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【マネキン】ノルマ地獄 〈第4回〉ボディペインティングをして、本当にマネキンの隣に並んで立つ

【マネキン】
幼い頃から、精神的にも肉体的にも痛めつけられることに快感を感じていました。もしかしたら、最初はそうではなかったかもしれませんが、物心ついたときにはすでに自分を追い込むことに夢中になっていました。そんな私は成長とともに妄想の世界で思いついたことをどんどん実践することになるのです。

ある日、百貨店の服売り場を親と一緒に観ているときに、マネキンに興味を抱くことがありました。マネキンはよく見ると、一つ一つ違い格好をしています。それを真似してみたくなったのが今回のノルマ地獄の始まりでした。親が近くで買い物をしている間、色々なマネキンを見て頭の中にインプットしていきました。家に帰ってすぐにノートに書き出します。
マネキンの格好を一つ一つ真似てみると、格好として辛いものと辛くないものが分かってきました。両脚に均等に体重が乗っているものは比較的楽ですし、手が下がっているものも楽です。ですが、私の脳内の管理人は楽な格好を選ぶはずがありません。ノートにメモをした中でいちばん辛いものを探し出そうとします。手は中途半端に上がっているものを。脚は片足がつま先だけ床についているものを……。
このノルマはいつでもできるというのが利点でした。いつ親が部屋に来ても、すぐに中断することができます。わざわざ時間を取らなくてもいいのです。ですが、逆にそれが自分を苦しめることにもなったのです。時にはベッドに寝転びながらもマネキンの真似として片脚を持ち上げたこともあります。布団の中で脚をもちあげるのは本当につらく、脚がつることも多かったです。
実際に行ってみるとわかりますが、全く動かない状態で気をつけの姿勢を1時間とるだけでもかなり筋肉が固まってしまいます。ほんの少しの体重移動でも許されれば話は別ですが、それができないとどんなに楽な姿勢でも1時間が途方も無く長く感じます。そして、精神的に辛くするためには、終わりの時間がいつくるかわからないという状況を作ることが効果的です。テレビを観ながらなど、なにか気分をそらせるものがあると、時間は速く過ぎていきます。この差は本当に大きいです。
マネキンノルマのときは、1時間か1時間半がワンクールになることが多いです。片脚で立ち、片腕は頭の上に持ちあげ、反対の手は前に伸ばしてバッグを持ちます。最初にどんな姿勢になるかを確認した時点で、どのくらい辛い時間がこれからやってくるのか想像がつきます。「もうやめたい・・・」そんな風に何度も考えるのですが、実際にやるしか道は残っていないのです。
タイマーをセットしてベッドの上に投げ、決めた姿勢になります。部屋の中、1人きりでテレビもつけず、壁に面して立ちます。目の前に気をそらせるものを置いておくことは許されません。1時間が無限のように感じます。脚が固まり、手が重くなり、全身が震え始めます。嫌な汗が体をつたい、全身を濡らしていきます。それでもあそこは熱くなってしまうのですから、本当に変態です。
体が限界をむかえても、タイマーの音はまだ鳴りません。涙が溢れてきます。「もう、許して・・・」そんな言葉が頭の中を回ります。あと少し、あと少し・・・。何とか気力を持たせます。
タイマーの音が鳴った瞬間に全身の力が抜けてその場に崩れ落ちるのですが、全身の筋肉が硬直して、関節のどこを動かしても痛い状態になっています。ですが、このときに、最高の開放感を味わえるのです。終わってから泣いてしまうこともあります。
今の夢は、ボディペインティングをして、本当にマネキンの隣に並んで立つことです。ガラス越しに通り過ぎる人々にいつ気づかれるかわからないドキドキ感と、筋肉の悲鳴を考えるだけで、また濡らしてしまうのです。

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操・・・5歳の時にMに目覚め、隠れて自分を苛め続ける。高校2年のとき、インターネットで知り合った男性を通してSMを知り、それ以来SMの世界に浸かる。痛みや苦しみを与えられると身体が反応し、相手に命を預けることで愛を感じる。