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【開脚】 ノルマ地獄〈第26回〉自虐の心が育っていく…

【開脚】
大人になると段々と体が硬くなる。
日々自分にノルマを課しているとはいえ、生活は普通にしているので、
何もしなければ体はどんどんなまっていきます。
もちろんそんな自分を許せないという感情もあるのですが、
そんなにいつもいつも自分を戒めていられるわけではありません。

私は自分の体を鍛えたり、酷使したりすることが好きでしたが、
なぜか運動部に入るという経験をしたことはありませんでした。
なので実際に誰かから指導を受けながら
しごきのようなことをされたことはないのです。
大人になってから、
なぜ運動部に入らなかったのかと何度も疑問に思っているくらいです。
それでも、体を動かすことは自身でずっと続けていました。
負けず嫌いな性格もあり、人に体力面で負けるのは嫌だと考えていたのです。
とはいうものの、本格的に運動が出来ていたわけではなく、
スポーツクラブに通って週に2,3回汗を流す程度でした。
それも仕事などが忙しくなってくるとできなくなり、
いつしか自分の体を鍛えることは極端に少なくなっていました。
そんなある日、
地元の図書館の二階に小さなトレーニングルームがあることを知りました。
地元に住んでいれば誰でも使えるようだったので、
私はその次の休日に久しぶりに軽く運動をしてみようと思い
トレーニングルームに行ってみました。
本当に簡易的なものしかなかったのですが、
そこで初めて開脚の角度を測れる器具を見つけました。
今まで脚がどのくらい開く? 
なんて会話はしたことがありましたが、
実際にどのくらい開いているのかを知ることはできなかったので、
私は試しに開脚をしてみました。
本当にストレッチもできていないような生活だったため
脚は思ったより全然開かなくなっていました。
そのときむくむくと私の中で自虐の心が育っていくのを感じました。
その日は腕のマシンや腹筋のマシンなど一通りのマシンを使って、
その後ランニングマシンで30分ほど走ってから帰りましたが、
その間もずっと開脚のことが頭から離れませんでした。
脚が100度くらいまでしか開かなかったことにショックを受けていたのです。
私は180度開脚ができるようにならなければいけない
という思いにとりつかれていました。
家に帰ると早速壁と向かい合って床に座り開脚を始めます。
手で段々と体を壁に近づけていくと
内腿の腱が切れそうになり涙が出てくるほど痛みが走ります。
限界まで伸ばした状態でしばらくじっとして、
慣れてきたと思ったらそこから上半身を前に倒していきます。
やっと落ちついた痛みが再度蘇ってきます。
ですが、痛みよりもそこまで怠けてしまっていた自分に腹が立ちました。
そこから毎日私は家に帰って
最低30分は時間を作って開脚を続けることにしました。
こればかりはノルマをきつくしてもそうそう簡単にできるようにはなりません。
成長期ならともかく、
大人になってから新体操の練習の様に
椅子に脚を乗せて人に上から乗ってもらう
というような過激なことはできません。
ただし、なるべく早く180度開脚ができるようにならなければ
という思いが強かったので、私は2週間という期限をつけました。
日を追うごとに少しずつですが変化は感じられますが、
一気に進歩はしてくれません。
日が迫るごとに焦りが増していき、
長いときでは2時間くらい
激痛と闘いながら壁に必死で近づこうとしていました。
もし2週間過ぎて180度開脚ができなければ、
強制的に股割をしようと決めていたのです。
その痛みの恐怖を考えるといてもたってもいられませんでした。
結果的に2週間ギリギリで180度開脚はなんとかできるようになったのですが、
その後体を前に倒して床にピッタリと体をつけられるようになるまで、
私の柔軟ノルマは続きます。
それはまた別の機会に……。

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操・・・5歳の時にMに目覚め、隠れて自分を苛め続ける。高校2年のとき、インターネットで知り合った男性を通してSMを知り、それ以来SMの世界に浸かる。痛みや苦しみを与えられると身体が反応し、相手に命を預けることで愛を感じる。