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「私はオシッコ女でございます」

マニア女性からの手紙 第10回

[手紙] 藤谷峰子(仮名)

マニア倶楽部が隔月刊になって間もない頃『マニア女性からの手紙』と言うコーナーがありました。
写真はないのですが強いマニア性をもつ女性からのメールや手紙を紹介するコーナーです。
先日パソコンのデータ整理をしていたら、その連載データを発見したので読み返してみました。
それがとても面白い。なんだかもったいないので、ブログにアップしていきます。

 


こんにちは、編集部のみなさま。
唐突で申し訳ありませんが、私は大学時代に付き合っていた彼に通常のSMを教えられました。
そして、そのときに見せられて以来愛読者になっていつもマニクラ読んでいます。
今は大手広告代理店の仕事を請け負う会社を友人と共同経営しています。
でも、現在に至るまで一度も結婚していない独身女です。

今まで男性との出会いはそこそこはありました。自慢に聞こえたらすみません。
見栄ではありません、本当です。
でも、いつもその時そのときを楽しくというライフ・スタイルで過ごしてきたので、
真剣に将来のことを考えてはいませんでした。

ところが、昨年、父が突然亡くなりました。父の死に顔を前にした母に、
「お父さんはあなたが早く結婚して孫の顔を見せてくれることを、
ずっと心待ちにしてたのよ……名前まで考えて」
と力無く言われました。
私は父に対してひどい親不孝だったことを悟って、子供のように泣きじゃくってしまいました。

すごく考えさせられました。そして、父の納骨などが済んで一段落してから、
仕事も一休みして少し長く休暇をとりました。
そこで、つくづく考えたら、
(私がいちばん幸せなことは何?)
という自問に行き着きました。
もちろん、仕事や収入も大事です。
でも、たとえば結婚は? 家は?
女性の社会進出が増えたとはいっても、実際には友人・知人は三分の二以上が結婚して、
可愛らしい奥さんやいいお母さんになっていたりします。
私と同じような生活スタイル・価値観で都会派だった友人が、
今では都心を離れて神奈川・千葉・埼玉などの郊外に一軒家を構えていたりします。
(私もそうなるのがやっぱりいちばんいいのかなぁ?)
なんて思いました。
私は子供のときから発育がよくて、スポーツも得意でした。
現在、身長は一六五センチで、太っているわけではないのですが、いわゆる「がたいのいい」女です。
だから、小さくてやせてて可愛らしい女性、というタイプとは正反対で、
それが「嫁に向かない」というイメージを自他共に認めていたところがあります。
ところで、私は小学校から高校まで競泳をやっていました。
岩崎恭子さんより少しだけ上の世代です。というと年齢がわかってしまいますが、種目も同じ平泳ぎでした。
現在は、女子の競泳着はどんどん進化してほとんどがロングスパッツになってしまいました。
でも、私の時代はハイレグでした。
水泳部やスイミングクラブなどでは、更衣室以外はほとんど男女一緒、という感じです。
だから、ハイレグが食い込んでスジがくっきりしてしまっている股間も、
男子の間近で晒しているのなんて普通のことでした。
ところが、私はその状況を特別意識してしまっていました。
男子にはそんな日常のことは意識していない、という暗黙の了解みたいなものがあります。
でも、実際にはアソコの食い込みがきつかったり露骨だったりすると、
男子たちだけでなくコーチもすごく気になっているのがよく分かります。
チラっと見る男子の目線を感じると、私はすごく高揚してしまったのです。
といって、コーチの話を聞いているときに、食い込みを直すことなどできません。
そのままの状態でずっとコーチの話を聞いていなければならないのです。
自分の食い込み具合を目線を下にして確かめようとしても、首を下げて覗き込むわけにはいきません。
どれくらいすごいことになっているのか分からないまま、ずっと直立不動でいなければならないのです。
その間じゅう、私の向い側に立っている男子の目線がちらちらと私の股間に食い込んでくるのです。
私は他の女子より食い込みがどぎつい感じになりやすい体型でした。
骨盤ががっしりしているのです。
そのうえ、ハイレグ用の身だしなみから始めた剃毛が好きになってしまって、
毎日のようにすべてを剃っていました。
さらに、水着の股間の裏側に縫いつけてある部分を、私はわざと取り除いていました。
他の子より股間の布が重なっていない分、私の食い込みは大きかったのです。
そんな私は陰でいろいろ噂されていたようです。
でも、見られて感じてしまう自分が、なぜか愛おしかったのです。
自分から食い込みを激しくしていたくらいなので恥ずかしくはなかったのではないかと思われそうですが、
違います。恥ずかしくてどうしようもないのに、でも、変な快感でもあったのです。
その快感は、オシッコがしたくなる、という現象になりました。
アソコが食い込んで、ひょっとしたらスジ状に見えてしまっているかもしれない、
という状況の中で、私のアソコは麻痺したようになってしまったのです。
ほんとうにいけないことだと思っていますが、私はプールの中でオモラシをしていました。そして、
(○○君も私のオシッコが溶けたプールで泳いでる)
と思うと、さらにアソコは興奮状態になってしまって、
オシッコでないものまで溢れてくるのが分かりました。
この、排泄すべきではない場所で排泄しているうしろめたさ、
汚してしまったという背徳心が、私には罪悪的な快感になってしまったのです。
でも、そのうち、水中だけでなくて、
プールサイドの排水溝のところでしゃがんだままオシッコをしてみたくなってしまいました。
そして、誰にも見られていないことを充分に確認したうえで、
でも、見られてしまうかもしれない、という不安の中を酔いしれながら実行してしまったのです。
実際にそれをしてしまったのは中学・高校を通じて数回だけでしたが、
今まで生きてきたなかでいちばんドキドキして感じた幸せな時間でした。そして、この思いは、
「してはいけないところでオシッコをしてしまった罰として、私がオシッコを浴びせられる」
という願望になっていきました。
頭からかけられ、髪の毛を濡らして、顔じゅうをオシッコだらけにされても、
口の中に入ってもかまいません。
オシッコは「汚いもの」というイメージがあります。
だから、そんなオシッコに惹かれる気持ちがどうして生まれたのか、不思議でした。
あの温かさに惹かれたのかもしれません。
たった今まで私の、そして、誰かの体内にあったものが、
体外に流れて出ていく……そこに生き物としての共感を覚えるのかもしれません。
でも、このことはSMを教えられた彼にも打ち明けることはできませんでした。ただ一度だけ、
「オシッコを浴びせられてもいい」
と言ったことがあります。すると、
「(俺の)ションベンが入った口でフェラチオするつもりか!」
とマジ切れされたのです。
私だったら好きな人のオシッコは飲めるし、
Sの人に私のオシッコを飲んでほしいとまでは思わないですが、
私のオシッコを汚いなんて思われるのはイヤです。
それは私がMで彼がSだから、ということだからではないと思います。
好きという感情は相手のきれいな部分だけを好きなんじゃなくて、
すべてをひっくるめて好きでなければ本物ではない、と私は思うのです。
オシッコをするところを見られたい、そして、かけられたいという私の強い願望・性癖は、
もうどうすることもできません。一時期は消してしまいたいことだと恥じていました。
そして、こんな私が普通の結婚なんてできるはずがないと思っていたのです。
それを解ってもらえない方と結婚しても、
結局、結婚生活はつらくなってしまうのではないかという不安がありましたから。
でももし、このような私をすべて包み込んでくれるような方がいらしゃったら……。
なんて都合がいいことを期待してしまいました。
だめですよね、こんないい年をした女……料理はひととおりできますけれど……。
※編集部注 このお手紙は三年以上の前の手紙です。現在、藤谷峰子さんへ手紙の回送をおこなっておりません。ご了承ください。