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お尻の穴を舐めさせてもらいながら、嬉しさが込み上げ、全身が震えました 後編

 幼い頃から被虐願望を抱えたマゾヒスト 第二信 ※1月号付録DVD収録 告白/真宵(仮名)

 

※前編はコチラから

 彼の体臭がかすかに匂って来て、とても興奮しました。それと自分の体臭の匂いも、彼に嗅がれているのかと思うと、さらに嬉しさや興奮度が強くなるのを感じました。
 それからは、彼と会う度にセックスを求められるようになり、私もセックスに目覚めつつあったので、嬉しくて割と気軽に応じていました。けれど二回目以降は、セックスの前に彼が必ずシャワーを浴びるので、その流れで私も浴びなきゃならなくなり、顔には出しませんでしたが正直ガッカリしてしまいました。
 それは正常なカップルにとっては、普通の行為だと思うけれど、私はそれだと十分にセックスを楽しむことが出来ませんでした。それで何度か彼に私の性癖を告白して、シャワーを浴びずにセックスしたいことを伝えようとしました。だけど彼は毎回それなりに満足しているようなので、言い出すタイミングというか、勇気がなくて結局あきらめてしまいました。
 一度、セックスが終わった後、彼がシャワーを浴びている隙にゴミ箱に捨ててあった精液の残ったコンドームを内緒で持ち帰ったことがありました。
 精液の匂いを嗅いで興奮しました。指ですくって鼻にこすりつけて、匂いが立ち込める中、それでオナニーをしたりました。
 他にもセックスが終わって、彼が寝ているときに彼の下着や靴下の匂いを嗅ぎながらしたことも……。凄く興奮して深くイクことができました。
 だけど終わった後の虚しさというか、孤独感がひどくて、思わず泣いてしまったのです。「こんなことをしていては私ダメになる」と思いました。
 それであるときにフェラをしている最中に、勇気を出して彼のお尻の穴を舐めてみました。シャワーを浴びているので、味や匂いはあまりしなかったのですが、いやらしい気持ちになれてとても興奮しました。


 でも、彼が、
「そんなことしなくて大丈夫だよ」と言いました。さらに「AVの見過ぎだよ。そんなことしなくていいんだからね」とも言われました。彼は優しい人なので、私へのいたわりのつもりで言ってくれたんだと思うのですが……。だけど私にとっては、それが逆に自分の行為を全面否定されたように思えて、すごく悲しくなって思わず泣いてしまいました。
 彼は優しく「無理しなくていいんだからね」と言ってくれたんですけれど、それが余計に辛く悲しく思いました。
 結局それは私の性癖が異常であると言われているようで、さらにみじめな気持ちになりました。その時に私は「彼に本当のことは言えない。もうダメだ」と思いました。
 それからは、彼のお誘いに対しては何かと理由をつけて断るようになり、ほどなくして自然解消的に別れてしまいました。
 また自分で妄想オナニーをするだけの日々に逆戻りしてしまいました。

 

※この続きは、「マニア倶楽部2019年1月号」をご覧ください。