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えROYター通信 〜バルセロナより愛を込めて〜 その2

ワタクシROYは、2019年3月末をもって、SMクラブを退店させていただきました。
フラフラしておりましたが、今まで本当にありがとうございました。

クラブで出会ったご主人様方との思い出が、たくさんたくさんあります。
思い返すと名古屋時代、さらには風俗に飛び込んだ当初まで遡ってしまいます。
風俗が何をする場であるかをわかっていなかったあの頃から今まで。
本当にたくさんの方に救われ、恵まれてきました。
改めて、心より感謝を申し上げます。
ありがとうございます。

そもそも、何故にSMの世界に飛び込んだかと申しますと、それは当時勤めていた人妻イメージヘルスでのお話です。
忘れもしません、お客さまのベルトで思いっきり叩かれたこと。
なぜだか、痛いけど、嫌じゃなかった。
その感覚の理由が知りたくて、SMとはなんぞやと興味が湧いたのでございます。

それから風俗のSMクラブのサイトを覗いて、プレイ内容を調べて驚愕いたしました。

飲尿プレイ!?!?

「なぜ、おしっこを飲ませたいのか?」
「なぜ、おしっこを飲みたいのか?」
という疑問がまっさきに脳裏に浮かびました。
今では様々なご主人さまと出会い、プレイを通じて「体液まですべてが愛しい」という感情の存在を知ることで理解ができました。

名古屋で出会ったSMのお店は、年齢が若いキャストさんが多いお店でしたので、なんでもできなければ売れないと教え込まれ、朝イチの自分の尿を飲んで飲尿の練習をしたり、入店前に在籍していたヘルスのお客様に、アナルファックをしていただいたり、精液を飲ませていただいたりして、練習をしておりました。

そして入店してからは、ご主人さまからのご命令はすべて、ロボットのように言われた通りにこなすお利口さんすぎるMを演じてまいりました。
ご主人さまが大便をするときは、浴室で仰向けになり、お口の中に出していただいたり、持ち込みの一本ムチで皮膚が裂けるまでめったうちにされたり、、、。
今思うと、すべてネタにできますが(笑)

ただそれだけでは、つまらない、おもしろくないのですね、次第に飽きられてしまいました。

それから、思い切って東京のSMクラブに飛び込んでみたのでございます。
東京では、東京の洗礼を思いっきり、受けました(笑)
ですが、このお店に在籍したおかげで、たくさんの素晴らしい出会いに恵まれました。
名古屋でのお話やプレイのことを話すと、あなたはもっと自分を大切にしなさい、と言ってくださるキャストさんに出会えました。
それまでの自分は尊厳のないモノのようでした。もはや洗脳の領域。
自分の認知が完全に歪んでいたのですね。

そして、何十回、何百回、何千回と、私の歪んだ認知を変えるまで、何度でも言い聞かせてくださいました。

そのおかげで、とことんまで落とされていた自分の自尊心を回復することができました。

SMに出会ってロボットのように言われた通りのことをこなすお利口さんすぎるMから、自分の感情を出せる人間に成長できた。

ただ、、、
可愛がられたい甘えたい大切にされたい、ということは、今でもなかなか、言い出すことはできませんが、、、。

このお店に在籍したおかげで、とんでもない貴重な経験体験をたくさん得られました。
SMプレイと、主従プレイの違いと、風俗で求められるプレイの違い。
風俗のSMしか知らなかった自分が、風俗SMであっても、縄が好きなご主人さまに出会ったおかげで、SMバーに通うようになったり縄の講習会に参加するようになったり。

お客様や女の子からプライベートのSMのお話を聞いて、自分でもSM関係の本(主に三和出版さま)や元女王様が描くSM漫画を読んで勉強したり。
縄講習会に参加したときは実際にSM関係のカップル? を目の当たりにして衝撃を受けましたね。

さらには、海外に行ったときについでにSM業界を覗いたことがきっかけで、縄の楽しさと危険なことを、身をもって体験し。
初めて緊縛事故(軽症ですが)を経験しました(笑)
人前で縛られる楽しさをしってしまいました(笑)
そして、自分がどんなSMが好きで、どんなプレイがしたいのかが、やっとわかりました。
ものすごく遠回りをいたしましたが。

デラカブに出演させていただき、いったん日本での修行は終了。
ショーの楽しさを知り、もっと経験したい、もっと感動感銘、心の琴線を震わすものを創りたい。
そして昔、諦めていた芸術の道に、もう一度挑戦したい、やりたいことがまだまだいっぱいあるんだと思いだせました。

まだ死んでいられない。
まだ、終わらせない。
若くしてSMの世界に飛び込んだ方が羨ましかった。
遅くに知って飛び込んだ世界が、こんなにも魅力的だったとは。

回り道をたくさんしましたし、この先もどうなるかまったくわかりません。
不安だらけです。
ですが人生は一度きりです。
友人が何度も、何度も言い聞かせてくれました。
今まで腐っていた時間を悔いるよりも、好きなものに向かって進んでみよう、やっとそう思えるようになりました。

常に茨の道を突き進むメンタルマゾヒストとして、この先が楽しみです。
自分は、この地で何をやらかすのかと。

人からとやかく言われようと、実際に自分自身で痛い目を見ないと学習しないタイプなので、痛い目を見てきます。
ですが、いつかはそれも、笑って話せるネタになるのです。
デラカブリベンジという、日本での一つの目標を達成できたので、次の目標に向かいます。
なんでも深く考えすぎて身動き取れなくなるタイプですので、とにかくとりあえず、なんでもいいから一歩、足を踏み出してみました。
まだまだもがいてもがいて、でも、自分が動かなければ本気でどうにもならない状況に追い詰めない限り変われないし、変わりません。
甘え根性をぶった切るために、もっともっと自分を好きになるために。
自分が世界で一番かわいそうだと思うタイプなので(笑)

今までお誘いくださいましたみなさま、ご主人さま、本当にありがとうございました。
このお店に飛び込まなければ知らないままだった世界を、たくさんおしえていただきました。

感謝の気持ちを言葉にしようとすると、うまく表現できませんが、月並みではございますが、今まで、みなさまの貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。
心からの感謝を込めて。

お客様。
お店の女のコ。
スタッフさん。
ボスさま。

みなさま、本当にありがとうございます!!
バルセロナより。

ROY