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【飲尿】ノルマ地獄<第32回>ペットボトルを握りしめたまま泣きたくなる…

小さいころから自分に負荷をかけるのが好きだった私は、
ノルマと言う形で色々な負荷を自分にかけて楽しんでいました。
ノルマはどんな方向でも楽しめるので、
成長するに従ってノルマの形も色々増えてきました。
SMという言葉を知ったのは、高校2年生の時。
それまでは自分がMと言われる存在で、
相手側にSと言われる人たちがいることは全然知りませんでした。

ただ、苦しむのが好き。
痛いことや辛いことに感じてしまうという認識でした。
SMを知ってからはその中にもさまざまな種類があることを知りましたが、
その中でスカトロという部類に入るモノだけは
自分の中ではあり得ないと思っていました。

ですが、スカトロと一言でいっても色々あります。
私の中でスカトロの限界が飲尿です。
この一線を越えたのは大学生になってからでした。

あるとき自虐ネタをたくさん載せてあるHPを見かけ、
その中の一つにあった飲尿に心を惹かれました。
基本的には潔癖症なため、結構なハードルではあったのですが、
逆にそのせいで自分に罰を与える
という意味では使えそうだと思いました。

大学の成績が悪かったある日、私は自分に罰を与えることも含めて
飲尿のノルマを課すことにしました。
普通にコップに入れて飲むだけではつまらないと思い、
空のお茶のペットボトルに自分のおしっこと水を1対1で入れて、
それだけを手に持って外に出ました。
夏の暑い日だったので、しばらく歩いていると喉が渇きます。
私はこのペットボトル500mlを飲みきるまで
家に帰ることは許されませんでした。

喉が渇いて一口だけ口をつけてみると、
ぬるくて嫌なアンモニア臭のする液体に吐き気がしました。
ほんの少し飲んだだけで胸がモヤモヤする感じがします。
私は公園のベンチに座って、
ペットボトルを握りしめたまま泣きたくなるのを我慢していました。

「絶対に飲めない」

と否定したい私と、

「飲まなければ許されない」

と罰を与える声が私の中で葛藤します。

飲まなくても許される理由を必死で考えているうちに、
陽が段々とおちてきて、
公園で遊んでいた小学生たちが帰っていきます。
2時間くらい葛藤したあと、意を決してペットボトルに口をつけました。
一気に飲んでしまった方が楽だと思ったのですが、
半分くらい飲んだところで苦しくなって止まってしまいました。

「頑張ったから今日はココまでで許されるかな?」

と考えてみたものの、そんなことをしたら次回は
水で薄めないモノを500ml飲まなければ許されない
という思いが頭をもたげます。
それならば今苦しんでしまった方がマシだと思い、
そこからは5分に一回3口ぐらいずつ飲み始めました。

辺りがすっかり暗くなったころ、
私はやっとペットボトルを空にできました。
達成感はあったものの、胃が気持ち悪く感じます。
家に帰っても食欲がわかず、
口を何度も水でゆすいで歯磨きをしました。

鞭ならば血だらけになっても快感に変わるのに、
飲尿は私にとって単なる苦しみにしかならないことを
思い知らされた日でした。

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操・・・5歳の時にMに目覚め、隠れて自分を苛め続ける。高校2年のとき、インターネットで知り合った男性を通してSMを知り、それ以来SMの世界に浸かる。痛みや苦しみを与えられると身体が反応し、相手に命を預けることで愛を感じる。

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