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【水風呂】 ノルマ地獄 〈第22回〉 激しい痛みが全身に走り……

【水風呂】
人は達成感を得ることで充実した気分になり、心の安定を保っている部分があると思います。
ですが、私の場合はそれが少し人とずれているのでしょう。
達成感の作り方が人とは少し違うと言った方がわかりやすいかもしれません。
普通の生活では満足できず、それ以上の物を求めてしまう癖が小さなころからあったのです。
それが私の性癖です。

達成感を得るためには、かなり精神的肉体的に自分を追い込まないといけません。
そんな中の一つが水風呂です。
テレビなどでよく目にしていた行為ではありましたが、小さい頃にはなかなかお風呂に水をはって入るなんてことはできませんでした。
なので、子どもの頃は洗面器に水を張って足をつける程度でなんとか楽しんでいました。
実際に本格的に水風呂に入ったのは大人になってからのことになります。
大学で上京し、一人暮らしを始めてから、私は色々なノルマを自分に課してきました。
ずっと小さい頃から妄想で終わったものも、一人だとできるようになります。
その分もちろん危険も増しますが、自己責任の範囲内でしょう。
ある冬の日、私はずっとやってみたかった水風呂のノルマに挑戦することにしました。
冬の部屋の中は暖房をつけないでいるだけでもかなりの苦痛が伴います。
その中で水風呂になんて入ったらどうなってしまうのか……。
想像しただけで私の胸は高鳴り、あそこが熱くなってしまいます。
まずは計画を立てるところから始めました。
いつもノルマを自分に課す時には自分で計画を事前に立てるのが、私の癖でもあります。
この計画を立てているときが、もしかしたら一番楽しい時間かもしれません。
実際にノルマを達成しようとしている間はこの楽しさなんて苦しさで吹き飛んでしまうのですから。
計画を作成中の私は、どこか私であって私でないような感覚をもっているのかもしれないです。
この日もノルマ決行の日の前日に計画を立てることから始めました。
まずは水風呂に入っている時間です。
これは実際に試したことがないのでどれくらい耐えられるのかがわかりませんでした。
こういう場合、絶対大丈夫だろうという時間の倍以上を設定するのが私です。
試しに洗面台に水を張って、両手をその中につけてみました。
思ったよりも苦痛が大きくてびっくりしました。
これが全身になるとすると……。
想像しただけでぞっとします。
両手をつけてみて、感覚がなくなるまでの時間が1~2分だということがわかったので、最低でも5分をノルマとして課すことに決めました。
今回ばかりは少し甘いかなと思ったのですが、それくらい恐怖心が強かったこともあります。
その代わり、ノルマは一回では終わらせないことにしました。
2回目、3回目と続けることがより恐怖心を増し、精神的に自分を追い詰めてくれるだろうと思ったからです。
次の日、午前中から起きてお風呂に水をため始めます。
自分が肩まで入ってあふれない量の水を溜め終わると、私は裸になりました。
部屋には暖房はつけていません。
今日は一日暖房を使うことを自分に禁止しています。
お風呂場に時計を用意して、10時ピッタリになるのを待ちます。
時計の針が早く進んでほしいような、止まってほしいようなもどかしい時間が流れていきます。
時間になり、足の指先を水につけた瞬間、かなりの後悔が私を襲いました。
それでも後戻りすることなんて許されていません。
私は意を決して水風呂の中に身体を沈めました。
息をするのが苦しいほどの苦痛が全身を襲います。
大声をあげたくなるのを必死でこらえます。
自分を抱きしめるように身体を丸めて時計の針を凝視していました。
1分すると冷たさより激しい痛みが全身に走ります。
そこからだんだんと身体が重たくなるような感覚になっていきます。
なんとか5分を耐えきって、水風呂から出ました。
床にタオルを敷いておいたのは正解でした。
私は動きにくい身体を何とか動かしてタオルの上に寝転びます。
終わった……と思ったのは一瞬です。
この後私は1時間ごとに計5回水風呂に同じだけ入らないといけないのです。
それが私が自分に課したノルマ。
これを達成しなければ私の心は安定しないのです。
そしてその日のノルマを終えた私は、次にさらに辛いノルマを思いついてしまったのですが、それはまた別の機会にお話しできればと思います。

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操・・・5歳の時にMに目覚め、隠れて自分を苛め続ける。高校2年のとき、インターネットで知り合った男性を通してSMを知り、それ以来SMの世界に浸かる。痛みや苦しみを与えられると身体が反応し、相手に命を預けることで愛を感じる。