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牝犬物語 【第4話】

意識を取り戻した時、目に映ったのはいちめんの灰色だった。
私は壁も床もコンクリートの牢獄のような部屋に閉じ込められていた。
部屋の中にあるのは、汚ならしいマットレスを乗せた鉄製のベッドと、天井からぶら下がった裸電球だけ。壁の高い位置に小さな窓がある。
外を見ようとしたが、数歩以上近寄ることが出来なかった。
私の首輪は猛獣にでも使うような頑丈なものに取り替えられていて、鉄の鎖でベッドのフレームに繋がれていたのだ。

夜になると私を拉致した男達が現れた。
彼らは私を性欲処理の道具と見なしていた。
代わる代わる、欲望の赴くままに私を犯した。
言うことを聞かなければ暴力が待っていた。そんなことが毎日のように続いた。

そのうち彼らは私に飽きて解放してくれる、そうすればご主人様の所へ帰れる…私はそう信じて耐えた。
ひたすら、彼らの望むようにして耐え続けた。

ある日、彼らはもう一人男を連れてきた。頭の禿げた、達磨のようなずんぐりした男だった。

「こいつですよ、冴島さん」

「ほお、こいつか。自分が犬だと思い込んでる女ってのは」

冴島と呼ばれた男は私のからだをじろじろと眺めて舌なめずりした。

「でしょう?いつもならナンパしてヤるだけヤったらポイなんだけど、こいつならAVにでも出せば一儲けできるかなと思いましてね」

「ギャラも出さねえでいいし、ちょっとくらい無茶しても訴えられたりしないしねえ」

二人組がへらへら笑いながら言う。

「なるほどな。こういうのが好きな男もいるしなあ。最初聞いた時は正直どうかなあと思ったんだが、いいんじゃないか?」

冴島は懐から札束を取り出し、二人組に手渡した。

「これでどうだ?」

二人組はにんまり笑った。

「さすが、冴島さんは話がわかる」

2人組の若い方がベッドの足に巻き付いている鎖をほどいた。

「さ、お前は今日からこの冴島さんのものだ。可愛がってもらえよ」

ようやく私は自分が甘かったことに気づいた。男達は飽きたら開放するどころか、私を売り飛ばしたのだ。絶望で目の前が真っ暗になった。

犬4

「じゃあまず、味見といこうか」

冴島は全裸になった。見たこともないような巨大な男根が屹立している。あれで私を…。逃げ出そうとしたが首輪の鎖がそれを阻んだ。私は冴島の前へ引きずり戻された。

「おい、おれの鞄にビデオカメラが入ってるだろ。それでおれとこいつがヤッてるところ、撮ってくれ」

冴島は二人組の若い方に命じる。男は札を数える手をとめ、カメラを構えた。

「売り込みに使うサンプルだよ。じゃあ始めるか」

冴島は巨大な性器にぺっぺっとツバをつけ、私にいきなりねじ込んだ。体が裂けてしまいそうな痛みが走る。

「きゃん、きゃん!」

「いい声で啼くじゃねえか」

冴島は蒸気機関車のように激しく腰を動かしていたが、やがてうっと呻いて私から離れた。夥しい量の青臭い液体がまき散らされた。

「なかなか良かった。めったにお目にかかれない名器だぜ」

私のお尻を叩きながら満足そうに言う。ぐったりして横たわっていると、すぐに腰を掴まれ、四つん這いにされた。冴島の性器は早くも回復してそそり立っている。

「じゃあ今度はこっちの穴も試してみるか」

お尻の穴のことだった。あんな太いものを入れられたら壊れてしまう。

「わん!わん!」

やめて、と言っているつもりだった。私の口からはもはや人間の言葉は出て来なかった。

「いいねえ、この鳴き声。売れるぜこれは」

冴島はお構いなしに男根をお尻の穴に押し付けた。やがて、じわりじわりと括約筋が広がって、私はそれを呑み込み始めた。痛い、などという生易しいものではなかった。私は破壊されつつあるのだ。

「くうーん、くうーん」

ご主人様、ご主人様…。助けてください。ここから助け出して。
 
続く


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