真・エゴイストのつぶやき 第4回

「告白」
負の連鎖とは続くものだ。
現在彼の仕事がうまくいかず、精神的に支えてくれる相手が少ない。
その為か先日、何とはなしにふとした思いでOD(オーバー・ドーズ 薬の大量服用)をしてしまった。

もともと精神的に不安定な部分があり、病院通いを長らくしている。
私の病気は所謂「解離性障害」とのこと。
ある時間の記憶がなくなったまま行動していたり、
ときには人格も変わることがあるらしいいが、それも記憶にはないのだ。
完治するのは非常に難しいそうで、医者からはあまり気にせず普通うに生活することと言われている。
時折日常生活に支障をきたすけれど、幸い周囲に理解ある人に恵まれ、何とかうまく生活している。
具体的に話すと、記憶のない間に作業を進めていたり、普段置き場所を決めているのに別の場所に移動させていたり。
若年性アルツハイマーではないかと疑ったが、そうではなく、幼い頃の生い立ちに伴う記憶がそうさせているとのことだ。
今まではそれも何とか乗り切ってきたが、しかし最近はそれもうまくいかない状況。
ODをしてしまったことで、通院回数が増え、今大変な状況の彼が薬の管理をしてくれることになってしまった。
余計な負担をかけているのに、私は彼を支えてあげることが何もできないのが歯がゆい。
誰かに何かをしてあげたい、してあげられると思うことも一種のエゴ、自己満足の域なのだろう。
自分の無力さを自覚した上で行動すべきではないかと思う今日この頃。
世の中はすべてエゴイストの集まりなのではないかと私は思うのだ。
昨夜彼に薦められ、ボクシングの世界大会を見た。「生きる力が湧いてくるはずだから」と言われ。
ボクシングをまじめに見たのは初めてだった。
球技とは違う、正に肉体をぶつけあっての戦い。
もともと相撲は好んで見ていたけれど、それとはまた一味も二味も違った迫力を目の当たりにした思いだった。
何故そこまでして戦うのか? 何のために戦うのか? 誰かのためか、自分のためか……。
私は今何のために戦い、生きているのだろう?
これをご覧の皆様は答えられますか?

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