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【投稿小説】理不尽な瞳 番外編 ゴム責め<第1回>

今、目の前でオモチャがぐったりしている。
女の体にはきれいな横線が幾重に
蚯蚓腫れや内出血といった具合に刻まれている。

俺には言うほどの緊縛技術はない。
だからいつも相手を拘束するときは、簡易的に行う。
たとえば、手錠やロープでの拘束だ。
俺は別に相手が縛られていたり拘束されていたりするものを
観賞して芸術的なものを見出しているわけではない。
俺が求めているのは、相手が苦しんでいる表情。
または絶望というものを感じているときの表情だ。
人に苦痛を与える方法はいくらでもあるのだろう。
それは肉体的にも精神的にも。
肉体的に苦痛を与えるのはとりわけ簡単な方法なことではないだろうか。
この世界つまりSMでよく使われる方法でいくと、
「鞭打ち」「熱蝋責め」「洗濯バサミ責め」や「浣腸」など。
他にも挙げればきりがないほど、いろいろあるだろう。
その中でも鞭打ち系は誰にでもできるであろう責めではないか。
一言で鞭打ちといっても、鞭にも種類がある。
一本鞭、バラ鞭、ケインといろいろポピュラーなものがあるだろう。
もちろんそれだけでも相手にそれなりの苦痛を与えるのは簡単だ。
そんな鞭打ちに分類されそうな責めの中で、
今回俺がオモチャにした責めは簡単だ。
簡単に相手に苦痛を与えられ、
しかも俺自身がそんなに疲れずにすむといったものだ。
細かいところで言うと、鞭打ちになるのかどうかはわからない?
他に分類するのは難しい気はする。
とりあえず俺は今回のこの責めをわかりやすく
「ゴム責め」と名付けることにした。
ゴム責めというとなにかこの世界ではソフトな感じもするが、
少なくとも俺自身はこの責めを自身で受けてみたいとは思えない。
俺は基本的にはSだが、M的な責めを受けることもできる。
もちろん相手次第だけれど。
それでも俺はこのゴム責めを誰かに許す可能性は少ないだろう。
それくらい相手に与える苦痛が大きなものだということが
相手の反応から予想できるからだ。
道具も比較的手に入れやすいし、なにしろ責め手自身が疲れないので、
いくらでも続けることができるのが
この「ゴム責め」の魅力の一つかもしれない。
鞭などはやはりずっと振り続けていると腕や手に疲労がたまっていく。
相手との関係性によっては、
その責め側の疲労も楽しみの一つになるかもしれない。
けれど俺はオモチャと遊ぶ時には相手に一切の人格を認めないし、
相手との信頼関係やまして愛情などというものも必要としていない。
だからこそ、責めはなるべく自分がつかれずにいて、
どれだけ相手に絶望感を与えられるかが重要な要素となるのだ。
「ゴム責め」によって体中に痣をつけられたオモチャを、
俺は少し足で踏んで感触を楽しんでみた……。



龍之介・・・幼少期からSとして目覚めるが、自身がMにもなれるという特異な性癖を持つ。
相手に絶望を与える行為が好き。
ヘマトフィリアでもある。
(理不尽な瞳)