの……?)
「お仕置き」という言葉に恵美は身を震わせる。何かと理由をつけて裕子が恵美に対してお仕置きをしてきたからだ。
「じゃあ、みんなもしっかり見てて。お父さんお母さんのいう事を聞けないとどうなるか」
公開処刑
下半身むき出しの恵美は講師の膝元まで引きずられてしまう。
(やめて! こんなところで!)
後ろ手に縛られた手をさらにねじ上げ、お尻叩きの体勢にさせられてしまう。白桃のような恵美のお尻が子供達の無垢な視線に晒されてしまう。
まだ潤いを帯びるお尻に講師の平手が打ち降ろされる。パシッという音が部屋に響き渡る。
自分達も経験があるのかその光景に怯える子供もいたが、まだ好奇心の方が強いようである。自分達よりも大きなお姉さんが、赤ちゃんにされてお尻を叩かれている。そんな光景などそう見られるものではない。
(いやっ! お願い……こんなことやめて!)
何発も平手を打ち下ろされる度に、恵美の白いお尻が震え、赤みを帯びていく。
恐怖と羞恥、そして恵美の中に固く封じられた快楽……様々なものが入り混じりそれが涙に変わり恵美の頬を伝っていく。
(ダメ……ごめんなさい……)
お尻を叩かれているうちに恵美は失禁を始めてしまった。裕子にお尻を叩かれていたときの癖が出てしまったのかもしれない、恵美はお仕置きの最後はいつもおもらしをしてしまうのだ。
「あらっ! めぐちゃん! あなたったら!」
綾香はわざとオーバーに驚き、恵美のダメな子の姿を子供達へと植え付けていく。
「めぐみちゃんはしょうがない子ねぇ……こういう子はもっともっと厳しいお仕置きが必要ね」
講師が恵美を床に降ろすと恵美の体はぐったりと床にへばりつくように動かなくなった。ときおり身を震わせ泣いていて、全てを諦めたような表情で瞳を潤わせていた。
「いい? みんなもお父さんお母さんを困らせるとこういうことになります! おもらしをしてしまったのでお仕置きです。今からめぐみちゃんにお浣腸をします!」
子供達の心に刻み付けるように講師は強い口調でそう告げた。
「お浣腸」
という言葉に恵美は意識を取り戻し逃げようとする。
「ダメ、めぐちゃん、あなたが悪い子の見本になるの」
(いやっ! か、浣腸なんて……!)
毎日浣腸を施されている恵美だったが、どうしてもそれに慣れる事はなかった。自分の知らない人間、それも幼い子供達の目の前で排泄など絶対に避けたい行為だった。
「さぁ、みんな、これが『お浣腸』よ。お腹が痛くなってうんちが我慢できなくなります、我慢の出来ないわがままな子供はお浣腸のお仕置きをされます! 覚えておいてね」
講師はポケットから簡易浣腸を取り出し子供達に見せ付ける。お尻叩き以上のお仕置きを知らない子供達ばかりである。それがどんな結果をもたらすのか、恐怖の表情の中に興味が見え隠れしている。
「みんなの前でママ恥ずかしいわ、せめて大人しくお浣腸されなさい」
綾香はわざとらしく困った素振りを見せ、講師による浣腸の手伝いをする。
(いやっ! こんなの……見ないで!)
付き添いの裕子と綾香に取り押さえられては恵美も逃げることができない。講師のゼリーを塗った指先が肛門に触れると、電気が走ったように恵美の体が反応し抵抗する力を弱めてしまう。
(お願い……ゆるしてぇ……)
左右から取り押さえる裕子と綾香が、浣腸をしている光景を子供達に見せつけようと脚を大きく開いていく。
「どう? めぐちゃん、恥ずかしい?」
小さな声で綾香が耳元で囁く。恵美はその声に目を閉じ涙を流すことでしか反応しなかった。追い詰められて諦める。そんな毎日を繰り返すうちに、恵美は拒絶しながらも従順な性奴へと変貌していったのだ。
「んっ……!」
容器を潰され薬液が腸内に注入されると、恵美は背中を反らせて反応してしまう。
子供達は怖がりながらもその光景を目に焼き付けていく。自分達よりも成熟した女性がおむつを当てられて浣腸まで施されてしまう、一体幼い心でどんな風に思っているのだろうか?
「ううっ……」
恵美が浣腸を我慢している間は必ず綾香がそばにいる。膝枕をして頭を撫でて我慢させるのだ。
それは綾香がずっと憧れてきた行為、母親に甘えたくても甘えられなかった綾香は、それが真の愛情だと信じて疑わなかった。
そんな時、恵美を哀れに思ったのか、一人の幼女が恵美のそばに歩み寄り、綾香と一緒に頭を撫でたのである。
「あら? あなたもめぐちゃんを慰めてくれるの?」
「めぐちゃん……悪い子なの? 縛られてる……」
「みんなで見てたでしょう? この子はわがままでママを困らせる悪い子なの。だから縛られてお浣腸までされちゃうのよ。悪い子で一人でおしっこが出来ない赤ちゃんはみんなこうなるの」
綾香は恵美にも言い聞かせるように説明した。体は大きいがもう子供達の目には困ったわがままな赤ちゃんとしか認識されていないのだ。恵美はそんな綾香の言葉を聞き、乾いた涙の跡を再び濡らしてしまう。
「お姉さんも言ってたでしょう? ママの言う事を聞いていい子にしていれば、おむつとバイバイできて早く大人になれるのよ」
「そうなの?……じゃあ、めぐちゃんもいい子になって大人になれればいいね」
女の子は恵美の頭を哀れみを帯びた口調で撫でた。悔しい、悲しい、恥ずかしい、そんな気持ちが増幅して恵美は綾香に抱かれながら震えて泣いていた。
講師は再びおまるをセッティングして恵美に排泄を促していく。
おしっこだけではなくうんちの後始末も自分達でできるようにならないといけない、恵美はそんな子供達のいい見本にされようとしていたのだ。
「さぁ、めぐみちゃん、怖くないからおまるをまたいでウーンってしてごらん」
(お願い! こんなところじゃいや!)
泣きながら頭を振る恵美に子供達と、おむつを当てられてオーナーに抱かれている里奈の視線が集中する。
里奈は自分より辛い目に遭わされている恵美を気の毒そうな視線で静かに見つめていた。助けたくても助けてやることなどできない、無力感と絶望感を秘めた瞳で見つめるしかなかったのだ。
「はーい、めぐみちゃんウーン、できるかなぁ?」
子供を扱うような講師の態度、恵美は狂いそうになる羞恥と戦いながら便意に耐えている。だが恵美にもわかっていることだが、浣腸をされてしまうと我慢などそう長くは続けられない。
崩壊は一瞬、ポツッという音を立て落ちた汚滴がおまるの底のステンレスの板を叩いた瞬間、ドッとあふれ出してしまったのである。
綾香と裕子に支えられたまま恵美は泣き顔を晒しながら排泄を始めた。もう自分の意思では止められない、おまるの中から恥ずかしい音が部屋中に響く。
わずかな時間のはずなのに恵美にはとても長く感じてしまった。早く終わって欲しい、そんな願いも届かず体に蓄積した羞恥心を吐き出すように排泄を続けるしかなかった。
講師はトイレットペーパーを手に巻きつけ、お尻の拭き方を子供達に教えている。
トイレットペーパーの使い方、お尻の拭き方は生活の基礎である。ゆっくりと時間をかけて子供達に教えないといけない。
排泄を終えた恵美は羞恥の限界を越え、生き人形のように綾香に抱かれていた。魂が抜け夢の世界をさまよっているような姿は生まれたての赤ん坊のようにも見える。
「お尻を拭くときはこうやって前から後ろ、前から後ろ……みんなもしっかり見てね」
ぐったりとする恵美の体を利用して、講師はみんなにお尻の拭き方をレクチャーしていく。
まだおむつの取れない大きな赤ちゃん、恵美の心の中にそんな声がこだまする。悲しみも羞恥も消失し精神が崩壊していく瞬間……恵美はもう泣きもせず無表情のままお尻を拭かれるしかなかった。 (続く)

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