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困惑日記 【第21回】これは想像力との勝負…

初めて2ショットチャットで、女王様としてM男性の部屋に入ってみた。
挨拶のあとの言葉もままならない状態なのにだ。
でも、こうでもしないと女王様としての言葉責めのスキルは
身につけられないと感じたのだから仕方がない。

相手の喜びそうな言葉を探し始める。
相手はこっちのことを聞いてくるから、そこにウソはなく答える。
ただ、自分が本当はMだと言うことは言わないでおく。
奴隷候補が2人居ることを伝えると
「私も奴隷になりたいです」
と言ってきた。
まだチャットを初めて5分も経っていないのにだ。
私は少し冷めてしまった。
こんなにも簡単に
「奴隷になりたい」
と言ってしまえる環境。
もちろんSMの形は人それぞれだし、主従に望む物も人それぞれだろう。
だけど、私が普段から考えている
「主へは命をかけて仕える」
という常識には全く当てはまらないなと思った。
5分で自分が相手のために死ねるのかどうかの判断ができるのなら、
それは最初から自殺願望があるくらいしか思いつかない。
それはともかくとして、私も相手のことを探っていく。
今までのSMの経験は?
どんなことをされると感じるの?
今まで一番感じたプレイは?
普段している妄想は?
少しずつ相手の言葉を聞きながら、相手をイメージして作っていく。
これは想像力との勝負だ。
相手はSMクラブなどで遊んだ経験があるけれど、
そこでは満足できなかったらしい。
そこで出会う女王様は、最終的には自分を性的に満足させようとする気配があり、
それが気に入らなかったと言った。
だから、私は相手を寸止めで苦しめる方向にしてみようかと考えた。
話をだんだん具体的なものにしていく。
今の服装や部屋の状況などについて詳しく教えてもらい、
何ができ、何ができないのかを想像する。
こうやってチャットをしてみて改めて思ったのは、
やはりS側の方がつかれるということだ。
もちろん自然とSな振る舞いになる人にとってみたら、
Mな方が大変だと思われるのかもしれないけれど、
Sはいつでも冷静に頭を働かせて、相手の心と体を操らなければならない。
そう考えると、Sの方が何倍も大変だと、私は思う。
相手が喜びそうな言葉をいくつか投げつつ、
相手を裸にしてオナニーをさせ始めてみた。
信也と名乗るこの相手との関係は、その日一日限りだと思っていたので、
とにかく全力を注ぐ。
一言一言を考えるのに時間がかかってしまうが、
あまり時間を開けると相手が冷めてしまうと思って焦る。
言葉がうまくでてこなくて
「へぇ」
とか
「ふぅん、そんなことが気持ちいいんだ」
などと言ってしまい、薄っぺらさに自分が恥ずかしくなる。
相手を何度も寸止めさせ、乳首は洗濯バサミから錘をぶら下げさせた。
もちろんチャットだから相手の姿は見えないから、
相手は何もしていないかもしれない。
でも練習なのだから、それでもいいのだ。
そろそろ時間的に終わらないとと思った時に、私は最後に逝く許可を与えて
「ありがとうございます」
と言いながら気持ちよくなっている相手に、
思いつく限りのSっぽい言葉を投げかけ続けた。
こうして、この日のチャットは終わった。
相手が満足したかどうかはわからないし、
私は自分の言葉たちに納得はできなかった。
やはり相手のことをしっかりと知っていて、
信頼関係がある場合でないと言葉責めも意味をなさないのかもしれないと思った。

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弥生・・・小さい頃からMの自覚を持って育つ。大学生の頃からハプニングバーで働き始め、今も仕事をしながらバイトをしている。プライベートも含め根っからのMだが、最近M男性からSっぽい面を求められ、方向性が揺らぎ始めている。S転して、女王様になる日も近い!?。