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【水以外一気飲み】
以前水の一気飲みを自分のノルマとして課した話をしました。
その後日談をお話したいと思います。
水の一気飲みを初めて実践してから、色々と工夫をするようになりました。
もちろん飲むタイミングなどを変えることもしましたし、飲む量を変えることもしました。
そして、水ではないモノを飲むことをノルマとして課すようにもなりました。
基本的には私は自虐的なことにはあまりお金を使いたいとは思いません。
お金を使うことは贅沢をすることというイメージが私の中では強いので、自分を罰する意味のあるようなノルマにはお金はなるべくかけたくないのです。
そうなると色々と工夫をしていくことになります。
お金をなるべく使わず、かつ自分へ与える苦しみをどれだけ強くできるか。
それを考えているときが幸せなので、やはり私はどこかがおかしいのでしょう。
自分に課すノルマのヒントは日常のいたるところに転がっています。
テレビを見ていても、外を歩いていても、私には見えているモノが少し違うのかもしれません。
さて、水だけではつまらないと思い始めた時に、なにかノルマに加えられないかと考え始めました。
もちろん水を飲むよりも苦しいこと辛いことになるようにと考えます。
こういうときに私はいちばんに冷蔵庫の中を探します。
特に調味料関係などが私にとって絶好の道具になることが多いです。
水一気飲みのときには、量を飲むことが苦しさを増すことにつながっていましたが、水以外の場合は量はそれほどでもなくても味が不味いなどの辛さになります。
それでも最低限飲む量は減らしません。
また、ノルマを課す場合は基本的に二度目以降の方が辛くなります。
一度目に味わった苦痛を知っているので、精神的な苦痛が加わるからです。
一度目に苦しかった思いをしたことが少し楽になったときくらいに、再度同じノルマを課せられるように調整するのです。
なので、2度目3度目となればなるほど自分の中での葛藤はかなり激しくなっていきます。
ある時には、砂糖水の一気飲みをノルマとして課しました。
実際にやってみるとわかりますが、砂糖水は本当に不味いです。
しかも少しだけ甘みのある程度に砂糖を入れた水は飲んでいると気持ちが悪くなってきます。
もちろん塩水も試したことがありますが、これは本当につらいです。
飲んでも飲んでものどが渇く感じが消えないのですが、水を飲むことは許されずただただお腹に水がたまっていくだけなのです。
レモンやお酢などを水に混ぜたものも身体が拒否反応を起こします。
飲んでしばらくは唾液が止まらず、胃の中にあることもはっきりとわかります。
時には水ではなく賞味期限の近づいた牛乳や、スポーツドリンクなどをノルマとして課したこともありますが、これは比較的楽でした。
問題はどれを飲んだ時にも一気飲みという辛さと飲んだ後の満腹感が半端ではないという点です。
食べ過ぎなどは少し身体を動かすと楽になりますが、飲み過ぎは身体を動かすと逆に吐き気がしてくることが多いです。
この辛さを乗り越えるにはただただ時間が過ぎてくれるのを待つしかないのです。
そしてもちろん少し満腹感が減ったころには、また一気飲みをしなければならない状態がやってきます。
このノルマは簡単にできるのですが、何度も涙を流すことがありました。
胃がパンパンな状態だからと言って、普通の生活でしなければならないことを疎かにすることは許されません。
そんなことをしたときには、さらにきついノルマを自分に課すことになってしまいます。
自分で自分にノルマを課すということは、人にはわからない本心がばれてしまうということでもあります。
人はだませても自分をだますことはできないので、本当に自分を追い込むしかなくなってしまうのです。
それでも私はこれをやめることができない変態なのです。
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操・・・5歳の時にMに目覚め、隠れて自分を苛め続ける。高校2年のとき、インターネットで知り合った男性を通してSMを知り、それ以来SMの世界に浸かる。痛みや苦しみを与えられると身体が反応し、相手に命を預けることで愛を感じる。