【爪先立ち食事】ノルマ地獄 〈第6回〉忍者のマキビシのように、足の周りに画鋲を撒いて……。

【爪先立ち食事】
普通の生活の中でも、自分には何かノルマを課さないと安心しないのが私です。食事をしている間も休んでいいとは思えません。もちろん家族などと一緒の食事の時には普通に食べますが、1人の食事ではノルマを課さずにはいられません。

食事中のノルマは色々とありますが、今回は爪先立ち食事。名前の通り、食べている間はずっと爪先立ち状態という意味ですが、ただ爪先立ちだけでいいというわけではありません。基本的にキッチンに食べるものを乗せて、お茶碗は手で持って食べます。食べるものにはこだわらないですが、食べるのに時間がかかるものを選ぶほうがノルマを苦痛にできます。
最初はただつま先立ちをして食べていたのですが、段々とノルマのレベルを上げていきたくなってしまいます。その場で爪先立ちをしているだけでも、時間が長くなると脚が痛くなってしまいます。また、両脚をくっつけてつま先立ちをするとかなり難易度があがります。バランスを崩してもなにも苦痛がないとつまらなく感じてきたので、足元にガムテープで立ち位置を決め、その上からはみ出さないようにというルールを作りました。ガムテープを張った周りには画鋲を撒いておきます。その状態できちんと「いただきます」をして、よく噛んで食べます。お米は一口に最低20回は噛むというようなノルマも付け加えていきます。
爪先立ちをした状態では、おかずのお皿が遠いので、おかずを食べたいときには少し膝を曲げます。このときがいちばんバランスを崩しやすく、お味噌汁を飲むときなどは細心の注意を払わないと危ないです。もちろんもし踵をついてしまったら画鋲が足の裏に刺さります。ですが、慌ててお味噌汁をこぼしてしまったりしないよう、なんとか痛みをこらえて再度つま先立ちをします。
足に何度画鋲をさす事になったとしても、それは自業自得。食事をしっかりと終えるまでは爪先立ちはやめられません。だんだんとふくらはぎが痛くなってきて、その後は太もも、足の裏とどんどん痛みが広がっていきます。精神を落ち着かせていないとバランスを取るのが悪くなるので、集中力も切らすことはできません。
最初は玉子かけご飯など簡単な食事にしていましたが、だんだんと食べにくいものや食べるのに時間が長くかかるものに変わっていきました。特に焼いた秋刀魚を食べたときには、最後にはふくらはぎが両方つった状態になってしまい、しばらく苦痛を味わい続けることになりました。
食べているときだけではなく、料理の間や食器を洗う間も爪先立ちにすることも増えました。時間にするとかなり長い時間になります。爪先立ち状態は足だけでなく、体全体に力が入ります。特に長時間行っていると全身から汗が吹きだしてくることもあります。
本来ならば楽しみな時間なはずの食事の時間も、1つの縛りを作るだけでノルマとなり緊張状態の時間となります。あらゆるものにノルマを課していかないと安心が出来ない私は、本当に変態なんだなと感じます。

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操・・・5歳の時にMに目覚め、隠れて自分を苛め続ける。高校2年のとき、インターネットで知り合った男性を通してSMを知り、それ以来SMの世界に浸かる。痛みや苦しみを与えられると身体が反応し、相手に命を預けることで愛を感じる。

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