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困惑日記 【第3回】自分の1アクション、1つの言葉が相手を大きく動かしてしまう。これは恐怖だ。

根っからのM男性2人から女王様になって欲しいと言われた、これまた根っからのMな私。そういう相手がいるからと言って、特段日常生活が変わるわけではない。私自身はやはりMとしての欲求を満たしたいと思うし、御主人様へ精神的に依存することで安定を保っている。
ただ、この2人に出会った頃から少しずつ変わってきたことがある。何をするにも、2人にとってどう映るのかを頭の片隅で考えるようになったのだ。奴隷は主人を映す鏡だとよく言われる。私も、普段の生活の中で奴隷として恥ずかしくない振る舞いをしようと思っている。どうしたら御主人様が喜んでくれるのか。どうしたら御主人様の自慢の奴隷になれるのか……。

逆の立場になってみて初めて分かった。主の方がこの気持ちは大きいのだと。自分が起こした1アクション、1つの言葉が相手を大きく動かしてしまう。これはかなりの恐怖でもある。相手が自分を信頼して、心を投げ出してくれるなら、それはなおさらだ。やっぱりSな人はすごい。
ある日Kがお店に来るというので、おつかいを頼んでみた。本来ならば奴隷が自分で考えて、私に必要なもの・私が喜ぶものを買ってくるべきだと思うのだが、Kはすべてを指示されないと無理だというのだから仕方が無い。私はその時思いついた日用品から食べたいものまでを箇条書きにしてKにメールしておいた。
でも、この作業ですらかなり悩んだのは言うまでもない。金銭的にあまり余裕の無いKにどれくらいのことをしてもいいのか。Kはどんなものを買うときに、どんなことを考えるのか。1つ1つ考えながらメールの文章を作っていたら途中で面倒になってきたので、最後の方は「何か甘いもの」とかいう適当な指示にしてしまった。本当は隅々まで考えてあげるべきだったのかもしれない。
Kが店に来て、頼んでおいたケーキを他のスタッフの人たちと分けて食べた。悪くないかもしれない。相変わらず下着姿で体に落書きをされて、床に座って私を見上げているKを観て、私は少しだけ安心した。
帰り道Kに頼んで買っておいたものをもらった。「買い物どうだった? どんなこと考えながら買ってたの?」と聞く私に、「あの、さすがにTバック用のナプキンなどはお店の人に聞かないといけなくて……」少しだけ困ったように答えるKに満足した。思い通りの反応だったからだ。しかもTバック用ナプキンはドラッグストアでも売っていないところも多い。結局そのためだけにお店を4つも回ってくれたらしい。
褒めはしなかったけれど、Kの働きには満足した。クルマを運転するKの乳首を助手席から思いっきりつねってみた。何とも言えない声を出すK。体が震えているのが分かる。痛みに快感を感じて喜んでいるのだ。結局そのままKは運転をしながら逝った。
こうやって書いて見ると私が全然困惑していないように思えるかもしれないけれど、そんなことは全く無い。ひとつひとつのことをやるのに、すごく勇気がいるし、相手の反応をみて不安を覚えることもある。まだまだよちよち歩きを始めた赤ん坊のような状態なのだ。
ただ1つ困惑しながらも感じていたこと。それはKに必要とされる嬉しさだった。

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弥生・・・小さい頃からMの自覚を持って育つ。大学生の頃からハプニングバーで働き始め、今も仕事をしながらバイトをしている。プライベートも含め根っからのMだが、最近M男性からSっぽい面を求められ、方向性が揺らぎ始めている。S転して、女王様になる日も近い!?