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真・エゴイストのつぶやき 第17回  【初診?】

思い切りミュゲとの夏休みを謳歌していたある夜、一件のメールが届いた。
一読しながらしばらく送り主が誰であるか思い出せなかったが、間違いなくそれは雄猫からのものだった。

自称わたしのぐうたら亭主という雄猫。最後に会ったのは一体いつだったっけ・・・ある日猫だけあってふいに姿を消し、音信不通だったのだ。
数か月前、とりあえずある手段で生存確認だけはしたのだが。

「君にまた会いたいんだ。頼めた義理ではないのだけれど・・・」文面にはそのようなことが書かれていた。

ここでわたしの業の深さが我ながら痛いほど感じられる。

「もちろん会いたいですよ」
「ただひとつだけ、わたしは今学生で跡が残るのが非常にまずいのです」

とあっさりお互い了解しあった上で、夏休みも残り一週間という日の夜雄猫は依然と全く変わらぬ様子で現れた。

相変わらず大量の差し入れ(なぜかいつもどっさりのスイーツ)を携えて。
雄猫はほとんど自分のことは語らない。
わたしも特に聞こうとは思わないので、しばらく聞かれるまま自分の近況を報告した。
やはりわたしの禁欲生活には以前を知っているからかなり驚いていた。わたしだってやるときはやるのだ!

 「・・・で、一番変わってしまったのが体格なんですよ~」

わたしはかなりドキドキしながら腕に力を入れて見せた。
入学前にアスリートなみの体脂肪率に細い筋肉が少々、肋骨が浮いて見えるほど細かった体は、入学してから自分で戸惑うほど成長した、してしまったというべきか・・・
以前がよいか今がよいか自分ではわからないけれど、細かった頃に散々プレイしていた雄猫だから嫌いなタイプになってしまっていたらどうしようと正直思っていたのである。

「確かになかなかいい感じに筋肉ついたねぇ。とりあえず脱いでみなよ」

と言われた通りに下着になる。
雄猫は後ろからぎゅっと抱きしめて・・・次の瞬間大笑いしだした。

「すごい! 全然感触いい意味で違うよ。全く別物、ほんとに君だよね?」

雄猫はしばらく笑いが止まらなかった・・・
そしてまるでお医者さんごっこでもするようにまんべんなく上から下へじっくり観察されていった。

「これはこれでやっとちょうどいい体格になってるじゃない。ハリもあるしこれならなんかローションプレイしたらすごい気持ちよさそう! やばい、俺思考回路変わりそう」

と別な想像をしてはしゃいでいる・・・

雄猫とは月日をかなりまたぐこともあるが、屈指の付き合いの長さだ。
いや、もしかして一番長いのではないだろうか?
だからなのか、いわゆる「肌が馴染んだ」関係のプレイができると感じているのはお互いなのかもしれない。

跡をつけないように噛む、ひっかく、しっぽを絡ませるetc・・・例えるならそんな感じのプレイだ。
お互い存分に燃焼し尽くした。
そしてしみじみ実感して我ながら驚いたのが、これだけ回数重ねてもなおかつわたしの中にはかなりの羞恥心が健在だったということ。
久しぶりのせいも手伝ってかいつになく恥ずかしかった、のである。

なお、雄猫とプレイした後はたいてい何か夢中になりすぎて傷が残って余韻に浸れるのだkれど、今回も期待は裏切られなかった。

翌日、わたしはかなりの筋肉痛という余韻をたっぷり味わうことになったのでした・・・やはり使う筋肉が違うらしい・・・

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