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男娼夜話 第七話

奥田(仮名)氏と言う四十代の男性からメールをいただきました。彼は、セックスを楽しむのは男性。恋愛対象は女性というバイ・セクシャルで、休日のみ、男娼(いわゆるウリセンだが、かれは古風な男娼という言葉が好きだという)をしているそうです。そんな奥田氏に、これまでの思い出に残ったセックスを書いていただきました。


【ホテルに入ると急変したイケメン】
スティンガーから依頼があったとき、最近男とセックスしてなかったから、ちょうどいいと思って受けることにした。

依頼主は38歳。自営業の男性だ。
待ち合わせ場所に少し遅れてやってきた加納拓也(仮名)は、自分のことをバイセクだと言って握手してきた。
そこそこイケメンだし、女も食いまくってるだろうと思ったらやっぱりそうだった。
女に飽きると男を食いたくなるんだってさ。
顔のいい奴って得だ。
待ち合わせにホテルのラウンジを指定してきたから、たぶん部屋も取ってあるのだろう。
食事をするというから、最上階の展望レストランに行くのかと思ったら地下に降りて行った。
眺めのいいところが嫌いだと言う。
まぁ、加納がもっと変わってることはこのあとわかるんだけど。
男2人でコース料理を食べた。
割といい雰囲気の店だったから、まわりはカップルばかり。
と思ったら、男同士の客も2、3組いる。あとで聞いたら、そのホテルはそっち系の客が多いと言う。知らなかったよ。
加納は酒に弱いらしく、グラスワインだけで赤ワインみたいな色になっていた。
酔うと仕事の話も出たけど、結構羽振りがよさそうなことを言っていた。
「そろそろ行きましょう」
加納は少し酔った足取りで通路を歩いて行った。
ここまでは普通だったんだよな。
ところがリザーブした部屋に入った途端、別人みたいに変わっちゃったんだ。
「んまー、んまー。ボクちゃん、酔ったでちゅ~」
いきなり赤ちゃん言葉で甘えてきたのには驚いた。
「子供は酔ったりしませんでちゅよ」
僕もそうやって返したら、それが気に入ったみたいで、しばらく赤ちゃん言葉が続いた。
やらなきゃよかった。と後悔したが後の祭りと言うのだろう。
仕方が無い、
「キスしたいでちゅー」
「いいでちゅよー」
僕はでっかい赤ちゃんと抱き合ってキスした。
「ん、んんっ!」
舌を入れるとすぐに声が出た。
「ねえっ、吸ってよっ乳首ぃ!」
加納はシャツをめくって乳首を見せた。
鍛え上げた体をしている。腹筋も割れてるし、無駄な肉がない。その腹筋が大きく波打っていた。
僕は片方の乳首を指先でつまみながら、もう一方の乳首に吸い付いた。
「あっ、あんっ!」
すると、加納は首をのけ反らせて喘いだ。その喘ぎを聞いて、僕はもっと悶えさせてやろうと思う。
「ああっ、そこだめっ、あうっ!」
耳を舐めてやったら、ガクッと膝から崩れて僕にもたれてきた。
女だったら支えることもできたけど、加納は僕と体格の変わらない男だから、支えきれずに二人でベッドに倒れ込む。
そのまま抱き合ってキスしながらお互いが着ているものを脱がせあって、全裸になると加納が咥えてきた。
かなりうまい。
加納がバキュームするたびに、気持ちよくて頭の中が真っ白になる。
しばらくすると、加納が突然体の向きを変えて、僕の目の前にビッグサイズのペニスを突き出してきた。
でかい。ホントにでかい。
長さはそれほどでもないけど、太さが缶コーヒーに近いくらいあった。
「あーん、ああーんっ」
それをなんとか咥えたら、女みたいに喘ぎ始めた。
「あん、上手よね。ああっ、気持ちいいな!」
「加納さんも上手ですね。僕も気持ちいいです」
僕たちは69になってお互いのフェラテクを褒め合っていた。
今、冷静に原稿に書くと可笑しさが込み上げてくるが、気分が盛り上がっていたのでその時は懸命だった。
「あっ、んっ、出しても、いい、かな?」
僕がうなづくと、加納は下腹を大きく波打たせて射精した。
「んんー!」
ドクッ、ドクッ、ドクッ。
加納は僕の顔を見ながら、すごい量の精液を注ぎ込んできた。僕はそれを少しずつ喉に送り込んでいく。
僕のルールで、客が口に出したものは飲むことにしている。
全部飲んだら加納が起き上がり、僕にキスしてきた。飲んだことがうれしかったみたいだ。
キスしながら加納が僕のペニスをまさぐった。
「まだイってなかったね。僕の口でイってよ。飲んでみたいから」
そう言うと加納は僕のペニスを頬張った。今度はさっきのフェラチオとは全然違っていた。僕をイカせるためのフェラチオだ。
気持ちよくて、僕はたちまちイキそうになった。
「いいよ、イっても」
そう言ってくれたので口の中に出すと、加納は喉を鳴らして飲み込んだ。
それから、僕のペニスが回復するまで少し休憩した。
半立ちまで回復すると、加納が口に含んで勃たせてくれた。
硬くなると、加納は僕のほうにお尻を向けて四つん這いの姿勢をとった。
バックから挿入する。
ちょっとだけ苦しそうな顔をしたけど、すぐに喜びの声に変わった。
「あっ、あっ、うっ、うっ」
やがて僕の突き入れに合わせて、加納はリズミカルに声を上げるようになった。
「ああっ、ああっ、ああんっ!」
前に手をまわしてペニスをしごいてやると、加納は一段と大きな声で喘いで、
「ああっ、イクっ!」
と叫んでシーツの上に射精した。
僕もぐったりした加納の尻にペニスを打ち込んで、あとを追うように果てたよ。
僕は、一度男を抱くと今度は無性に女を抱きたくなるんだよね。
僕にとって男とのセックスは、一種のスパイスみたいなもんだな。


●プロフィール:
奥田浩史(おくだ こうじ)四十代なかばの独身。女性との初体験は十三歳、男性との初体験は十五歳のとき。
平日は普通の会社員だが、男娼(ウリセンとも言い、お金で男にも女にも買われる)を派遣する『スティンガー(仮称)』という倶楽部に在籍している。
趣味は性行為全般とドライブ。休日は、気が向けば車で遠出するが、そうでなければネットで一日中アダルト・サイトを見て過ごす。父親がテレビ制作会社で大道具の仕事をしていた関係で、子供の頃から撮影現場に出入りをしていた。そんなある日、急に子役が必要になり「出てみる?」のディレクターのひと言で思いがけず子役デビュー。その後、何度かチョイ役でドラマに出演し、Vシネマにも出たがパッとせずに終わった。
いわゆるバイセクシャルで、芸能界という派手な世界にいたため、売れないタレントを相手に男も女も見境なくやりまくり、やられまくった。その頃のコネで『スティンガー』を紹介され、男女を相手に後腐れのないセックスを、金をもらてやっている。
男娼を本業にするつもりはないが、性に合っているので当分辞める気もない。ルックスはお世辞にもイケてるとはいえないが、なぜか昔からオッサンと子供には好かれる。