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【宿題】ノルマ地獄 〈第2回〉 通常の宿題の3倍を

【宿題】
小さな頃から自分にノルマを課さずにはいられないのが、私です。
脳内の私が私に厳しいノルマを課し、私は苦しみながらノルマ達成を目指す。
けれど、達成したあとには何も残らない。そして、達成できなければさらに苦痛になる罰が待っている……。
生活の隅々にノルマを設定することが私の当たり前の日常です。

今回は宿題のノルマです。小学生の頃から、宿題だけは忘れたことがない。勉強はそんなに好きでも得意でもなかったけれど、中の上くらいに位置していました。中学生になって本格的に勉強をしなければいけなくなった私は、宿題などの負荷が強いと、興奮を感じてしまうことに気づきました。夏休みの宿題は、夏休みに入る前までにほとんどを終わらせなければならない。これは小学校の高学年から、私が自然に行っていたノルマでした。
宿題ノルマが本格化したのは、中学1年生の秋からです。勉強が楽しくなってきていた私は、順調に宿題やテストをこなしていました。ですが、こうなると自分をもっと追い詰めたくなるのがMの心理です。塾にも通い始め、塾の宿題、学校の宿題、予習・復習と忙しくなっていました。普通にこなすのがギリギリになってきたころ、学校からの宿題として、A4ページ見開き分の勉強をどの教科でもいいから、毎日こなすことという宿題が出ました。国語ならば教科書に載っている漢字の書き取りでもいいですし、数学の問題を解いても、社会の地図を写して主な産業を書き込んでもいいという感じです。
この見開き2ページという自由度のある宿題が、私の中のもう1人の厳しい私を刺激したのです。私の中の私からのノルマは、宿題の3倍の量でした。それも、多く勉強したものを学校には提出しません。学校提出用と、自分へのノルマは別のノートに行います。そして、学校提出用は自主学習の後にしなければなりません。これが向上心や努力家の性格からきているのならいいのかもしれませんが、私にとってはこれは自慰行為の1つなのです。
このノルマを思いついてからの日々は大変でした。塾の宿題を終わらせ、学校の予習を終わらせてから、ノルマの勉強に取り掛かります。A42ページ分を埋める勉強は何をするにしても結構な時間がかかってしまいます。同じ教科のものを行ってはいけないというルールもありますし、楽な教科でとにかく空白を埋めようなどとしたら、脳内の私の管理人が黙ってはいません。なるべく辛くて必死にならなければ終わらない教科を選ばされるのです。
私の苦手科目は英語と社会でした。英語の単語練習などは、文字の大きさが小さくなるので見開くページを終わらせる頃には手が痛くなってしまいます。社会では歴史年表を何度も書き写しました。私の脳内の管理人が特に好んだのがこの2つの勉強です。毎日どちらか一方は必ずメニューに入っていました。そして、A44ページ分の勉強を終えたら、そこからやっと本当の宿題に取り掛かれます。この時点で手は疲れて、ペンを握る力が弱くなってしまっていることさえありました。
ですが、学校の宿題として提出する部分はいちばん力を抜けないところでもあります。「優等生でいなければいけない」という強迫観念もあり、妥協はできません。もちろん、このくらいの勉強量は進学校に行っている人ならば普通にこなすのでしょう。私の場合は意味のない努力をさせられることに性的な興奮を覚えてしまっていたので、とても優等生とはいえません。毎日宿題が終わると、疲れた手を使ってオナニーをしてしまうのですから……。

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操・・・5歳の時にMに目覚め、隠れて自分を苛め続ける。高校2年のとき、インターネットで知り合った男性を通してSMを知り、それ以来SMの世界に浸かる。痛みや苦しみを与えられると身体が反応し、相手に命を預けることで愛を感じる。