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恥ずかしくて、忌まわしくさえ思っていたお尻の穴…今では自分からほじって頂くことを懇願しています

 性奴に堕ちた人妻からのA感覚告白 ※11月号付録DVD収録 告白/奈々(仮名)

 

●私はアナルマゾ

 お手洗いで用を足す。それは女性なら誰しも、恥かしいものだと思います。ひとり暮らしのワンルームならまだしも、勤務先あるいや通勤や通学中、便意をもようしたらどうしようという不安をいつも抱えていると思います。ましてデートだったりしたらもう大変、トイレに行きたいということすら言いだせず、我慢しすぎて膀胱炎になってしまう女の子もいるくらいですから。私もそのひとりでした。女子高時代はほとんどの生徒の使わない遠いトイレまでわざわざ行っていたし、しているときに誰かが入って来たらと思うと、もう出るものも出なくなっていました。
なにより恥ずかしかったのが、あのお尻を丸出しにしてする、あの格好。そして音、匂い。おしっこがシャーッと飛び散るところも嫌でしたし、大きい方になると、外では絶対にしないで済むよう、あらかじめ家できちんとして、万全の注意を払っていたものです。
大人になって、デパートなどの女子トイレに音消しの擬音装置が開発されるまで、公衆トイレでは何度もお水を流して、無駄にしてしまっていました。いけないことと分かっていながら、その位恥ずかしくて、たまらなかったのです。


そんな私が、男性の前でアナルを丸出しにしている。幼い頃から最も忌み嫌っていた和式トイレに跨る姿をさらしています。
制服のスカートが風に舞うだけで恥ずかしく、頬を赤く染めていた思春期、和式トイレの底が抜けて、昔の汲み取り式のお便所だったらと想像しては怖がっていました。大股を開いて、割れ目の奥からおしっこを迸らせ、そしてお腹に力を入れていきみ、大きい方をひりだすところを覗かれたりしたら、もう死ぬしかないと半ば本気で思っていたのを覚えています。
そんな自分が、ちょうど和式便所に跨るときと同じ格好をして、真下から覗かれる位置でアナルを開いて、悶えている。
――どうして私、こんな風になってしまったのかしら……。


また同じ言葉が脳裏をかすめました。調教に没頭し、忘我の境地に入るまで、またはその事後。あるいは日常のごく普通の主婦の自分から離れ、黒い革マスクをつけられ、性奴である自分を再認識させられる時。
「ほら、ちゃんと受け入れないか」
そんな心の逡巡や葛藤など、Hさまにはいつもいち早く見抜かれてしまうのです。そしてそんなときは、
「はい」
とすぐにお返事をして、心よりの謝罪をいたします。涙が出そうになります。その理由は、辱められている自分を憐れんでいるからでは決してありません。調教に集中していなかった自分が恥ずかしいのです。
――私は、アナルマゾ。奴隷なんだ。
そう自分に言い、ひとりで頷きます。こうしてアナルに太い指を差しこまれ、貫かれている自分、調教に身を任せている自分が、やっぱり好きなのです。

※この続きは、「マニア倶楽部2018年11月号」をご覧ください。