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真・エゴイストのつぶやき 第15回  【「S」と「M」の新定義】

久しぶりに穂積さんから、原稿が届きましたので、掲載します。


 
【「S」と「M」の新定義】

 親愛なるO様、毎度ながら大変ご無沙汰して申し訳ありません。

 いやはや、何せ「学生」ゆえに「勉学に勤しむ」充実した日々を送らせていただいております。
 何よりご理解いただけていることに感謝しております!

 それにしてもさすが医療関係の資格だけあってとにかく内容はもちろん、テストの多いこと。O様のお尻ぺんぺんの回数よりもしかしたら多いのではないかと思うほどです。解剖、生理学、経穴etc・・・
 じゃあ、息抜きにぜひSMを! とお思いでしょう? ところがですよ・・・鍼の実技でいつ肌を同級生の練習台にさらすかわからない状況で、とてもプレイなんて。ある意味究極の羞恥プレイになるでしょうね。
 ヘタレM女にそんな勇気があるわけもなく、日々悶々と我慢プレイと放置プレイを自分に課しているわけであります。
 こんな時、下手に妄想にはまってしまうと余計に耐えられないのであまり掘り下げないことにしているのです。やはり根が真面目な性分なんですね(笑)

 でも、なんだかんだ言いつつ何もしないなんてさすがにできません。そう、嫌でも夢を見てしまうことは避けられません。よく見るのは女王様方とあるときは楽屋のようなところでSM談義している場面、目覚めると何となくオナニーせずにはいられません。先日ある女王様に一本鞭でもう少しでいけそう! っていうときに目覚めたときには幾度となく達してしまったものです。
 いろんなプレイはあるけれど、私的には一本鞭大好物なんでしょうね・・・痛いことが好きというか・・・

 一本鞭の夢を見たときに、ふと考えたのです。「S」と「M」とは改めてなんだろう・・・と。
「サービス」と「満足」なんていうのもありますが、ここで提案したいのが、「笑ます」と「笑む」。
「にっこり笑いなさる」と「にっこり笑う」、「S」も「M」も最後はにっこり笑って終われるプレイ、これぞ最高のプレイではないでしょうか?
 もちろん心の中で。少なくともMの側の勝手な視点にすぎないけれど、お互いに今日のプレイに満足し、次回の再会を楽しみにできる関係がやはりよいかと思うのです。
 勝手なエゴイストの主張。

 そうそう、先日O様にメールを差し上げたとき、光野桃さんの、「白いシャツは白髪になるまで待って」という作品を読んでいました。
 著者は以前別の作品を読んだ時にはまだもう少し若くていらしたけれど、いつの間にか還暦を超えていらして、この作品ができたようなのですが、私も年を重ねてきたせいか段々とこういう年配の方の作品に「そうそう!」と思えるようになってきました。

 目指しているところが美容鍼灸であり、やはり美容関係には我ながらかなりの関心があるようで、学校のテキストからちょっと頭を休めようと思った間は気が付けば美容雑誌や美容関連のコラムに読みふけってしまうのです。
 光野さんのエッセイはひとつひとつが短い文章なので、勉強の合間にも読みやすく、女性として共感できるところがたくさんありました。

たしかに、「白いシャツ」が似合うのは年齢熟した女性が何気なく着ているほうが、大学生のそれより圧倒的に格好よい。大人になるほどおしゃれが楽しく深みを増す、というような内容なのですが、久しぶりに洗練された文章とともに一気に読んでしまった一冊です。

 そして思いました、私も早くそんなことを言ったり書いたりできるようになりたい・・・でも今はよりよい鍼を刺せるようになるのが先ですね。

 あ、M女が人に鍼を刺すときってどんな気分なの? とある方から尋ねられたことがありました。「気分は王女様」が答えです。
「笑ます」の気持ちで一本一本刺しております。そして笑んでおります。

 もうすぐ二泊三日の解剖実習です。
 まさに本物のご遺体を触らせてお勉強させていただく貴重な機会、次回はそのご報告ができるかと思っております。

 それから、O様にお話しした〇〇しました話、秘密のままでまいりましょう(笑)

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