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【漢字書き取り】ノルマ地獄 <第27回>精神的にも堪えるものがある…

【漢字書き取り】
小さなころから自分を虐めるのが好きでした。
好きというよりも、そうしなければならないという感覚に近いかもしれません。
そうしなければ自分はいけない子なんだと感じていました。
それは大人になれば治る一時的なものではなく、
今も続く私のライフワークの一つのようになっています。

子どもの頃は学校の成績などで評価されることが多いです。
私の場合は特にテストの点数などで褒めてもらえる場合が多かったので、
自然とテストで高得点を取ることが目標となり、
また取れたことで安心にもつながりました。
大人になってからは仕事をしている中でテストというものはありません。
ですが、そういう形のはっきりと残るものが欲しかった私は、
点数がわかる資格試験などを好むようになります。
その中でも比較的手が出しやすかったのが漢字検定でした。
漢字はもともと好きな方でしたし、勉強自体を楽しめました。
ですがこの勉強を始めると、私のいつものノルマ癖が出てくることになるのです。
テキストを買ってきて、
毎日決まった時間机に向かって勉強をするのはもちろんですが、
意味もないほどに勉強のノルマを増やさなければという思いが頭をもたげます。
漢字検定自体は80点取れれば合格なのですが、
私の場合は100点合格でなければ許さないという、
頭の中の指示に従うことになりました。
このノルマの場合はいつものように一日を使って行うのではなく、
テストまでの毎日こつこつとこなさなければならないノルマです。
私にとって、
この毎日のノルマの方が一日苦しむノルマよりも性格上辛いことなのです。
そのため、最初はいつものノルマより苦痛が少ない量に設定してしまいました。
そのノルマは毎日テキストを進めることにプラスして
覚えている漢字も含めて漢字100字を10回ずつ書くというものです。
1000文字といえば簡単に聞こえるかもしれませんが、
文字を書くのには結構手の力を使います。
しかもすでに覚えている簡単な漢字を書く作業は
精神的にも堪えるものがありました。
それでも普段のノルマよりは全然ましでした。
3日ほど経ったところで、私の脳内の指示者が、
「こんなに甘いことで許されると思っているの?」
と怒りだしました。
私自身も物足りなさを感じていたところだったので、
そこからノルマを一気に増やすことになりました。
今回の場合は最初に低いノルマを設定して
それで満足しようとした罰も含めたものだったので、
いきなりハードルが高く設定されました。
それは今までの10倍です。
一つの漢字を100回ずつ書くというものでした。
この日から本当に長くて辛い日が続きました。
勉強を始める時間が少しでも遅くなると、
睡眠時間を削ってもノルマをこなすことになります。
手が疲れて腱鞘炎のようになってしまい、
1週間が過ぎることからはシップを腕に貼りました。
そのかいもあり、当日の試験には合格できたのですが、
満点合格ではなかったため
私にはまた罰としてのノルマが課されることになるのですが、
それはまた別の機会に……。

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操・・・5歳の時にMに目覚め、隠れて自分を苛め続ける。高校2年のとき、インターネットで知り合った男性を通してSMを知り、それ以来SMの世界に浸かる。痛みや苦しみを与えられると身体が反応し、相手に命を預けることで愛を感じる。