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恐れ入ります、すみません【第二回】 ~浴室から始まる全裸de下剋上~

さかき藍さまに、ゲスい(褒め言葉)女学生時代の思い出を書いて頂きました。
数回にわけて、掲載させて頂きます。

月明かりに照らされたマリア像を望む中庭を見ながら、寮監の見回りをかいくぐり、皆の寝静まった夜に血を流しながら肌を貪り合う乙女が二人。

ごきげんよう。
私、さかき藍(あおい)と申します。

SMに限らず変態の世界にいらっしゃる紳士淑女の皆様に、18年ほどSMシーンで働いている私の・・・ちょっと楽しくてイカガワシイ、女子高生時代のお話をご披露しようかと思います。

前回は私が中学生・高校生時代と性行為そのものに対して見当違いの認識をしていたという、なんとも微笑ましい(苦笑い含む)エピソードを披露したわけですが、そこから具体的に、勘違い処女の恐ろしくも呆れてしまう笑い話をしようかと思っています。

私の進学したカトリック系の女子高には学園敷地以内に学寮が併設されておりました。
この寮というのは完全なる縦社会でした。
すれ違う度の挨拶は当然のこと、食事も先輩の分まで用意して待機(先に食べることは許されない)、掃除当番が発表されれば飛んでご挨拶に伺い、学習室からトイレまで1年生の心休まる場所はほぼ存在していませんでした。
唯一自由でいられるのはお風呂・シャワーの時間だけ。
この時間だけは朝早く起きた順でいいという寮の伝統だったので、1年生でも常識的な範囲であれば上級生たちよりも早く好きな時間帯の順番を取ることが出来ました。
私は脱衣スペースが上級生と一緒になるシャワーよりも、完全に隔てられ大きな浴槽のある浴室を好んでいたのですが、この浴室、実は4人一緒に同じ時間を取ることが出来るようになっていました。

まぁお風呂は女子4人でも余裕なほど大きかったので、それでも広々なんですけどね。

大抵は仲の良い4人でお風呂の時間を合わせるのですが、1年生はほぼ全員がシャワー室を使う流れになっており、また、上級生もシャワーを好む人が多かったので、私が1年生の時のシャワールームの時間は毎日朝早くから争奪戦でした。

私は早々にリタイアしました。
そんな朝早くから起きられません。
朝ごはんの時間の前に空いている時間を適当に選んで入れればいいやくらいの気楽さで過ごしていました。
ある日、友人たちとの時間が合わずみんながシャワーにすると言うので、私は一人で浴室表の前で悩んでいました。
まだ札をつけてない上級生がいて、私が浴室のある時間に名札を入れると、たぶん下級生とは一緒に入りたくないだろうから迷惑かなぁ・・・等々です。

そんな時、突然3年生から声をかけられました。
1年生の私からすると、自分からする挨拶以外で言葉を交わすことはほぼないと言ってもいい、そういう人です。しかも学校の規律委員長という有名人でした。

「よかったら、私と一緒の時間帯にしない?」

そこからの私は、朝ご飯を食べて学校に行き、授業を終えて部屋に戻り、そしてお風呂に入るまで、緊張と嬉しさとでなんだかよくわからない状態になっていました。
考えてもみてください。一番下っ端の1年生が寮の中で好き勝手出来る3年生にお風呂に誘われたんです。
断ることもできないし、かといってご機嫌を損ねたら恐ろしい。
でも、相手は規律委員長です。学園長の次に権力がある人です。学校の教員なんか目じゃありません。
彼女に気に入られたらいいことあるかも、なんて打算が働かないはずないじゃありませんか。

若さは怖いもの知らずとはよく言ったもので、大きな湯船に2人きり。
吹奏楽部の練習の音とテニス部の掛け声と揺れる水。
濡れた髪の毛に触れたのがきっかけか、他愛ないお喋りから視線を絡ませたのが先か、何となく寄り添って互いの鼓動を感じて。先輩の白い肩に唇を落として、あぁ女の子は柔らかいな、なんて妙に冷静な自分がいたり。
かくして私たちは翌日も、そのまた翌日も同じ時間の浴室に名札を置いて関係を深めていったのでした。

そして、それからしばらくして私は他の上級生から疑問に思われながらも先輩の部屋に出入りするようになり、夏休みが始まる前には次期規律委員長として指名され、壇上に上がっていたのでした。

ここで一つ、私はくちびる同士でキスをすると妊娠するとなぜか頑なに信じていました。
理由は分かりません。
出産はドラ〇ンボールのピッ〇ロさんのように口から卵を出すかの如く産むのだと思い込んでいました。
だって女の子には肛門以外にも大事な穴が2つあるなんて知らなかったんだもん。

(保健体育の授業では習ったはずなのに)

なので、結局先輩が卒業して私が高校2年生になるまで、私は彼女にキスを1度もせずに終わってしまったのでした。
なんてこった! しかも局部には全く興味がなかったんです、私。
頭のてっぺんから足の指先まで舐めまわしても、局部には触れない。
そこに何があるかといえば、おしっこするところっていう認識しかなかった私のばかばか。

というわけで、次回はそんな権力持っちゃった私の、初めてのお仕置きエピソードをお送りしたいと思います。

下衆なお話で、恐れ入ります、すみません☆


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さかき藍(あおい)
1999年にSM業界に入り、今年で18年目。
2005年SMショーデビュー。
女王様の傍ら、緊縛師を目指して2011年、青山夏樹に弟子入り。
好きなプレイはゆっくりと苦痛を与えること。
好む道具は縄と鋸と鞭。
Twitter:@aoi1913
Blog:http://aoi1913.blog.fc2.com/
Mail:aoi1913@yahoo.co.jp

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